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南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

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アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信fj鷹@gmail.com

2019 02/14 QZS-1と-3の接近がお雛祭りではありません。

2019年02月14日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 02/14 QZS-1とQZS-3の位置の接近がお雛祭りになるのではありません。下のタイルの下図では2つのQZS衛星が接近していますが、これはひな祭りとは無関係です。瞬時の偶然の一致での接近です。



2月初旬の節分・立春を過ぎてから、太陽の赤緯北上速度はペースをあげて、春分へ向かう時期に入ります。春分には太陽は赤緯ゼロ・赤道上空を一周飛翔します。一方、静止衛星GEOであるQZS-3は、まさにじっと赤道上空で地球自転に同期して常時静止状態にあります。

またQZS-1の8の字軌道上の位置は、この季節の日本時間のお昼ごろは北半球から南下をしてくる時間帯です。一方、QZS-4は北上をしています。しかしQZS-1とQZS-4の8の字軌道は、最近はほとんど重なりあうような配置となっています。

この重なりあうような状態をお雛さま状態と前ブログ記事で申し上げたわけで、余り良い比喩ではなかったようです。ご理解頂ければ幸いです。
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