21.6.8 東京新感染369 60 (前週471 70 前々週542 71) BDS三姉妹太陽合ピークアウト、今週中にもBDS五兄弟縦列は先頭BD-I2-SからBDIGSO-2,-5へ準太陽合状態に
2019 06/08 QZS-2は合通過 夏至を前にして華麗なBD三姉妹(東輪IGSO-3、中輪BDⅢーIGSO-1 西輪IGSO-6)同期太陽合注視 IGSO/QZS軌道2019 06/08 QZS-2は太陽合ピークを通過しました。今週一杯までの取得データによりQZS-2の合ピーク日の判定を予定します。太陽赤緯上昇は夏至へ向け停止しつつあります......
2020 6/8 コロナ東京新規感染13名 BD三姉妹先頭太陽合到達⇒6-8月:BD十字星連続太陽合⇒8月:NavIC-1E,-1Iペア同期合
本年と昨年の6/8のアニメGIFの比較については、以下引用記事内のアニメGIFと比較しながらご覧ください。1年前記事との比較により、日本社会の新型コロナ疫などによる1年間の変化を垣......
2021.6.8 東京新感染369 重症60 (前週471 70 前々週542 71) 前週比78%
東京コロナ第4波レベルは前週比78%です。今後のインド株等による第5波へのリバウンドが怖いです。
BDS三姉妹(BD3-IGSO-1,BD-IGSO-3,BD-IGSO-6)の同期太陽合はピークアウトしました。
当ブログはBD衛星配列太陽合が一番濃厚に連続する2021夏至前後時期のBDデイリーモニタリングにできるだけ全集中します。
太陽合ピークアウトしたBD三姉妹(BD3-IGSO-1,BD-IGSO-3,BD-IGSO-6)に続き、今週中にもBD五兄弟縦列(BD-I2-SからBDIGSO-2,-5等々)が準太陽合に入ります。
この夏至前後のBDS五兄弟衛星縦列が、長大に南下連続している意義は、まだ充分には見えていません。しかし東南アジアやインド洋へ連なる長大な衛星連続縦列であることは一目瞭然の事実です。
今週中にも、BDS五兄弟縦列の先頭であるBD-I2-SからBDIGSO-2,-5等々と順に準太陽合状態へ入り始めます。こうした年周的な効果は積み重ねて記録しておく価値があるでしょう。
東アジアとインド・太平洋での緊張の高まりからみて、ますますQZS/IGSOモニタリングは重要な課題となってきていると考えます。
ご自身で以下のN2YOのURLを叩いてご確認されるのが、なにより大切であると思います。なおアンカーとしては、静止精度が高くかつ安定な日本のBSAT-4A(42951)を、2019年から使用しています。
https://www.n2yo.com/?s=42951|42917|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|39635|40547|41241|44441|43286|43539|44204|40938|40549|44709|44337
このN2YOサーバによる衛星軌道の表示がWEB上に現れたら、各衛星マークをマウスオーバーすると衛星名が表示されます。
上記のn2yoサーバによるアジアンQZS/IGSO軌道群図を、以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
QZS/IGSO軌道の3倍拡大縦アニメGIFを記録します。
Navic西輪軌道が重要になってきていますから、西NavIC軌道までカバーするように経度方向に西側へ拡大しています。

BDS三姉妹(BD3-IGSO-1,BD-IGSO-3,BD-IGSO-6)の太陽との最小離角を赤色円にて、続く南下縦列BDS五兄弟(BD-I2-SからBDIGSO-2,-5等々)を緑色円にて示しています。
太陽赤緯軌道は、夏至へ向けて、北回帰線にグングン接近してきていることが分かります。2021夏至前後のIGSO宇宙空間はイロイロと熱くなりそうです。

インドNavIC系については、NavIC-1D,1E同期プロットの正象限と反象限の切り替りは黄道に近接して起きていることがわかりました。昨年4月初めに起きていたNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代からちょうど半年経って、昨年10月初めにNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代が起きています。相棒の東西両輪NavIC-1Dと -1Bペアについては位相が重なり過ぎのためか、こうした現象は見えません。NavIC IGSO 4衛星について太陽軌道との交点問題について、位相幾何学的な象限問題があります。インクリの一番小さいIGSOであるNavICにおいて、太陽軌道との交点問題の位相幾何学的な象限問題は、一番理解し易いことが見えてきました。軌道線間の交点の解が2つの象限に分かれる場合にどちらを選ぶかという問題です。
この半年ごとに生起するNavIC -1Eペアの遠近交代のタイミングが、ちょうどQZS-1軌道太陽最短距離が交差するのは日印の宇宙空間ご縁の偶然的発見といえるでしょう。インド太平洋経済構想に日本QZSSとインドNavICが果たすべき役割の鍵を暗示しているかもしれません。
衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています。太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます。特に月面着陸などの将来実験においてIGSO/QZSSの軌道運動位相を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の活用・分析が効果的といえるでしょう。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。

平成期の日本宇宙陣は、欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS軌道測位衛星実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出したといえるでしょう。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。