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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

ヒューヒュー!・164 三人の王様

2006-02-25 17:59:23 | ヒュー・ジャックマン
のち
すなみさんの所で話題に上ったことですが、面白いのでこちらでも。

ご存知 Hugh Jackman Multi-Media さんで、Other→Video→Other Videos と辿ったページに、1998年シドニーでの "Carols in the Domain" というのがありますが、これの "We Three Kings" のこと。

ヒューの他の二人の王様がどなたなのか、長いこと判らなかったのですが、David Hobson氏は、バズ・ラーマン演出『ラ・ボエーム』のロドルフォ役(つまりオペラ歌手)、もう一人のPeter Cousens氏は、かの『オペラ座の怪人』1997~98版ロンドン・キャストのファントムだったとのこと。その舞台のレビューはこちらなどで。
もちろんお二人とも豪出身、すなみさんのお話ではCousens氏はNIDA(豪国立演劇学校)を卒業しているそうです。(後で調べたところ、彼は豪ではラウルもレミゼのマリウスも演じていたとか。)いろいろ教えて下さってありがとうございました。

ヒューはと言えば、1998年という年から考えても、またヘアスタイルを見ても、まだロンドンで "Oklahoma!" 上演が続いていた頃だと思いますが、このイベントのために一時帰国でもしていたんでしょうか。
で、年明けて間もなく、ウルヴァリン役の最初のオーディションを受けた、とそういう時期です。
豪国内ではテレビにも出ていましたが、元来彼はミュージカル・スター、そしてこういうイベントやショーのホスト役として知られていたのでしょうね。
トニー賞では、ミュージカルの主演男優としてだけではなくて、司会者としてのキャリアに於いても頂点を極めたということだったかも知れません(それを対象にエミー賞を受賞している訳だし)。

何にしても、そういう錚々たる顔ぶれの三人だったということを知ってから、改めてこのクリップを観てみて……それからヘビーローテで見続けています……
お三方の朗々たる歌唱、マントさばきのカッコよさ…もうたまりませんわ
観ていない時でも、この歌はすっかり脳内BGMと化しています。
いわゆる「東方の三賢者」を歌ったこの歌の歌詞は、こちらのページなどをご参照下さい。
"Westward~"あたりでいちいちマイクを持ち替えるヒューが何だか可愛い。やっぱり左手で持たないと落ち着かないんでしょうねえ(彼は左利きです)。

ところで、同じ時のもう一つの「ネズミー」クリップの方ですが、あの最初に出て来る男の子って、初演トッド・マッケニー版 "The Boy From OZ" のリトル・ピーターの子なんでしょうか?ヒューの紹介を聞いてそう思いました。
あれが初演され評判を呼んだのが、まさに同じ1998年のことでした。その5年後、ヒュー自身がブロードウェイでピーターを演じることなど当時予想できた人はいなかったかも知れない、と思うと、彼の口から出る "The Boy From OZ" という言葉も合わせていろいろ感慨深いです。

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3 コメント

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We Three Kings (misao)
2006-02-26 01:49:12
 こんにちは。この曲クリスマスではお馴染みの曲なので勿論前から知ってましたが、去年教会で賛美歌歌っているとき、いざ歌う番になると、思わず力入ってしまいました。(笑)

旦那のお供で教会通いだして10年以上たつので、かなり賛美歌にも詳しくなりましたが、やはり西洋音楽の原点、教会音楽には名曲が多いのです。これ以外のクリスマスの曲で好きなものといえば、「エマニュエル」とか「グリーンスリーブス」とか「サイレント・ナイト」とかでしょうか。
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Unknown (すなみ)
2006-02-26 10:22:58
こんにちは。3人の王様、私もヘビーローテしてしまっています。マント! マント! かっこいい!

そしてもう一つの方のクリップですけど、彼の口からThe boy from ozと言われるとどっきりしますね。あの男の子は初演のyoung Peterなんですか? ヒューとあの子が一緒に唱って踊るシーンを今観るとなんだか感無量ですね。
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Unknown (Q)
2006-02-26 23:18:49
>misao様

こんにちは。例の歌は日本では讃美歌第二編にはいっているので、それほど歌う機会はないのですが、そちらではポピュラーに歌われているんですね。

それにしてもミュージカル風な歌唱と演出だと、ずいぶん印象が変わるものですね。



>すなみ様

先日はありがとうございました。三人の歌も、それぞれのキャリア等を知って観るのとそうでないのとでは、これまた印象が変わるものですね。

この顔ぶれで歌っていることから考えても、当時のヒューの評価は"song and dance man"寄りだったのでしょう。家人などはこれを観て、彼がこの後ウルヴァリンになることの方が、今となっては不思議だ、などと言っていました。

それにしても、当時はやはり、将来ピーター・アレンを演じるとは思っていなかったかも…
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