南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2018 04/16-04/17 おはようYRP 1I機がIGSO化へ IGSO&QZSS ubx24時間並行モニタ・アニメGIF@北多摩

2018年04月17日 | おはようYRP UBX スカイプロット
2018 04/16-04/17
360°視界が広がるYRP屋上でのQZSS/GNSS UBX24時間データにIGSO&QZS Orbitsを並行させたアニメGIFです。GPS・BDSともに連続お手玉湧き出し運動状態の煙幕MEOを除いた左図の方が、QZSSを取り巻く東アジアのGNSS状況・情勢をよりリアルに濃密に正確にします。インドは既にIGSO2機を東アジアに投入済みです。1I機がIGSO化へ進展しています。

21世紀に入り、わが国が主導してきたQZSS技術はGPS補完・補強という受け身的技術というより、グローバルとローカルを繋ぐインターフェイスとして壁を突き破る役割を果すブレークスルー技術として位置づけるべきではと考えます。


2018 04/16-04/17 IGSO&QZS Orbits↑+YRP屋上アンテナ+u-blox↑M8Nスカイプロット並行24時間モニタアニメを記録します。

下記の最後の1コマが左端にて、かろうじて示すように1I機がIGSO化へ進展しています。


アラートONながらB17のこれまでにない中心経度の単独IGSO運動は注視が必要です。単独IGSOではグローカルな役目を果たせず、並走する同中心経度の相棒IGSOが必要と考えます。今後どの段階でB17がアラートOFFになるのかどうかにBDSS陣営の考え方が見えると思いますので、着目しましょう。1I機がIGSO化へ進展中です。

インドまで乗り出してくるとなると、東アジアにおける測位衛星の世界はスマホ椅子取りゲームのようでもあり、またIoT/5Gの主導権をめぐる基盤技術碁石の打合いそのものの世界でもあります。YRPがスマホ・モバイルGNSSをグローカルな立場で本気で踏ん張るべき出番だと思いますよ!
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