クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

怒りん坊

2012-01-21 06:34:59 | ネコ
雪の次の日は寒く、冷たい北風が強く吹いている朝となった。
昨日新聞を読んでいると、ココがオルガンの椅子に登って「温かい風が来るよ」とご満悦。それを本箱の上から見ていたクーは、脱兎のように飛び降りて「もっと良い場所があるの」と僕の膝に登って来た。2ニャンの様子を眺めていると、クーはココが寛いでいる椅子に行きたかったようで、盛んに「ウッウー」と怒り始めた。写真のように時々クーの様子を見るが、耳も寝かさず普段の顔。「クーちゃんまた怒ってらー」と慣れたもの。早い者勝ちだから仕方がないが、クーにはココに負けたくない意地がある。
膝の上で小競り合いをされると、痛い目に合うのは僕だ。クーを隣の椅子に移してね台所へタバコを吸いに行った。クーは体の向きを変え、ココにまだ怒っていた。しつこい。部屋に戻りクーに「諦めろ」と言いながら頭を撫ぜたが「お父さん煩い」と今度は手が出て来た。
全く我が侭で怒りん坊のクーであった。

長いニャー

2012-01-20 06:20:29 | ネコ
雪が降り続く朝となった我が街。クーとココは元気に家の中を駆け回る。今朝はココに「時間だよ」と起こされて居間に行くと、クーも本箱の上で寛いでいた。
昨日の昼前、ブログを読んでいると、ココがドサッとオルガンの椅子に飛び上がる音が聞えて来た。暖かな光を受けてココはそのままお昼寝に。それを見ると「長い」椅子よりも長く、後ろ足ははみ出していた。「ココってこんなに長かったのか」と改めて思った次第。貰い受けた時は、生後8~9週の赤ニャン。今は体重6㎏の大人。でも、クーよりも大きな体になるとは思わなかった。実際、見た目はクーよりも小振りに見える。
気持ちよさそうに寝ていたので、メジャーで量るのを止めたが、指で測ると60㎝は越えていた。駆け回る足音もクーよりも大きく聞える。しかしする事は甘えん坊のオチビのまま。だから不用意にクーに「遊ぼうよ」と近付きパンチも受ける。パンチ位では絶対にめげず、家内は「懲りないココ」と言われるのである。
今日の雪が積もらなければ良いのだが。

可愛い寝顔

2012-01-19 06:22:34 | ネコ
寒中の今朝も凍えるような寒い朝。新聞を取りに一寸外に出ただけで、冷たい風がズボンの裾から胸へと上がって来る。しかし、日中は日の光が部屋の中に入り、ねこ達はご機嫌でお昼寝。僕が朝刊を読んでいて、何気なく後ろを向くと、ココが安らかな寝息を発てていた。その目が可愛くてパチリ。ココはシャッター音にも起きず眠ったまま。お日様の光が全身を包む。
お昼前に目を覚まし、台所の茶碗の前に座っていた。これは「お昼を入れてよ」の合図。カリカリを食べると、ソファーの上で帰って来る家内を待つ。買い物袋を覗くと言う楽しみがあるからだ。袋を覗いた後は「ぼく寝ますよ。お父さん少し前に座ってね」と体を割り込ませてのお昼寝。その前で家内と一緒にお昼を食べる。食べながら、クーとココの話を。静かなお昼の我が家である。

膝乗り

2012-01-18 06:06:29 | ネコ
みなさんのニャンブログを拝見していると、可愛いニャンズがお父さんやお母さんの膝に乗って寛いでいる写真を見かける。
我が家ではクーが幼い頃時々僕の膝に乗って来たが、大人のねこに成長してからは全くしなくなっていた。そのクーが朝新聞を読んでいると、オルガンの椅子で寛ぎながら、僕の膝に足を乗っけるようになった。そして昨日、クーは僕の膝に乗り「お父さん好きだよ」と言うように寛いでいたのである。僕の膝には温風器の温まった風が流れ、寒がりのねこにとっては快適であろう。しかし、10分、20分と時間が経つと重くなり「クー一寸お茶を入れて来る」と話し掛け、小引き出しの上に載せると、クーは怒り「お父さん行っちゃだめ」と僕の顔にパンチを打って来た。最初の1発は見事におでこにヒット。力の強いクーのパンチで額は赤くなったのである。
それから暫くの間クーの不機嫌は続き、昼ごはんを出してやっと収まったのであった。

もう17年

2012-01-17 06:23:23 | Weblog
今日は阪神・淡路大震災の祈念日。あの朝も今日と同じように寒かった。出勤途中の千歳船橋交差点で第一報を聞いたのを、今でも鮮明に覚えている。父の故郷神戸・垂水沖が震源地。叔母と連絡が付いたのは夜6時過ぎであった。元気な声を聞いた時、公衆電話の横で座り込んでしまった。携帯電話は全く役に立たず、公衆電話だけが生きていた。今朝は食前の感謝の祈りを捧げる時に、犠牲となられた方々の鎮魂の祈りも。神戸の街は完全に復興し、被害が大きかった灘や東灘も新しい街が生まれた。ココを引き取りに行った時には工事中だった灘駅も、昨年の春には建替えられたと言う。
そのココには、揺れたら逃げろのDNAが入っているようで、去年の大揺れの時にも、台所のテーブルの下に潜っていた。東京の街も何時かは大地震に見舞われそうだが、2つの震災の教えを生かして、自分の身を守ろうと思っている。

クーの傍にはココがいる

2012-01-16 06:20:44 | ネコ
ココが我が家に来て5年が過ぎた。ココはクーを「お姉ちゃん」と慕っている。だからクーを付回す。本ニャンとしては「クーちゃん何故ぼくと遊んでくれないのだろう?」と言う気持ちを常に持っている。先日もパソコンラックに登ったクーを後追いしたが、ココの気配を感じたクーは烏賊耳になり、少し緊張気味。ココは全く平気で近付こうとする。足を一歩クーの方に出しただけで「シャッァー」と怒られた。
それでも最近は別々に動く事も多くなり、クーに怒られるのが減って来ている。寒い朝の今朝は、ココは僕の部屋着に包まってソファーで寝ている。朝ご飯を食べたクーは寒い寝室に帰ったが、クーはココの顔を一寸だけ覗き「あんた何時迄寝ているの」と言う顔であった。
兎に角この2ニャンを1日中見ていても飽きることはない、可愛いにゃんこの姉弟なのである。

クーはニャンドル

2012-01-15 06:15:52 | ネコ
昨日の午後は自治会の安心・安全パトロール。1ヶ月1回10数人の方々で地域を回り、施設の不備等を見て回る。昨日は寒い中15名の方が参加して下さった。中高年者が多く、半分お散歩気分で足よりも口が良く動き、和気藹々と。我が家の前を通ると、出窓で日向ぼっこをしていたクーが僕を見付けて「ニャー」と。近所のおじさんが「お宅のねこちゃん、何時も可愛らしくここで寝ているね。ほっとするんだ」と。以前にも書いたが、出窓はクーのお気に入りの場所。寒くても、暑くても午後になると出窓でお昼寝。
昨日の午前中には、斜向かいのご主人からも「ねこちゃん可愛いけれど何歳になったの」と聞かれた。「8歳です」と答えると「もうそんなになったのか」と。出窓で寛いで居れば悪戯をされずに安心して外を眺めたり、お昼寝が出来る。クーのこの姿が通るみなさんに、癒しを与えている事を知った昨日であった。
ニャンドルクー、何時までも元気に過ごそうね。

影絵のように

2012-01-14 06:40:27 | ネコ
一昨日、孫のマーが温風器に乗って、庭を見ているクーの傍に近寄った。クーは気難しいねこだが、この時は怒る事無くマーの様子を、お姉ちゃんとして見ていた。マーもクーに手を出さず、クーの様子を「クーちゃん狭いのに良く落ちないねー」と。この様子を写真に撮ると影絵のようになっていた。クーもその表情で「ぼく良い子だニャー」と言っていた。
孫の家でもマイクと一緒。嫁の話では「マイクも兄弟を優しく見守り、喧嘩を始めると一寸離れるようだ。男の子2人、これからも兄弟喧嘩はするだろう。でも仲良しな二人なのであまり心配はしていないが。

クーは優しく

2012-01-13 06:31:25 | ネコ
今朝も我が街は氷点下の寒さが続く。それでもねこは元気に家の中を駆け回る。
昨夜ココは暖かな僕の寝室で眠った。夜中に手洗いに起きた時、茶の間に居たのを連れて来たのである。早朝には部屋の中も10度を切るので、風邪を引かせたくなかったから。カートンにタオルを敷いたベッドで安眠し、6時過ぎに起きてカリカリの朝ご飯。
昨日はマーが来ても2ニャンは驚かず、触られない場所で一人遊びの孫を見守った。クーは大胆にも温風器に乗って、テーブルに置いたミニカーで遊んでいるのを「マー君可愛いわね」と優しい視線。勿論彼が近付けば、パソコンラックへと逃げる準備は怠らないが。ココも遊ぶマーの横を通って、台所でお昼を食べていたのである。
孫達が後数年経ち小学生になれば、2ニャンも怖がらずに一緒に居られる事だろう。

昨日も今日も明日も?

2012-01-12 06:09:44 | Weblog
昨日の朝7時過ぎに、家内の携帯電話が鳴った。嫁からで、孫のマーが熱を出したのでパートから帰る迄見て欲しいと言って来た。
10時過ぎにお坊ちゃま来訪。ソファーで寝ていたココの背中をそおっと撫ぜる。ビックリしたココは、一目散にパソコンラックの上に駆け上がった。本箱の上で休んでいたクーも、冷蔵庫の上に避難。マーはねこが驚くのが面白いようで、パソコンの椅子に登ってココに手を出し「ココちゃ~ん」と触ろうとするが、ココは怒って「シッアー」を連発。それでもマーは笑いながら「ココちゃん怒っちゃった」と楽しげに。
おもちゃの自動車を並べて一人遊び。クーもココも高い場所から見詰めていた。ババが作ったお昼のお蕎麦を食べ、自家製のヨーグルトも美味しそうに。そのマーの横を通って台所に行く時、ココはマーの足に「ちゅっ」と人舐め。普段より遅いお昼を食べてから、また悪戯されない場所に避難したのであった。
夕方家内にメールが入り「明日もよろしく」と。今日も2ニャンにとっては受難の時間となるだろう。でも、孫の姿を優しく見詰め、以前よりは家族として受け入れ始めているクーとココであり、明日も預かるだろうが。