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ひょっこり猫が我が道を行く!

カオスなオリジナル小説が増殖中。
雪ウサギが活躍しつつある、ファンタジー色は濃い目。亀スピードで更新中です。

ラクトの愚痴

2009年10月20日 20時12分38秒 | 日記
 今日もパートで忙しく働き、家路に着いた作者兼、管理人のラクト。
 さて、今日も頑張って一仕事してきたのかな?

 私、白い猫リオ  と、
 守護獣ガウラ  が
 ラクト  に逆インタビューしまっす!


<コメント>

「おっかえりー! ラクトッ。今日も一日ゴクローさん・・・」 

「あっ・・・、リオとガウラ。おコンバンハ・・・」

「どーしたのっ? そんなにヨロヨロとして・・・! いつものラクト
 はまったりとして、ボケーーッとしてるのに、今日はヘロヘロじゃないかっ」

「いつもは何も考えて無い様な奴が、こんなに暗いなんてな。
 生気の抜けた様な顔で床に座ってるし、明るいだけが取り柄な奴が暗いと
 リオが心配するだろう。さあ、リオの不安を取り除く為に、理由を言ってみろ」

「あんた達、励ましてるのか、けなしてるのかドッチなの・・・」


 自分達の生みの親であるラクトを励まそうと、彼女の背後にリオが回り、
 毛むくじゃらの体で押しやる。玄関から居間へと直行して、とりあえず
 ソファーへと促した。



「フーーッ、やっぱ家は落ち着く・・・」

「ねぇ、ラクト。何かあったの? 私達で良いなら、ラクトの
 愚痴を聞くからサッ」

「さあ、きりきり喋ってもらおうか。言えっ、お前の犯行動機を!」

「!!(刑事ドラマでも見て覚えたのかっ)」




****

「実は・・・私が働いてる工場の近くで、野良ネコを見つけてさぁ。
 お昼時にやって来て、エサをねだるんだよ。でも、中途半端に餌やって、もし
 懐かれても家ではネコが飼えないんだ。だからそのまま何もしてやれなくって・・・
 後は関係ないけど、仕事でミスとかしちゃったりとか・・・」

「それで落ち込んでたんだね。・・・ん?? 待ってよ。私も今は
 ネコだけど、私は良いのかよっ」

「リオとその辺の野良を比べるな。ラクト、ひょっこり猫の
 サイトからリオを遠ざけると、お前をどうしてやろうか・・・」

「ガウラ・・・私はまだ何も言ってないからね!」

「でも、気持ち分かるよ。何もしてやれない無力な自分が嫌いで、
 落ち込んだ事が私も何回もあるもん」

「リオ・・・」

「なるべく「しょうがない」って、自分に言い聞かせてたと思う・・・」

「そっか。ゴメンね、こんな話で。リオ達に聞いてもらえて良かったよ。
ちょっとスッキリした・・・」

「ところで、その後のネコちゃんはどうしたの?」

「私が帰る頃には、いつも居ないんだ」

「そのネコにも帰る場所があれば良いのにね・・・」

「野生で過ごす獣は、自力で住処を作るものだ。心配するな。
 その猫はたくましく生きて行くはず」

「そうだといいな・・・あんた達は、自分の家とか欲しい?」

「欲しくないと言えば嘘になるけど。毎日楽しく過ごせる様な家??
 だったら、小さくても構わないな♪ あれば嬉しいと思うよ!」
 
「(毎日楽しく過ごせる・・・と。リオのしたいと思う事は、全部
 叶えてやりたい)」

「ううーーん・・・頑張って小説内で叶えてやりたいけど。疲れて
 話を考える事が出来ないよ。ごめんねーー、二人とも」

「もういいからっ。さっ、ラクト、お風呂入ってご飯食べて、もう寝なよ」

「そうする・・・今日はアリガト、二人とも」



****


「今日は“ラクトの愚痴”でしたっ。読んでくれた人、どうもありがとう!
 では、またねっ!」

「ひょっこり猫では、本当に何でも書いていってる。そこの所、
 大目に見て欲しい。では、またな」

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