クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

「あっ」忘れてた

2011-04-12 06:12:59 | Weblog
今朝は強い北風が吹き、寒い朝を迎えた東京。被災地・東北では、気温も氷点下に下がっただろうか。避難されておられる方々の健康をお祈りする次第。
昨日はクーの事で頭が一杯になり、17回目の母の命日をすっかり忘れていた。気が付いたのはニャンブログを見ている最中だ。何気なくパソコンの日付を見て「あっ」忘れていたと思い出した。昼ご飯の時に感謝の祈りと母の魂の平安、震災で命を落とされた方々の鎮魂を神様に祈った。
夕方、5時15分過ぎ、パソコンの前に座り、片目で鉄道趣味誌のホームページを見ながら、片目でテレビ画面を見ていると、緊急地震速報。神奈川は入っていたが、東京はなし。それから間もなく大きな揺れが我が家にも。台所に居た家内はガスを止め、揺れと同じ頃に鳴り出した風呂の警報は揺れが収まってからガスを止めた。1ヶ月前の震度5の時は、ガスは自動停止したが、今回は揺れが弱かったのか止まらなかった。
揺れ始めた時クーとココは居間に居たが、ココは直ちにテーブルの下に身を潜めて安全確保。クーはテーブルに乗り、部屋の様子を見ていた。震度3と言う発表だったが、4に近い位の揺れに感じられた。1ヶ月前以来ココは身の安全確保術を身に付けたようで、昨日は揺れが収まっても3~40分パソコンテーブルの中に隠れていたのである。震源近くのワン・ニャンもさぞかし怖い思いをした事だろう。余震が収まり、写真のように安心してお昼寝が楽しめるのは何時の事だろうか。

イラ付くクー

2011-04-11 06:16:57 | ネコ
クーが何かイラ付いているようで、精神的にも不安定な状態が続いている。僕や家内の足に手を掛けて何かを訴えるような仕草を見せたり、離れているのにココの姿を見付けただけで威嚇したり、カリカリも落ち着いては食べなかったりと。その意味が全く分からなかった。昨夕は写真のように本箱の上でマッタリと休んでいたのだが、突然耳を掻き毟り、耳がそっくり返ってしまった。
昨深夜も全く落ち着きが無く、居間や玄関を忙しなく行ったり来たりと。ココを廊下に閉め出して、カリカリを食べさせようとするが、窓から外を見ていると思うと、直ぐに流しに上がって水を数口直飲み、イライラ行動。
その時あるブログを見ていて、バトルなどで相手の爪が耳の中に当り、内出血を起こし、うっ血した血種で猛烈痒くなり、イライラし、精神的に不安定になると書かれてあった。昨日からのクーの様子を見ていると、これが当てはまる。
やはりきちんと獣医師の診察を受けさせよう。素人考えではクーのためにならぬ。もし、大嫌いなカラーをする事になっても、適正な治療が完治への早道。今日は家内も忙しいが、明日は嫌な動物病院に連れて行こう。

女ニャの子は強いのょ

2011-04-10 06:16:09 | ネコ
雨も上がり、スズメも花から花へと嬉しそうに飛び回り「春になりました。早く起きて下さい」と言っている。桃の花は満開になり、梅と柿は新しい葉が芽吹き出した。
ここ数日機嫌が悪いのが、我が家のお嬢様のクー。たえず文句をミャー・ミャーと言いながら家の中を歩き回り、自分の要求をし続け、聞いて貰えない時は八つ当たり。今も煩く騒ぐので「クー煩い」言うと大声で「クーちゃん煩くないもん」と口答え。八つ当たりの1番の被害者は「クーちゃん如何したの」と近付くココ。慰めるつもりで「チュ」をするからけんかになり、クーの得意手の高速クーパンチを受けることになる。ココは昔から空気の読めない男の子。慰めのつもりが県下を売る事が分からぬ。
ニャンブログを見ていても、男の子の方が鈍感で空気を読もうとはしないようだ。そして女の子の逆鱗に触れやられてしまう。クーなんか「女ニャの子は強いのよ。言う事聞かないとこれだからネ」と家族にも平気でクーパンチを見舞うのである。

あぁークーたん

2011-04-09 06:10:48 | ネコ
今朝は暖かく、昨晩から暖房要らず。今朝は4時過ぎからクーの大声が家中に響き、僕の足元で静かに寝ていたココも「何だ、何だこの声は」と起き上がり、「僕もお台所に行くの」と騒がれ、起こされてしまった。
台所でクーの茶碗にカリカリを入れても、1口食べては走り回り、玄関への扉を開けろと。玄関に出ても、自分の寝室には戻らず、パソコンの前に座ったばかりの僕に「クーちゃんお台所へ戻るの」大声で叫び、扉を蹴飛ばす。それを何回も繰り返すので、台所に入った隙にガラス戸を閉め、朝刊を取りに玄関を出る。曇り空だが生暖かな風が流れていた。
今、このブログを書いている時、ふと台所に目を向けると、デッカイオスねこがブロック塀の上を悠々と歩いていた。避妊手術をしてあるクーだが、恋の季節になり発情したのだろうか。今迄はこんな事は無かったのに。7歳。オババの恋か。

自主避難にゃー

2011-04-08 06:17:31 | ネコ
昨晩、ココに何回も腹の上に乗られ「ぼく、お腹が空いたよ。お父さん起きてよ」と。しぶしぶ台所でねこの夜食を用意し、居間の扉を開けると、クーも入って来て、揃ってカリカリを食べ始めた時、携帯電話が緊急地震速報。それを確認して数十秒後細かく小さな揺れが来て、大きな縦揺れで思わず居間のテーブルに捕まった。
その時クーは居間と台所の敷居の上で身を屈め、ココは台所の食卓の下に潜って自主避難。薄型テレビは前後に大きく揺れていて、僕は自分の身を確保するだけで精一杯。1ヶ月前の大地震で我が家のニャンズは、携帯電話の地震速報が鳴ると警戒し、大きな揺れが始まると、安全な場所に身を潜める術を学んだようである。
そして今朝、居間と玄関の境の扉のノブが緩かったのか、朝刊を取りに出た隙にクーが外に行ってしまった。気が付いて外で「クーおいで」と呼ぶと車の下に入ってねこダンス。人が通れない狭い間を通り家の裏に。「こんなに揺れるのは嫌よ」と逃げ出した。庭で家内に捕まえられたが、まだ興奮が冷めずココに八つ当たりをしている。今日は要警戒のクーである。

ねこも春眠

2011-04-07 06:00:51 | ネコ
昨日は熱が出た孫のコーを、日中嫁がパートに出ている間預った。孫の顔は熱でダルそう。何時もの元気は何処へやら。ソファーに座って絵本を見たりしていたが、家内が帰って来てからは、昼ご飯も食べずに寝てしまった。
コーの顔を見たクーとココは、温室になっている廊下に避難。クーは何時もの箪笥の上の篭ベッドで、ココも籐のベッドに入って、2ニャンはお昼も食べずに、同じような猫丸でグッスリと。
1回目を覚ますと遊びに夢中となり寝ないココも、暖かくなり、何回かコーの様子を見に居間を覗いたが、家内が帰ってくる頃にはね静かな寝息を発てていた。春は何時も寝てばかりのねこにとっても、1番気持ち良くお昼寝が出来る季節のようである。
クーたん、ココくん、今日も晃君来るからね。

あの日から

2011-04-06 06:16:16 | Weblog
あの日、大震災が起こってから間もなく4週間。あの日から僕達、首都圏に生活する者には、生活の仕方が大きく変わった。無頓着な僕でも節電に心するようになり、日中の消灯は当たり前で、電気を消す習慣が身に付いて来た。新聞や本を読む時も、日の光が入る廊下や窓辺に座って、自然の光を頼りにするようになって来ている。今迄いかに無駄な事をして来た事か反省。我が家のニャンズは電気を消しても、何の不便を感ずる事無く、廊下やお日様の下で暮らしている。寒ければ部屋着1枚多く着れば、東京の今の季節ならしのげる。ただ、今年の冬に備えて、ガスストーブは手配した。先日も書いたように、真夏でもクーラーに頼らない暮らしだって良いかもしれない。若い人にはちょいと酷だろうが。昔の真夏では、廊下は全ての戸を開け、蚊帳を吊って、川の字になって寝たものである。そんな夏になるかも知れない。今年は蚊取り線香が足りなくなるだろうか。
冗談はともかく、1歩後退しても、我々の生活様式を見直す良いチャンスである事は間違えなさそうである。

温風器よりもお日様よ

2011-04-05 06:14:40 | ネコ
お日様の光が日毎に強さを増している今日この頃。しかし朝夕は寒く、暖房が欲しい。昨日の朝も足元が寒く、温風器で暖まりながら新聞を読んでいると、本箱の上の基地から下りて来たクーは、お日様の光が体を包む場所で毛繕いを始めたのであった。それは「お父さんそんなに寒い?。クーちゃんは温風器よりもお日様の方が良いのよ」と言っているようであり、それを見た僕は、部屋着を着て温風器を止めたのであった。
午後にはあまり日光浴をしないココも、廊下に入ってカーテンに潜り、日向ぼっこをしていたのである。
今日も朝から「お日様ニコニコおはようさん」である。このブログを書き終えたら、全ての電灯を消して節約しよう。

『春』

2011-04-04 06:10:52 | Weblog
何時もの年よりは少々遅いが、神代植物公園へのバス通りの桜も、我が家の孫の誕生と健やかな成長を祈念して植えた花桃も、咲き始めた。これからは、鈴蘭やつつじが順番に咲き始め、春のど真ん中へと進む事だろう。
今年は、春の入口で大震災に見舞われ、腰砕けとなった日本だが、立て直す合間にも『春』を感じね心の余裕をと願うのは僕だけか。
上野公園や井の頭公園には、お花見自粛との看板が建てられたと言うが、今迄のようなドンチャン騒ぎをするのを止めようと言うのであって、夫婦や恋人通しが花を愛でながらの花見、公園のボートを漕ぎながらの語らいを止めようと言う訳ではない。
僕にとって春の味と言えば、父の故郷神戸・垂水の釘煮。イカナゴの新子を飴焚きにした一見何でもない佃煮のように見えるが、各家庭で微妙に味が違う。昨晩垂水のつとむ兄からプラスチック容器一杯の釘煮が届いた。つとむ兄ありがとう。いただきます。
春になってねこも一段と活発になり、我が家では昼寝から目覚めると、2ニャンが家中を駆け回り『春』を謳歌しているが、冬毛を脱ぎ捨てるので、所々に毛の塊りが落ちている。
沈みがちな日本だが、春は何故か心が浮き立つ。それを支えにしてこの難局を乗り越えよう。

姉弟では無いけれど

2011-04-03 06:05:37 | ネコ
昨日買い物に、近所のスーパーマーケットへの道筋、桜の古木を見ると数輪の花が咲き始めていた。次の土・日頃が見頃だろうか。
ご承知のように、我が家のクーとココは、生まれた所も東京と神戸と全く違い、血の繋がりも無い、赤の他ニャン。ココは里親募集のブログを見、一目惚れてで両手を挙げた。猫らしく気難しいクーはココが近寄るだけで「ウッ・シャー」の連発。しかし、めげないココは「クーちゃん遊ぼうよ」と近寄る。時間の経過と共にクーもココの存在を認め、尻尾等にチョッカイを出さなければ、威嚇する事は無くなり、猫の挨拶「お鼻チューン」もするように。
姉と弟ではないが、一つの家で暮らす事に慣れ、爪研ぎ、水飲みはお互いに真似をしあう。大猫家族で物心が付く迄育ったココは寂しがり屋。今でも、昼寝をする時でさえクーの側が良いようで、朝ご飯を食べた今も、本箱に上がったクーの真下の椅子で猫丸になっている。