
さる6/4(水)、娘と共に上野の東京文化会館にて、石丸幹二さんのデビュー35周年記念オーケストラコンサートを観て(聴いて)来ました。
6/5の「おでかけおかえり」にも記したように、その日は宿泊体制で出かけました。いつもなら水曜日は「生協配達日につき在宅」の日ですが、そういう事情につき今回分は注文しませんでした。
午前中に家を出て、神田のドーミーインに荷物を預け、いったん上野へ行って展覧会を観てからホテルに戻ってチェックイン。少し休んで再び上野へ向かうという、なかかなの強行軍でした。
ともあれ、開場時間(17:30)前に文化会館に着くことができました。

公演概要は主催プロマックス、および石丸さんのオフィシャルサイトから。
「石丸幹二 オーケストラコンサート 2025」【2025年5月~8月】 | 石丸幹二オフィシャルサイト
ツアー2演目の東京(上野)公演のゲストは花總まりさんです。

広い会場内のホワイエには、いろいろな企業やTV番組等から送られたお花スタンドが10基近く並んでいました。東宝さんはもちろん、TV関係では【題名のない音楽会】などからも、また今夏公開の出演映画『雪風 YUKIKAZE』制作の「デスティニー」、また出演が予定される「キントリ」こと『緊急取調室』からもお花が届き、華やいだ雰囲気です。

その中ではこの明治チョコレートからのお花が素敵でした。お花の中に「チョコ先生」でおなじみ「チョコレート効果」のパッケージを忍ばせているのも良いですね。
会場内は5階席までお客さんでいっぱい!自分たちの席はセンターブロックではないけれどかなり前方でした。
さて、コンサートの内容ですが──
終演後、ロビーのあちこちにセットリストが掲示されていたものの「SNSへの掲載はおやめください」との注意書きが添えてあったので、ここでも貼付はしません。ブログはSNSではないけれど、広く「ネット」の意とも解釈できますし、詳述はしないでおきます。会場ごとに異なるゲストさんをお迎えして、曲目もそのつど変えてくるからという事情もあるのかもしれません。
というわけで簡単な感想を。
これまで石丸さんご出演のオーケストラコンサートは、ご本人のお名前を冠したもの、かつての「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」他の皆さんと(時に海外からのゲストとも)ご一緒したものなど、いろいろ拝見拝聴してきて、ここ数年のパワーアップぶりはすごい!と感嘆しておりましたが、今回また最高を更新されたと思います。ご自分でもネタにしていた「もうすぐ還暦」の人の声ではないです。素晴らしかったです。
ただ、第一部では音響があまり良くないかも?(文化会館なのに)と思っていましたが、娘いわくスピーカーが石丸さんの声量に対応できていなかったのではないかと。二部では改善されていたので、やはり機材の問題だったのかもしれません。
詳述できないセットリストですが、これまでのコンサートではあまり歌ったことのないナンバーも歌ってくださって、新鮮な感動がありました。
花總まりさんゲストということで、『モンテ・クリスト伯』や『シークレット・ガーデン』『レディ・ベス』そして『エリザベート』からの楽曲もデュエットしてくださいました。
『エリザベート』では実際に共演したことはないニアミス出演なのですが、そこからの楽曲というと、以前にデュエットされた「私が踊る時」かな、と予想していたところ、なんと「夜のボート」でした!思わず書いてしまいましたが「曲目にはいっさい言及してはダメ」とは言われていないので
実はエリザベートの中で自分が一番好きなのがこの曲でもあり、感動しました。
その他の曲では、今年ご出演のあの舞台作品のあの曲のイントロが流れた時、思わず娘と顔を見合わせてしまいましたが、コンサートの中の一曲として聴く分には、そこまで虚無感情に苦しむこともなく、素直に聴けました。思わず、あの「出来らぁっ!」の漫画が脳裏をチラついたりもしましたが。
その後で石丸さんが、この作品について「脚本がひどいというご意見もありますが」というようなことをおっしゃって──ああ、気にしてらっしゃったのだと、少しばかり申し訳ない気持ちになりました。ネットを見ればいろいろ書かれていますしね。自分もこのブログなどでさんざん書きましたし……
関連して劇団四季の『オペラ座の怪人』ご出演当時のお話をしてくださったのは嬉しかったです。
今回のセットリストがどうと言うより、オケコンでは必ず歌われる定番曲なので曲名を出すと「時が来た」はやはり素晴らしかったです。一昨年の最後の公演以来、アレンジなしに「ワイルドホーンの楽譜通り」歌われていて、このたびもその通りでした。
そして、ああ『ジキル&ハイド』という作品は石丸さんの中できれいに完結したんだなと、納得もできました。石丸幹二さん主演舞台としての『ジキル&ハイド』も、一昨年大阪まで追って行って、その完成形を見せてもらったと思っています。
LNDとジキハイは、それぞれ真逆の意味で、このさき自分は二度と観ることがないであろう作品となりました。
石丸さんのお衣装は前半が金ピカスーツ。でもケバケバしくなくてお似合いです。後半は打って変わって燕尾服でした。名古屋公演の時も同じだったそうですから、この先の公演も同様だと思われます。
ツアーはこれから8月まで大阪→札幌→博多→山形と回り、東京に戻ってサントリーホールでオーラスとなる予定です。その大千穐楽もチケットは取れている、はず……?いつもの「オッサンズ」の皆さん、そして井上芳雄さんとどんなステージを見せてくださるか楽しみです。
6/5の「おでかけおかえり」にも記したように、その日は宿泊体制で出かけました。いつもなら水曜日は「生協配達日につき在宅」の日ですが、そういう事情につき今回分は注文しませんでした。
午前中に家を出て、神田のドーミーインに荷物を預け、いったん上野へ行って展覧会を観てからホテルに戻ってチェックイン。少し休んで再び上野へ向かうという、なかかなの強行軍でした。
ともあれ、開場時間(17:30)前に文化会館に着くことができました。

公演概要は主催プロマックス、および石丸さんのオフィシャルサイトから。
「石丸幹二 オーケストラコンサート 2025」【2025年5月~8月】 | 石丸幹二オフィシャルサイト
ツアー2演目の東京(上野)公演のゲストは花總まりさんです。

広い会場内のホワイエには、いろいろな企業やTV番組等から送られたお花スタンドが10基近く並んでいました。東宝さんはもちろん、TV関係では【題名のない音楽会】などからも、また今夏公開の出演映画『雪風 YUKIKAZE』制作の「デスティニー」、また出演が予定される「キントリ」こと『緊急取調室』からもお花が届き、華やいだ雰囲気です。

その中ではこの明治チョコレートからのお花が素敵でした。お花の中に「チョコ先生」でおなじみ「チョコレート効果」のパッケージを忍ばせているのも良いですね。
会場内は5階席までお客さんでいっぱい!自分たちの席はセンターブロックではないけれどかなり前方でした。
さて、コンサートの内容ですが──
終演後、ロビーのあちこちにセットリストが掲示されていたものの「SNSへの掲載はおやめください」との注意書きが添えてあったので、ここでも貼付はしません。ブログはSNSではないけれど、広く「ネット」の意とも解釈できますし、詳述はしないでおきます。会場ごとに異なるゲストさんをお迎えして、曲目もそのつど変えてくるからという事情もあるのかもしれません。
というわけで簡単な感想を。
これまで石丸さんご出演のオーケストラコンサートは、ご本人のお名前を冠したもの、かつての「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」他の皆さんと(時に海外からのゲストとも)ご一緒したものなど、いろいろ拝見拝聴してきて、ここ数年のパワーアップぶりはすごい!と感嘆しておりましたが、今回また最高を更新されたと思います。ご自分でもネタにしていた「もうすぐ還暦」の人の声ではないです。素晴らしかったです。
ただ、第一部では音響があまり良くないかも?(文化会館なのに)と思っていましたが、娘いわくスピーカーが石丸さんの声量に対応できていなかったのではないかと。二部では改善されていたので、やはり機材の問題だったのかもしれません。
詳述できないセットリストですが、これまでのコンサートではあまり歌ったことのないナンバーも歌ってくださって、新鮮な感動がありました。
花總まりさんゲストということで、『モンテ・クリスト伯』や『シークレット・ガーデン』『レディ・ベス』そして『エリザベート』からの楽曲もデュエットしてくださいました。
『エリザベート』では実際に共演したことはないニアミス出演なのですが、そこからの楽曲というと、以前にデュエットされた「私が踊る時」かな、と予想していたところ、なんと「夜のボート」でした!思わず書いてしまいましたが「曲目にはいっさい言及してはダメ」とは言われていないので

その他の曲では、今年ご出演のあの舞台作品のあの曲のイントロが流れた時、思わず娘と顔を見合わせてしまいましたが、コンサートの中の一曲として聴く分には、そこまで虚無感情に苦しむこともなく、素直に聴けました。思わず、あの「出来らぁっ!」の漫画が脳裏をチラついたりもしましたが。
その後で石丸さんが、この作品について「脚本がひどいというご意見もありますが」というようなことをおっしゃって──ああ、気にしてらっしゃったのだと、少しばかり申し訳ない気持ちになりました。ネットを見ればいろいろ書かれていますしね。自分もこのブログなどでさんざん書きましたし……

関連して劇団四季の『オペラ座の怪人』ご出演当時のお話をしてくださったのは嬉しかったです。
今回のセットリストがどうと言うより、オケコンでは必ず歌われる定番曲なので曲名を出すと「時が来た」はやはり素晴らしかったです。一昨年の最後の公演以来、アレンジなしに「ワイルドホーンの楽譜通り」歌われていて、このたびもその通りでした。
そして、ああ『ジキル&ハイド』という作品は石丸さんの中できれいに完結したんだなと、納得もできました。石丸幹二さん主演舞台としての『ジキル&ハイド』も、一昨年大阪まで追って行って、その完成形を見せてもらったと思っています。
LNDとジキハイは、それぞれ真逆の意味で、このさき自分は二度と観ることがないであろう作品となりました。
石丸さんのお衣装は前半が金ピカスーツ。でもケバケバしくなくてお似合いです。後半は打って変わって燕尾服でした。名古屋公演の時も同じだったそうですから、この先の公演も同様だと思われます。
ツアーはこれから8月まで大阪→札幌→博多→山形と回り、東京に戻ってサントリーホールでオーラスとなる予定です。その大千穐楽もチケットは取れている、はず……?いつもの「オッサンズ」の皆さん、そして井上芳雄さんとどんなステージを見せてくださるか楽しみです。