
3/21〜23の静岡旅行覚書も、やっと三日目に辿り着きました。あれから一週間近く経って、やっと書き終えることができそうです。
朝ごはんはビュッフェで。その日も6時半頃、席に着きました。宿泊客の数は前日より更に増えたようです。

この日も野菜中心にしました。鰆がまたあったのが嬉しく、前日にはなかったしらすと生桜海老のオープンオムレツも美味しかったです。富士宮焼きそばと魚介パエリアも(前の日に食べたばかりですが)いただきました。お椀の中は鯛だし。最後にもち麦入りご飯にかけてだし茶漬けにしました。

自分で焼くパンケーキもまたいただきました。

これはヨーグルトにいちごソースをかけたものですが、前日はなかった生いちごが美味しくて……静岡はいちごも名産でしたね。
ラウンジでは冷たい緑茶と食後のアールグレイを飲み、カフェラテはテイクアウト用カップに入れ、部屋で飲もうと持ち帰ったのですが──
ドアノブに腕(袖口?)が引っかかって、全部床にぶちまけてしまいました……
カーペットにまいた液体は、部屋のティッシュでできる限り吸い取りましたが、痕は残ってしまうでしょうね……脱いであった自分の靴にも一部かかりましたが、内部まで濡れなかったのが不幸中の幸いです。
或る程度拭き取った後、チェックアウト後の清掃に入る人に、備え付けのメモにお詫びのメッセージを記しておきました。本当に申し訳ないことをしたと反省しています。
気を取り直して──
息子から電話が来るまでTVを観ることにしました。BSで再放送中の朝ドラ『カーネーション』の最終週、一週間まとめ放送があったのです。我が家はBS環境にないので、ここで観られたのは僥倖でした。
本放送、地上波再放送、そしてこのBS再放送と、最終週を観るのはこれで三度目です。本放送時には批判もあったラスト一ヶ月でのヒロイン役交代でしたが、その一ヶ月があったからこそ、ヒロイン糸子の人生を最後まで描き切ることができたのだと、今は思います。
あの周防さんとのことが、最終回目前にして自らに還ってくる。その悔いも喜びも。老いるとはどういうことか、死を受容すること、それでも残るものとは──
本当につくづく素晴らしい、そしてすごい作品だったと思います。やはりBlu-rayを買うべき時が来たのかもしれません。
その後は荷造りなどしながら息子からの連絡を待ちましたが、電話がかかって来た時には既にホテル前まで来ていたそうです。
急いで部屋を出てロビーに降り、セルフでチェックアウトを済ませ、息子と合流しました。
今日はどこへ行こうか、と車内で話し合い、久しぶりに浅間神社へ行くことに。
駿河国総社 静岡浅間神社
相変わらず大改修を実施中で、全部終わるのに20年かかるそうです。

来るたび撮っている楼門。
拝殿は修復中。境内には大小さまざまな社が建ち並んでいます。

これも立派な八千戈神社。

大歳御祖社には、今日もお宮参りのご家族連れが数多く訪れていました。

神池の向こうの文化財資料館は、『どうする家康』放送時期には大河ドラマ資料館となっていました。

橋の上から覗く池には鯉がいっぱい。物陰に鴨もいました。

池近くの古木。特に御神木というわけではないようです。
今回はお守りやお土産は買いませんでしたが、おみくじだけは引きました。大吉でした。
無事お参りを済ませましたが、前日にチケットを買った新幹線の発車まで、まだまだ時間があります。
というわけで、同じく久しぶりに清水港まで行ってみることになりました。静岡市の中心部から清水までは、実は意外と距離があります。今は「清水区」ですが、昔──それこそちびまる子ちゃんの時代には独立した「清水市」でしたし。
向かった先は清水魚市場の《河岸の市》。
清水魚市場 河岸の市 | プロが選んだ本物の味
施設前の駐車場は早くも満車状態で、入庫待ちのクルマが列をなし、係のおじさんが一車ずつ回って、通りを隔てた目の前にある大型の立体駐車場を案内してくれていました。それに従い、息子もそこに駐めることにしました。
クルマを降り、歩いて市場へ行くのにどこで通りを渡ればいいのかよくわからず、《清水マリナート》脇の歩道橋を渡ってからエレベーターで下に降りて行きましたが、後で歩道橋のほぼ真下に横断歩道があることがわかりました。
ところでこの清水マリナート、JR清水駅前の立派な市民文化会館で、『レ・ミゼラブル』など舞台ミュージカル作品の地方公演が行われることもあり、息子も以前『ラ・カージュ・オ・フォール』を一人で観に行ったこともあるそうです。
静岡市清水文化会館(マリナート)
自分もやっと場所が判り、それこレミゼ公演などへ行きたい時もこれでバッチリ(?)です
それはともかく、《河岸の市》の建物は港へ抜ける通路を挟んで、飲食店街の「まぐろ館」、魚介や海産物を販売する「いちば館」に分かれています。

館内見取り図。
お昼を食べるために入ったまぐろ館には2階もあり、どのお店も既に行列ができていました。息子の話によると、河岸が開くのは早朝だから飲食店も朝9時ごろから開いていて、その日入った魚がなくなったら閉めてしまうお店もあるとのこと。それを知っている人は早い時間から来るようです。
どこでも良いから席がある所を──と思って入ったお店は、意外にもすぐ案内してもらえました。他ほど混んでいないのは、単純に店内が広いからかもしれません。
案内されたテーブルは、目の前がすぐ海(港)という特等席でした。
その時は店名さえ判りませんでしたが、後で調べたところ、このお店のようです。
清水港は冷凍まぐろの水揚げ日本一ということで、どのお店でもまぐろ丼イチオシでした。

頼んだのは三人ともこの海鮮丼。

おでんは注文してセルフで取りに行く形。上のまぐろ串は息子の分。自分と娘は大根をいただきました。昨日はガーリックと油まみれでしたが、今日はお魚系で少しはデトックスできたでしょうか。
食後は外に出て、しばらく港を眺めました。


この水上バス乗り場は、先ほどのお店のすぐ目の前にあり、食事中に発着も見られました。エスパルスドリームプラザや、特に三保へ行くには陸路より海回りの方が早くて便利だそうです。
その後は《いちば館》の方へ。駐車券にチェックを入れてもらうことが目的でしたが、先述のように海産物中心にいろいろなお店が並んでいて、昔よく行った築地の場外市場を思い出しました。生ものは買えないので、以前に静岡の土産物店でも買ったおつまみスナック「食べるおだし」(まぐろ・かつお)や桜海老を買ってみました。食べるおだしは息子もオススメ。とても美味しいです。お店の人がおまけにみかんもくれました。そういうことがあるから、市場の買い物は楽しいですね。
駐車場に戻ってみると、自分たちが入った頃には空いていたのが、出る頃にはいっぱいになっていました。
その先、三保へ回るほどの時間はなさそうなので、ひたすら南下。エスパルスドリームプラザの前を通り、倉庫街を抜け、後は国道150号線を静岡市中心部方面へ向けてひた走ります。左手に駿河湾、右に日本平や久能山という、気持ちの良い湾岸道路です。
静岡駅に戻る前にどこかでお茶でも一服して休もうということで、以前にも二度ほど来たことがあるこのお店に寄りました。

このお店《エバーグリーン》については、こちらのサイトが詳しいです。
ランチタイムとコーヒータイムの間くらいの時間でしたが、ランチのお客さんがまだ大勢いました。

頼んだのは三人ともホットアップルパイのアイスクリーム添え。ドリンクは自分はアイスティーにしました。
甘いものや冷たいものを摂取して疲れが取れました。
後は静岡駅へ向かうだけです。今回は駐車場を求めてグルグルすることなく、駅の近くに駐めることができました。
先述の通り新幹線チケットは既に買ってあるので、比較的余裕をもって行動でき、娘は職場へのお土産など買っていました。
息子とは新幹線改札前で別れ、娘と共に待合室で少し座って待ってから、いつも使うひかりで帰りました。
トップ画像は富士駅近くで撮った富士山。高速で走る車内からよく撮れたものです。
ともあれ、さらば静岡、また来る日まで──
東京に戻ってからのことは、この記事で書いた通りです。
二泊三日の旅行記を書くのに、たいへん時間がかかりましたが、とりあえずこれで終わります。
朝ごはんはビュッフェで。その日も6時半頃、席に着きました。宿泊客の数は前日より更に増えたようです。

この日も野菜中心にしました。鰆がまたあったのが嬉しく、前日にはなかったしらすと生桜海老のオープンオムレツも美味しかったです。富士宮焼きそばと魚介パエリアも(前の日に食べたばかりですが)いただきました。お椀の中は鯛だし。最後にもち麦入りご飯にかけてだし茶漬けにしました。

自分で焼くパンケーキもまたいただきました。

これはヨーグルトにいちごソースをかけたものですが、前日はなかった生いちごが美味しくて……静岡はいちごも名産でしたね。
ラウンジでは冷たい緑茶と食後のアールグレイを飲み、カフェラテはテイクアウト用カップに入れ、部屋で飲もうと持ち帰ったのですが──
ドアノブに腕(袖口?)が引っかかって、全部床にぶちまけてしまいました……

カーペットにまいた液体は、部屋のティッシュでできる限り吸い取りましたが、痕は残ってしまうでしょうね……脱いであった自分の靴にも一部かかりましたが、内部まで濡れなかったのが不幸中の幸いです。
或る程度拭き取った後、チェックアウト後の清掃に入る人に、備え付けのメモにお詫びのメッセージを記しておきました。本当に申し訳ないことをしたと反省しています。
気を取り直して──
息子から電話が来るまでTVを観ることにしました。BSで再放送中の朝ドラ『カーネーション』の最終週、一週間まとめ放送があったのです。我が家はBS環境にないので、ここで観られたのは僥倖でした。
本放送、地上波再放送、そしてこのBS再放送と、最終週を観るのはこれで三度目です。本放送時には批判もあったラスト一ヶ月でのヒロイン役交代でしたが、その一ヶ月があったからこそ、ヒロイン糸子の人生を最後まで描き切ることができたのだと、今は思います。
あの周防さんとのことが、最終回目前にして自らに還ってくる。その悔いも喜びも。老いるとはどういうことか、死を受容すること、それでも残るものとは──
本当につくづく素晴らしい、そしてすごい作品だったと思います。やはりBlu-rayを買うべき時が来たのかもしれません。
その後は荷造りなどしながら息子からの連絡を待ちましたが、電話がかかって来た時には既にホテル前まで来ていたそうです。
急いで部屋を出てロビーに降り、セルフでチェックアウトを済ませ、息子と合流しました。
今日はどこへ行こうか、と車内で話し合い、久しぶりに浅間神社へ行くことに。
駿河国総社 静岡浅間神社
相変わらず大改修を実施中で、全部終わるのに20年かかるそうです。

来るたび撮っている楼門。
拝殿は修復中。境内には大小さまざまな社が建ち並んでいます。

これも立派な八千戈神社。

大歳御祖社には、今日もお宮参りのご家族連れが数多く訪れていました。

神池の向こうの文化財資料館は、『どうする家康』放送時期には大河ドラマ資料館となっていました。

橋の上から覗く池には鯉がいっぱい。物陰に鴨もいました。

池近くの古木。特に御神木というわけではないようです。
今回はお守りやお土産は買いませんでしたが、おみくじだけは引きました。大吉でした。
無事お参りを済ませましたが、前日にチケットを買った新幹線の発車まで、まだまだ時間があります。
というわけで、同じく久しぶりに清水港まで行ってみることになりました。静岡市の中心部から清水までは、実は意外と距離があります。今は「清水区」ですが、昔──それこそちびまる子ちゃんの時代には独立した「清水市」でしたし。
向かった先は清水魚市場の《河岸の市》。
清水魚市場 河岸の市 | プロが選んだ本物の味
施設前の駐車場は早くも満車状態で、入庫待ちのクルマが列をなし、係のおじさんが一車ずつ回って、通りを隔てた目の前にある大型の立体駐車場を案内してくれていました。それに従い、息子もそこに駐めることにしました。
クルマを降り、歩いて市場へ行くのにどこで通りを渡ればいいのかよくわからず、《清水マリナート》脇の歩道橋を渡ってからエレベーターで下に降りて行きましたが、後で歩道橋のほぼ真下に横断歩道があることがわかりました。
ところでこの清水マリナート、JR清水駅前の立派な市民文化会館で、『レ・ミゼラブル』など舞台ミュージカル作品の地方公演が行われることもあり、息子も以前『ラ・カージュ・オ・フォール』を一人で観に行ったこともあるそうです。
静岡市清水文化会館(マリナート)
自分もやっと場所が判り、それこレミゼ公演などへ行きたい時もこれでバッチリ(?)です

それはともかく、《河岸の市》の建物は港へ抜ける通路を挟んで、飲食店街の「まぐろ館」、魚介や海産物を販売する「いちば館」に分かれています。

館内見取り図。
お昼を食べるために入ったまぐろ館には2階もあり、どのお店も既に行列ができていました。息子の話によると、河岸が開くのは早朝だから飲食店も朝9時ごろから開いていて、その日入った魚がなくなったら閉めてしまうお店もあるとのこと。それを知っている人は早い時間から来るようです。
どこでも良いから席がある所を──と思って入ったお店は、意外にもすぐ案内してもらえました。他ほど混んでいないのは、単純に店内が広いからかもしれません。
案内されたテーブルは、目の前がすぐ海(港)という特等席でした。
その時は店名さえ判りませんでしたが、後で調べたところ、このお店のようです。
清水港は冷凍まぐろの水揚げ日本一ということで、どのお店でもまぐろ丼イチオシでした。

頼んだのは三人ともこの海鮮丼。

おでんは注文してセルフで取りに行く形。上のまぐろ串は息子の分。自分と娘は大根をいただきました。昨日はガーリックと油まみれでしたが、今日はお魚系で少しはデトックスできたでしょうか。
食後は外に出て、しばらく港を眺めました。


この水上バス乗り場は、先ほどのお店のすぐ目の前にあり、食事中に発着も見られました。エスパルスドリームプラザや、特に三保へ行くには陸路より海回りの方が早くて便利だそうです。
その後は《いちば館》の方へ。駐車券にチェックを入れてもらうことが目的でしたが、先述のように海産物中心にいろいろなお店が並んでいて、昔よく行った築地の場外市場を思い出しました。生ものは買えないので、以前に静岡の土産物店でも買ったおつまみスナック「食べるおだし」(まぐろ・かつお)や桜海老を買ってみました。食べるおだしは息子もオススメ。とても美味しいです。お店の人がおまけにみかんもくれました。そういうことがあるから、市場の買い物は楽しいですね。
駐車場に戻ってみると、自分たちが入った頃には空いていたのが、出る頃にはいっぱいになっていました。
その先、三保へ回るほどの時間はなさそうなので、ひたすら南下。エスパルスドリームプラザの前を通り、倉庫街を抜け、後は国道150号線を静岡市中心部方面へ向けてひた走ります。左手に駿河湾、右に日本平や久能山という、気持ちの良い湾岸道路です。
静岡駅に戻る前にどこかでお茶でも一服して休もうということで、以前にも二度ほど来たことがあるこのお店に寄りました。

このお店《エバーグリーン》については、こちらのサイトが詳しいです。
ランチタイムとコーヒータイムの間くらいの時間でしたが、ランチのお客さんがまだ大勢いました。

頼んだのは三人ともホットアップルパイのアイスクリーム添え。ドリンクは自分はアイスティーにしました。
甘いものや冷たいものを摂取して疲れが取れました。
後は静岡駅へ向かうだけです。今回は駐車場を求めてグルグルすることなく、駅の近くに駐めることができました。
先述の通り新幹線チケットは既に買ってあるので、比較的余裕をもって行動でき、娘は職場へのお土産など買っていました。
息子とは新幹線改札前で別れ、娘と共に待合室で少し座って待ってから、いつも使うひかりで帰りました。
トップ画像は富士駅近くで撮った富士山。高速で走る車内からよく撮れたものです。
ともあれ、さらば静岡、また来る日まで──
東京に戻ってからのことは、この記事で書いた通りです。
二泊三日の旅行記を書くのに、たいへん時間がかかりましたが、とりあえずこれで終わります。