ときどき
さる３月18日、アンドリュー・ロイド＝ウェバー作『オペラ座の怪人』続編（？）『ラブ・ネバー・ダイ』が2019年１・２月に再演されることが発表されました。
ラブ・ネバー・ダイ｜ホリプロオンラインチケット
自分がそれを知ったのは、その3/18『ジキル&ハイド』東京千穐楽に備えて有楽町でランチを食べ、開場までまだ時間があったので別のカフェでひと休みしている時でした。何気なくツイッターを開いたところ、フォローしている皆様がそのことをツイートやリツイートしていたのです。第一報は石丸幹二さんの公式アカウントからでした。
そんな……わたしが一瞬タイムラインから目を離している隙に！まさに『ジキル＆ハイド』開演直前に！
同じくツイッター情報で既に上掲フライヤーも配布されていると知り、会場入り後、即ゲットしました。
2019年1－2月、石丸は、ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」でファントム役を務めさせていただくことになりました。大先輩の市村正親さんとのＷキャストです。日生劇場にて。石丸マネ
— 石丸幹二 (@team_kanji) 2018年3月18日
クリスティーヌは、濱田めぐみさん、平原綾香さんです。石丸マネ
— 石丸幹二 (@team_kanji) 2018年3月18日
何にしても嬉しいおしらせに心臓ドキドキです。
日本初演は2014年。『オペラ座の怪人』日本初演ファントムでもあった市村正親さん、そして劇団四季在籍時にはオペラ座に縁のなかった鹿賀丈史さんが満を持してのファントムとしてWキャスト主演ということで話題を呼びました。
来年の再演では鹿賀さんが抜け、四季在籍時にはラウル役者として名高かった石丸さんが新たに参加ということになります。
ただ──
この『ラブ・ネバー・ダイ』（原題・Love Never Dies）、『オペラ座の怪人』ファンからはきわめて評判が悪く、2010年の英初演時もラミン・カリムルー＆シエラ・ボーゲスという人気スターを得てさえも酷評の嵐でした。わたくしもストーリーやキャラクター設定を聞いて愕然。怒りさえ覚えました。したがって日本初演は観ていません。『オペラ座』続編ではなく、ロイド＝ウェバー卿によるただの二次創作という声も耳にします。
でも、悲しいかな（？）曲は良いんですよね……「君の歌をもう一度」など本当に美しい。物語を批判する人も「音楽だけは」素晴らしいとおっしゃいます。
というわけで再演は、初演ファントムだった市村さん、劇団にいた時はラウル一筋だった石丸さんというお二人への興味だけで観に行くことになりそうです。
