南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.6.24 越前和紙漉き見事! 3723太陽黒点群活動に要注目 BD3-IG-3太陽合ピークアウト 次は来週末のBD-I1-Sか? IG4?座の象限切替え決まる

2024年06月24日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.6.24 昨夜の紫式部大河の最大の見せ場は,まひろが越前和紙の作成プロセスと紙漉きの職人技を見学して,越前和紙の紙質の見事さに目覚めるシーンでしょう.
大陸や半島の紙質に勝る越前和紙の魅力が,紫式部を源氏物語の大長編の執筆へ導いたのでしょう.

「紙がどうやって作られているのか、まひろは人生で初めて知ることになります。後の文学者・紫式部にとって非常に大切な瞬間です。また、1000年以上にわたって作り続けられてきた越前和紙を視聴者にしっかりと伝えたいという思いもありました」(NHK美術チーフディレクター山内さん). このシーンは見事な大成功といえるでしょう.漢詩や草書体の細筆文字の魅力の理解までは,ちょっと足踏みをしてしまっている若い視聴者でも,この越前和紙漉きの1分あまりのシーンには強い関心を持ったものと推察します.

しばしば参照させて頂いている以下のURLの篠原さんのページなどによりますと,
http://swnews.jp/
https://sdo.gsfc.nasa.gov/data/

以下のアニメGIFの3723黒点群活動に今後注目されたしとのことです.
太陽の南東に3723黒点群が現れ、M9.3の中規模フレアが起きたとのことです.


太陽表面の壮大エベントに比較すれば,当ブログは地味な記録ですが,着実に継続してゆきたいと思います・
BD3-IG-3の太陽合はピークアウトしました.来週末には次のBD-I1-S太陽合が生起する予定です.



β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.
β角プロットの6月の点検課題は2つともに無事済みました. ①IG五座BDIG-2,-5⇒太陽合ピークアウト完了 ②IG4?座⇒象限切り替え完了
特にβ角プロットでの,IG4?座の3衛星軌道の南下から北上への一番急激な象限切替えを詳細に観察できています

パラパラ分散型IG五すばる座の中へ,キリッと引き締まったIG三座とNavIC-1EとQZS-2の三カ国衛星のトリプル貫入が継続しています.
QZS-2とNavIC-1EとIG三座のトリプル,そしてQZS-4とIG4?座のダブルは,半年ごとに太陽合が重なり合う複合クロスイベントを引き起こしています.
IG五座のBDIG-2とBDIG-5の2衛星のβ角プロットは見事に重なっており1本線に見えています.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
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