今回は「繁藤堰堤(しげとうえんてい)・繁藤ダム」(番外堰堤札所第4番)です
まず「繁藤堰堤」なのか? 「繁藤ダム」なのか?
「ダム」の定義(河川管理施設等構造令)に「堤の高さが15メートル以上」とあるので、高さから言うと「繁藤堰堤」です
ただ、Googleマップでも「繁藤ダム」、管理事務所の看板も「繁藤ダム事務所」になっています(写真は撮っていません)
で、普通は「堰堤」か「ダム」か気にしなくて良いですが、15m以上が「ダム」で、低いのが「堰堤」と頭の片隅に、、、
前回の「穴内川ダム」でも触れていますが、「穴内川ダム」を上池、「繁藤堰堤・繁藤ダム」を下池とした揚水発電を行っています
そして、「繁藤堰堤・繁藤ダム」から山をこえて「休場ダム」へ送水して発電に利用した水は、国分川を経て土佐湾・太平洋へと流れていきます
場所は、国道32号脇にあります
(撮影:2023年8月)
所在地:高知県香美市
河川名:吉野川系穴内川
型式:重力式
堤高:9.9m
堤頂長:95.7m
水利使用標識
左岸(国道32号側)下流側から
堤頂は通行可能です
堤頂は通行可能です
上流側から
穴内川 下流方向
上流方向
右岸 下流側から
上流側から
管理事務所
私が訪問した時は、「穴内川ダム」「休場ダム」のダムカードはここで戴けてました
現在は、メールでの申請になったようです
以下は、ダム巡礼に欠かせないサイト、アプリへのリンクです
アプリ「よんでんダムナビ」よんでんダムナビ(iPhone)、よんでんダムナビ(Android)
ダムカード(四国地方)環境 - 国土交通省水管理・国土保全局
なお、タイトルの名称はGoogle Mapsに準じてます
ダムは、昭和39年にできた河川法で 高さが15m以上の堰堤と定義されてます
15m未満は「ダム」の名称になっていても、堰堤扱いです