「日だまりの樹 No.15」 喉摘者はお風呂に入るのも一苦労なんです。私は温泉もそうですが家でも肩まで浸かって暖まるのが好きでしたが今は肩まで浸かるのは当然無理です。知り合いの方にお話ししたところ「いや半身浴のほうが身体に良いのですよ、私はいつも半身浴にしています」なるほど。喉摘者のテクニック、できるだけ新しいタオルを暖めて気管孔にあてる。ある意味ネブライザーになります。タオルを暖めて肩に当てると暖まります。シャワーも気を遣います。滴が気管孔に入ると大変苦しいのです。すぐ肺ですから誤嚥でむせるよりひどい目にあいます。滴がかからないようにパッチを紹介して下さった方がいらっしゃるので詳しくは後日ご紹介したいと思います。患者さんにはとても有効な情報だと思います。勿論ですが水泳や潜るのは御法度です。温泉気持ちいいよね!(地獄谷野猿公苑より)
