今日から9月。今年も残すところ4ヶ月となりました。うわぁ……
その9月初めの日は朝から雨模様。本降りにならず、ずっとしとしと降り続いています。気温はかなり下がりましたが、湿度のせいか室内は暫く熱がこもっていて、窓を開ければ寒い、閉めると暑い、という微妙な感じでした。そして、気圧変化のせいか、午前中はずっと眠かったです。食欲もあまりなく、朝食ではなく久しぶりにブランチにしました。
生協配達日につき在宅。娘から夕方頃来ないかとお誘いもありましたが、商品到着時間がかなり遅くなった上、一昨日会ったばかりだし雨が降り続く中を出かけるのも——ということで、今回は見合わせました。
午後は『科捜研の女』傑作選再放送。今日は福井のわらべ唄連続殺人事件(&恐竜)回でした。何回も観たエピソードですが、盛り沢山な内容に意表を突いたキャスティングと、やはり面白いです。
夕食後は『刑事7人』。つまらなくはなかったけれど、『相棒』で観てみたかった気もします。
と、その前に観たのがロックオペラ『ジーザス・クライスト=スーパスター』2012年アリーナツアー版Blu-rayディスク。1973年映画版、2000年版との3枚組セットをやっと発掘しました。
現代の社会情勢を思わせる背景と「革命」っぽい雰囲気ゆえか、ユダの行為も個人的な懊悩によるものと言うより、思想的な乖離の側面が強く感じられます。カヤパ&アンナスの描き方もあって、ただの普通の(?)密告者にも見えました。このたび初めて知ったことですが、演出は『レ・ミゼラブル』新演出版のローレンス・コナーなんですね。そう言われると「ああ…」という感じです。ジーザスにはアンジョルラスの雰囲気もありましたし。
国家と言うより悪の大企業のエラい人たちみたいな祭司集団やTVのトークショーの人気ホストを思わせるヘロデ、ジョギング帰りのピラト知事等、変な見どころも多かったです。
しかし、これで3作観た結果、自分はやはり(アンドリュー・ロイド=ウェバー卿自身は気に入らないという)1973年映画版が好きだなぁ……と思いました。
追記:夜遅く、結局73年版も飛ばし飛ばし観ました。映像や演出には今観ると疑問がないわけではないけれど、歌唱に関してはやはりこれが自分にとってのスタンダードだと再認識しました。