
ケネス・ブラナー監督の映画『魔笛』が7月に日本でも公開されますが、そのブラナー先生、プロモーションのために先週来日していたんですね。
→シネマトゥデイ
Cinema Cafe
eiga.com
(eiga.com には、もう一つとんでもないニュースが上がっていますが、それはまた改めて)
時代背景は第一次世界大戦かぁ……
シェイクスピア作品でもいろいろと新しい試みをして来た人だけど、モーツァルトの、特に『魔笛』を英語で、というのはどうなんだろう?
ご興味ある方は、下記公式サイトへGO!トレイラーも観られます。
映画「魔笛』公式サイト
さて、本家『魔笛』をCDで聴くとなると、これはもう前ブログでも紹介したカール・ベーム指揮ベルリンフィル盤に尽きると言って良いでしょう。LP時代からの不滅の名盤です。私事ですが、夫はこれと『ニーベルングの指輪』(LPで出たあらゆるシリーズを持っている)のためにステレオセットを買い整えたそうです。
→モーツァルト:魔笛 全曲
フィッシャー=ディースカウのパパゲーノは貫禄すぎる気もしますが、ブンダーリッヒのタミーノが聴けるのが嬉しいですね。
一方舞台の映像では、これも前ブログで紹介しましたが、何と言っても、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場盤をお奨めします。
→モーツァルト 歌劇《魔笛》全曲
長らく品切れが続いていましたが、昨年ようやく新盤が出ました。うちにはLDがありますが、DVDで買い直してもいいかも。
歌手がみな素晴らしく、奇を衒わない演出も心地よいです。
中でもドイツの普通の「庶民」姿で登場するパパゲーナ&パパゲーノの有名な二重唱。楽しい曲であり演出であるのに、到ってシンプルな歌詞とメロディが、そのまま愛と未来への讃歌となって、ここを観るといつも滂沱の涙を流してしまいます。
と、いろいろ書きましたが、ブラナー先生の映画も公開されれば観に行ってしまうでしょう、多分。





