2018 10/25 アジアQZSS(日)IGSO(中印)軌道 安倍首相本日初訪中 QZS-4太陽合へ接近中 次は中国BD-IGSO ３と６が並行同期合生起か？

2018 10/25 QZS-4が今月中に太陽合になる見通しです。じわじわ接近中です。



逃げる太陽の赤緯南下はだいぶ落ちてきています。

QZS-4太陽合に続いて生起するのは、中国北斗(BDSS)東輪IGSO-3とBDSS西輪IGSO-6のペアであることが見えてきています。両輪並行同期の合生起になりそうです。冬至へ向けて太陽赤緯の南下速度は一気に落ちてくるため、年内の並行同期太陽合となるでしょう。

まずは着実にQZS-4と太陽との合をフォローしてゆきます。

QZSS/IGSOの７時間連続アニメGIFを記録します。肝心の時間帯でバタバタしていますが、接近ぶりは、判別できます。


Irfanviewの機能を最大限使用して、画質・分解能をギリギリにあげています。

天変地異列島とその周辺地域では１週間後のQZSS正式サービスインが期待されています。

安倍総理が本日から初の訪中です。大衆にも幾何学的に理解しやすいQZSS/BDSｰIGSO将来計画についても、日中(印)間で長期的な宇宙技術協力を進める良い機会にもなりうるでしょう。内閣府QZSS担当は大いに頑張ってください。この訪問期間中は、ちょうどQZS-4太陽合時期と重なっています。

測地GPS/GNSSの露払い役であった日中VLBI共同実験において、日本からの技術支援によって、鹿島宇宙センターと上海天文台の電波望遠鏡の間の距離が、毎年３cmづつ接近しているという画期的な成果が、平成4年10月23日～10月28日の天皇皇后両陛下の中国訪問時の上海訪問の際に大きく取り上げられました。