まちづくりとLRT

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第18回FCCサロン「現場の担当者が語るソウルのバス再編」

2007年02月13日 | イベント情報


今回のFCCサロンは,特に聞き逃さないでいただきたい内容となっています。<BR><BR>韓国・ソウル特別市では、20047月に大規模なバスの再編が行われました。かつてソウルでは57社ものバス事業者がそれぞれバラバラに運行し、いつバスが来るのか分からない、どれくらい時間がかかるのか分からないという状態でしたが、ソウル市が指導力を発揮し、バスシステムのドラスティックな再編が行われた結果、バス利用者が11%も増加しました。<BR><BR>そのシステムは、名古屋市の基幹バスや大阪市のバス乗継割引といった日本のシステムも取り入れつつ、幹線バス・支線バス・広域バス・循環バスという4種類の種別からなる大幅なバスネットワークの再編、準公営制という概念による運営、バス専用レーンやバス乗り換えターミナルの整備、GPSによるバス運行管理システムや交通ICカードの導入、乗車距離のみによるゾーン制運賃制度の導入など、様々なシステムを組み合わせた画期的なものといえます。<BR><BR>しかし、このように新たな交通政策に基づく公共交通の再編プロジェクトの実行は、民間のバス事業者を一つにまとめ上げ、合意を取り付ける担当者抜きに語るわけにはいきません。彼らの熱意と粘り強い説得がなければ、ソウル市のバス再編が実現することはありませんでした。<BR><BR>そこで、今回のサロンでは、再編プロジェクトの現場を知り尽くしたソウル市とバス輸送事業組合の第一人者をお招きし、おそらく日本で初めて、現場サイドからみたソウルのバス再編のご苦労を語っていただきます。<BR><BR>日本では、公共交通を語る際、採算性ばかりがマスコミに取り上げられます。<BR>しかし、そもそも公共交通を議論するにはどのような視点が必要なのか。<BR>これからの日本の公共交通には何が求められるのか。<BR>ぜひ参加者の方々とともに考え、実際に行動していくための機会にしたいと考えています。<BR>どうぞ奮ってご参加下さい。<BR><BR>■日 時:平成1931日(木) 18302030<BR>■会 場:<A HREF="http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html" TARGET="_blank">大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)</A> 5F特別会議室<BR> (地下鉄・京阪天満橋駅下車番出口から東へ350m<BR> (大阪市中央区大手前1-3-49 TEL 06-6910-8500<BR>■講演者1:都 君燮 (ソウル市都市交通政策研究院 院長)<BR>■講演者2:金 鍾源 (ソウル特別市バス運送事業組合 理事長)<BR>■参加費:無料<BR>■定員:90名(申込先着順)<BR><BR>◎講演は日本語で行われます。<BR><BR>■講演者の経歴<BR><BR>都 君燮(ド・グンスプ)<BR> 1999年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。その後、1999年名古屋工業大学社会開発工学科助手、2002年ソウルバスシステム改編研究団研究委員を経て、2003年ソウル特別市バス運送事業組合付設交通政策研究院院長に就任、現在に至る。<BR><BR>金 鍾源(キム・ジョンウォン)<BR> 現在、ソウル特別市バス運送事業組合理事長、全国バス運送事業組合聯合会会長、全国バス運送事業組合聯合会共済組合会長などをつとめる。<BR><BR>■お申し込み:<BR> <U>平成19年2月23日(金)までに</U>,電子メールかFAXで下記まで,申込フォームの項目をお知らせ下さい。どうぞお気軽にお越しください。<BR>(会場の人数の都合上,お早めにお申し込みを!)<BR><BR><U>E-Mail<B>forum@civilnet.or.jp</B></U><BR>FAX:06-6373-5241(阪急電鉄株式会社 都市交通計画部 担当:福井)<BR><BR>■■■■申込フォーム■■■■<BR><BR>氏名:<BR>会社名:<BR>所属:<BR>連絡先TEL/FAX<BR>連絡先E-mail<BR><BR><br><img src="/40000/u39344/1000/FI2247006_1E.jpg" width="192" height="129"><br><br>
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DATE: 02/13/2007 14:45:49