クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

日々猫ねこ

2012-02-19 06:47:19 | ネコ
寒さは毎日厳しいが、日差しは春に向かって着実に強くなっている。
定年退職後の僕は毎日、クーとココと一緒に過ごす時間が増えている。それは僕にとって楽しい時間。彼らは晴れて、廊下や居間に光が入りだすと、それを求めて廊下に出ての日光浴。温かくなった座布団や、古い掛け布団の上でのお昼寝。どんな夢を見ているのだろうか。夕方になると、居間に入りご飯をねだり、温風器の温かに風が来る、夫々が決まった場所に陣取る。
夫婦の話はねこの事が中心。時折2階から孫の兄弟喧嘩をする大きな音が聞えては来るが、話の中心はねこ。可愛いクーを拾って以来、この家の中心は「日々猫ねこ」となってしまった。

猫も苦難を乗り越え

2012-02-18 06:53:35 | ネコ
昨夜降った雪が、ケーキにまぶした砂糖のように、庭を白くした今朝ね我が家の猫達は元気に朝ご飯を食べ、毛繕いに勤しむ。何とも平和な風景。
昨日の東京新聞=中日新聞の朝刊の4面に「猫も苦難を乗り越え」と言う記事が載っていた。東京新聞では震災以来毎日「被災地いま」と言う記事を連載しているが、昨日は宮城・南三陸町の仮設住宅に暮らすねこ「チャコ」が取り上げられた。チャコは1~2歳の雌。飼い主のSさんは、大津波に襲われた時チャコを抱き、家族で逃げたと言う。チャコは生活が一変しても、食欲旺盛で家族に安心感を与えたと言う。それから先の事は考えただけで涙が出て来る。
同じ仮設住宅に住む男性は、津波で飼っていた猫とはぐれたが、1ヶ月以上たったある日元の自宅跡に戻って見ると、そのはぐれた猫が6ニャンの子供を連れていた。しかし、6ニャンは飼えぬ。しかたなく5ニャンは処分したという。記者の問いかけにその男性は、暫く沈黙後に答えたと言う。何とも辛く悲しい思いであっただろう。
そして今仮設住宅では、ねこと一緒に暮らす家庭が増えている。ねこは大声で鳴かず、静かに人と一緒に暮らせ、人の心を癒してくれるからだろう。
大震災で傷付いた人々の心が猫に癒され、復興への道を進まれるようにと祈るものである。
この記事を前文読みたい方は、インターネットで「中日新聞」を検索して下さい。

毎日元気に

2012-02-17 06:06:07 | ネコ
我が家のクーとココは、寒い日が続いても部屋の中で元気に過ごす。朝もご飯をねだって足元に擦り寄り、ご飯を食べ終えると2ニャンで追いかけっこ。ほとんどがココが仕掛け、クーも全力で駆け回る。時には部屋の隅でクーを待ち構えて、クーが通り過ぎるとそれを追いかける。追いかけられながらも一旦止まって、クーがココにパンチをする事も。そんな事は計算済みとココ。
2~30分遊ぶと、クーは本箱の上で休憩。遊び相手の居なくなったココは、部屋の中をウロウロと。最後はソファーの上で寝てしまう。
毎日これをしないと収まらない2ニャンである。今朝はもうクーがお休みモード。ココも間もなく寝ることだろう。

パンドラの蓋を

2012-02-16 06:17:45 | Weblog
パンドラの蓋を開けてしまった。最近の蓋はオープンタブが付いていて、缶切りがなくても簡単に開けられる。
と言うのも、我が自治会で10年程歴代の役員が封印し、先送りし続てけて来た「給水施設」の公園化プランを今月に発表したのである。今まではその跡地の固定資産税を払い続けて来た。それを続けれると毎年の自治会費が全て飛んでしまい、なおかつ不足分をファンドから補填しなくてはならない。つまり自治会独自の行事も何も出来ない。公園にして税務課に「公共施設であり、課税の免除を訴える」これが認められるのには、設備の撤去と公園を作らねばならない。市との折衝、業者の選定、住民総会等真に面倒である。この場所は、この地に住居を持つ方全ての共有地。分譲マンションと同じである。
それにしても反響がすごい。それも旦那ばかりから。自治会活動に無関心の男達に僕は火を点けたようである。これがパンドラの箱の正体。しかし考えてみると、今までの役員が蓋を開けなかったのが解せぬ。誠意を持って説明すれば賛意を得られ、今後の自治会活動にもプラスとなるだろう。
残された任期ファイトを持ってこの問題に正面から立ち向かう。

家族だニャー

2012-02-15 06:17:28 | ネコ
今日は自治会の事で頭が一杯。ブログまで思考が回らぬ。
写真は毎夜繰り広げられる我が家の風景。クーが水を飲みに流しに上がると、ココも「ぼくも」と言うように付いて行く。勿論、先勝ちで、ココはクーが飲み終わるのを流しの渕で大人しく待つ。この姿を見ていると「家族って良いなー」と思ってしまう。2ニャンはベタベタの仲良しではないが、クーもココを家族と認め、大人しくしていれば、パンチも出さない。

温室の廊下で

2012-02-14 06:27:14 | ネコ
昨日も曇りがちながら、我が家の廊下には日差しが入り、温室になっていた。早めのお昼を食べたクーは、この日差しを求めて廊下に。レースのカーテンを潜りお日様を楽しみ、廊下のすみに置かれた古い布団の上に登った。
それを見ていた「金魚のふん」のココも廊下に入り、奥迄差し込む日差しを受けると、まぶたが仲良くなってしまい、座布団の上に。2ニャン揃ってお昼寝を始めた。家内が修道院から帰って来ても起きる事無く夕方近く迄お昼寝を続けた。居間では温風器の風を受けながら僕も家内もお昼寝。
穏やかな午後の一時であった。

深夜に

2012-02-13 06:22:13 | ネコ
昨夜の事である。夜食を食べ終えたココは、台所の食卓の下に落ちていた、金色のビニールリボンを見付けて遊びだした。咥えて外に出して、遠くに投げる。それを追いかけて、手でチョイチョイとする。リボンはワゴンの下に潜ってしまうと、乗っているプラスチックの樽を床に落として探し回る。見付からないと僕の足元に来て「リボン取ってよ」と。僕が探して居間の奥に投げると、全力で追いかけ拾うと咥えて台所へ。全力で走り回る。それだけを見詰めているので、物に衝突も。僕の足首に当たった。傍で見ていたクーは危険を察知し、居間の本箱の上に逃げ、そこからココの遊ぶ姿を見ていたのである。
今朝もおもちゃ箱からこのリボンを見付け遊びだしたココ。ドエン解消に丁度良い運動だろうか。

家族には

2012-02-12 06:01:19 | ネコ
昨日は1日中自治会の仕事であった。午前中は市の中心部の会館で「町会・自治会活動を活性化するには」と言う、活動発表と討論会。僕自身今迄、市の行事や自治会活動には全く無関心であり、知識も無かった。会長に就任して無関心を反省。今、都会の街でも老人世帯の孤立化が顕在化して、問題になりつつある。また、若い世代を自治会活動に引き込む事も。しかし、勤め人にはそんな時間を取れる余裕が無いのも、我が身を省みれば良く分かる。
午後3時からは、地域の安全パトロール。昨日は寒い中、11人が参加してくれた。途中我が家の前を歩いていると、出窓で休んでいたクーが僕の姿に気付き、立ち上がって「お父さん」と呼んでいた。それを見た方々が「ねこも家族を分かるんですね」と。「他人にはそっけないですが、家族には甘えますよ」と返したのである。クーが出窓で日向ぼっこをしている姿を見に、回り道をする方がおられる事も聞かされた。
パトロールが終わり、記録を書き終えると早夕方になっていた。

「水」

2012-02-11 06:20:11 | Weblog
今日であの忌まわしい大震災から11ヶ月がたった。いまだに、3300余の方が行方不明であり、原発事故では多くの方々が住まいを追われ、遠い地で不自由な非難生活をされ続けている。それなのに、当事者の東京電力社長は他人事のように電気料金の値上げをのたまう。その図太い神経は悪名高き官僚以上である。
震災では「水」に襲われ、水に泣かされた。我々地球に暮らす全ての生き物は「水」が無くては1日たりとも生きては行けぬ。原発以前の電力は、水力発電で作られていた事は、小学生でも知っている。原発でも発電機を回すのは、高圧・高温の蒸気。つまり、水の力である。
大地震で電気が止まると、水も送られて来ない。ポンプを回すのが電気だからだ。我が住む団地には、開所当時市の水道は来ておらず、東京都は大型の井戸から110世帯に水を配っていた。その水は付近の田畑が住宅地に変わると共に「飲料水には不適格」と判定され、全てを水道に切り替えた。その跡地は今も放置され、20数万円の固定資産税だけを払い続けている。これを、公園に整備し、端に手押しポンプの井戸を作ろうと言う計画を回覧した。災害用の井戸である。トイレや掃除の水には使える。近々見積を取ろうと思っている。
昨夜も夜食を食べたクーとココは、流しに上がって水を飲んでいた。飲み終わると「お水美味しいね」と口の周りの水滴を舐め、満足そうな表情を見せたのである。

今朝も氷点下

2012-02-10 06:26:11 | ネコ
今朝も氷点下の寒さが続く我が街。大手町の気象庁とは、標高差45メートル程。都心が0度なら、私の住む町は氷点下になる。
そんな寒い朝も隣からは洗濯機を回す音が聞えてくる。やんちゃ小僧が2人も居れば、毎日の汚れ物も半端ではないだろう。親父の我が息子も外での仕事。これも汚れを気にしていては、仕事にならぬ。かくして、お嬢様で育てられた嫁も、朝早くから家事に勤しむ。
我が家のねこ達は、洗濯機の回る音を聞きながら、美味しい朝食を食べ、それが終わるとね口の周りを舐めながら、気に入った場所で寛ぐ。全く優雅な生活だ。同じねこでも野良さんはもっと厳しいのだろう。氷点下の朝でも寒風から身を守る場所が少ない。1戸建ての集まった我が団地は、縁の下もコンクリートの土台で塞がれ、ねこが隠れる場所が無い。あるのは物置の隙間位か。
家ねこは優雅に生活を楽しんでいるのだが。
ねこを捨てるのが犯罪である事を、環境省や動物愛護団体はもっと啓蒙すべきである。