クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

天然の美

2011-01-12 05:50:06 | ネコ
今日はクーの顔よりも、頭からお尻へと流れるフォルムを見て頂きたい。柔らかな曲線が続くこの線。人工的には絶対に創れない物である。
僕はねこと身近で暮らす以前から、絵画や写真で見る度に、ねこのこのフォルムが好きであった。マシュマロのように柔らかく、人の心を癒してくれる美しさ。マイヨールの裸婦地中海のように、心を包まれたくなる。僕に絵心があれば、淡い濃淡で描いて見たい、クーの姿である。
日本では平安時代から、白黒毛模様のねこが好まれたと言うが、白と黒2色だけでものを描く水墨画の文化があったからだろう。そしてこの柔らかな曲線、天然の美に人は神秘さを感じるのだろう。

ま、仕方がない

2011-01-11 06:05:21 | ネコ
寒中だから仕方がないが、ついつい言ってしまうのが「寒いなー」の一言。腰痛持ちの僕には、腰に鈍痛が走り、立っても座っても午前中の数時間は我慢が続く。
仕方がないと言えば、このニャン、ココの邪魔も仕方がない事だろう。僕がブログを書き始めると、毎朝のようにパソコンテーブルに登ってくる。今朝はパソコン本体の上に座り、本箱の専用基地で毛繕いをしているクーの動きを見続けていると言うよりも、監視しているのだ。しかし、ココがこの場所に座られると、スタンドの光に陰が出て、キーボードが見にくくなる。また、写真のように横で寝られて、置いてあるメモ用紙やシャープペンで遊ばれると、気が散ってブログに集中出来なくなり、頭の中から文章が逃げて行ってしまう。
でも、ねこと暮らすにはこの位の事では目鯨を立てるわけにも行かず「ま、仕方がない」と諦めている毎日である。

明日12日午前6時30分から3時間程度、gooブログはメンテナンスのためご覧になれないとの事である。

目覚めていると

2011-01-10 06:12:57 | ネコ
今朝の我が街は、関東名物カラッ風が強く吹き、気温以上に寒く感ずる。
やんちゃ小僧のココは、今朝もプリンターテーブルの上で暖を取っていたクーに、後ろから近付き、尻尾にチョチョイと悪戯。クーは振り向き間髪を入れずに高速パンチで反撃。その一発が僕のおでこをかすめた。反撃後のクーは駆け足で本箱の上に避難し「やれやれ」と言う顔。
クーに逃げられたココは、只今ブログを書いている僕の目の前で横になり、手と足を思いっ切り伸ばして、キーボードを押した。パソコンは直ちに反応し、画面は休止モードに入ってしまった。それを解除すると、書き掛けの画面に戻り、やれやれである。目が覚めている時のココは、じっと静かにしている事が少なく、何か遊び道具を見付けようと、大きな目を開いて探し回ったり、次は誰に悪戯をしようかと動いている事が多く、全く仔猫の頃と変わらないのである。
一方クーは、静かに座ったり、伏せて手の上に顎を乗せてマッタリと過ごしている事が多いのである。

美容体操

2011-01-09 06:15:25 | ネコ
ねこは高い場所が大好きである。勿論それは、体が小さく、力も弱く、瞬発力はあっても、持久力で、地上に住む外敵からの、攻撃を仕掛けられた時への防御の方法だと言われている。「備えあれば憂いなし」である。
我が家で1番高い場所は、写真のクーが座っている、居間の本箱の上と廊下の箪笥の上で、何れも高さ180センチ。3番目が冷蔵庫の天辺で170センチである。我が家には大型のねこタワーは置いていない。本箱の上と箪笥の上はクー専用の基地になっていて、ココは絶対に登らない。2ニャンの間でもそれは暗黙の了解事項のようである。冷蔵庫の上は夫々適当に登っているが、クーが休んでいたり、家内が料理を作っている時にココが「ぼくも」と登ろうとすると、必ずクーの高速パンチが頭に炸裂するのである。
さて、本箱の上でクーは、眠ったり寛ぐだけでなく、写真のようにこの高い上で、足を上げたりしながら毛繕いもする。まるで「私お正月に食べ過ぎて太っちゃったの」と言いながら、美容体操をしている女性のようにも見えるのである。クーの居る場所は高さもさることながら、幅も22センチしかないのだ。そんな場所で平気で体を動かせる、ねこの身体能力の高さに感心してしまうのである。

お部屋は温ったか

2011-01-08 05:56:11 | ネコ
外は今朝も氷点下の冷え込み。朝刊を取りに玄関を出ると、寒さで耳が痛くなって来た。勤め人の頃、寒い朝は運転席に座っても震えが止まらず、ハンドルは氷を握ったようであった。
そんな寒い朝でも、温風器とエァコンのおかげで部屋の中は、温く温くのポッカポカ。クーもココもご機嫌でご飯を食べ、クーは本箱の上の基地で寛ぎ、ココは僕の側をウロチョロしながら、遊び道具を探し回る。これも家に暮らすねこの特権だろう。
写真はエァコンの真下で「何でここから温かいのが出るのだろう」と見上げながら考えているココである。
今日もお日様が出たら、廊下で日光浴だね。クーたんココ君。

北風ピープー

2011-01-07 06:02:12 | ネコ
夜半から時折強めの北風がピープーと音を発てる今朝の我が街。室内でも今朝の気温は12度しかなく、エァコンも温風器も同時にONしてしまった。寒中は暦通りに寒さが厳しい。あと数時間すれば、お日様の光が居間にも入り、廊下は温室になるのだが。
ニャコは暖かな場所を見付けるのが大変に上手である。昨夜も夜食を食べた後、クーとココは揃ってパソコンテーブルの上に登り、エァコンから振ってくる温風で暖をとっていた。僕は1杯のお酒と温風で、体の中と外から温まり、眠くなってクーを抱いて家内のベッドの上に戻そうとすると「何すんのよ。あたし温かな場所に居たいのよ」とばかり歯を剥き出しての「シッァー」で腕を噛み付かれるところであった。
今朝も2ニャンは暖かな風に当たりながら、追いかけっこをしたりと家中を駆け回っているのである。
インフルエンザの予防には、緑茶でのうがいが効くと、昨日のテレビで放送していた。水出しの緑茶を作って試してみますか。

2ニャンがいるから

2011-01-06 06:25:30 | ネコ
週日の午前中家内が修道院にお手伝いに出掛けると、僕は一人で新聞を読み、ブログを見たりして過ごす。たまに近くのスーパーマーケットや駅前へ買い物に行く事もあるが。一人で過ごして居ても、僕の側には2ニャンがいる。彼らは寝ている時が多いが、家の中を駆け回ったり、バトルをしたり、昼になれば猫なで声を出してご飯を強請り、僕をあきさせる事はないのである。
もしこれが本当の一人ぼっちだったら。僕と同じようにリタイヤし、奥方が勤めていると勤め人の頃と違って、ぽつねんと終日過ごさねばならない。こんな境遇でも、夕食を作る等「主夫」を行っている知人もいるが、不調法の僕には出来ない。こんな時側に2ニャンがいてくれるのが、どんなにか慰めになっているか思い知る今日この頃である。

甘えたい

2011-01-05 06:14:02 | ネコ
今朝は猛烈な寒さ。朝刊を取りに玄関を出ると、耳が痛くなった。室温も12度を切っており、ガス温風器のスイッチを入れた。幾ら寒くても部屋の中で暮らす2ニャンは幸せである。あと2~3時間の氷点下になっている、1番寒い間野良さん達は何処で寒さをしのいでいるのだろうか。
一見クールなクーであるが、時々は甘えたいスイッチかONになる事も。一昨日の夕方がそうであり、本箱の上からソファーに飛び降りた彼女は、一直線に家内の膝に。膝に乗ると手を伸ばして「お母さ~ん」と甘え始めた。不思議な事に、クーが家内の膝に乗ってマッタリしたり、ふみふみするのは、家内が赤いエプロンを身に付けている時だけである。拾い上げた最初の夜から。
ねこは本来甘えん坊。甘える事は、甘える人を信頼しているから、見も心もさらけ出して甘えるのである。
世の中、何も分からない仔猫が甘えるのを良い事に、仔猫の足を切り取ると言う蛮行をした野郎がいる。トンでもない事だ。両足を切り取られた仔猫は保護され、成長したが傷から出血し、数度の手術を受けねばならぬ。保護された方の経済的負担もさる事ながら、深手を負った「あさり君」の心身の傷も心配である。今日大手術が行われるとの事であるが、遠く離れた地からも成功を祈るものである。一番心配なのは、彼が人を全く信頼しなくなる事である。

寝過ごした

2011-01-04 06:49:51 | ネコ
通年休日の僕でも3が日は特別で、朝ご飯の、味噌汁に焼餅を入れた雑煮を食べながらな、ますや蒲鉾を摘み、軽く朝酒をしたのであるが、今日からは普段の生活リズムに戻るはずであった。ところが、4時少し前手洗いに起き、あまりにも寒いので、寝室の暖房を入れたら、2度寝をしてしまった。同じ布団で寝ているココも、夜食を食べ、お腹が満ちているのか、5時頃になっても騒がず、ついに先程、6時半前迄寝過ごした次第。
僕のブログは6時台に見に来られる方が1番多いのに、大変申し訳ない事となった。
今日は昼前家内と駅前商店街に出掛け、買い物をする予定だ。うなぎ屋が開いていれば、白焼きを買い、今夜はそれでまだ残っている八海山で晩酌をしよう。やはり値の高い酒はそれだけの価値がある。まあ今晩のお楽しみ。
失礼しました。

複雑な模様

2011-01-03 06:22:24 | ネコ
昨日は朝から午後迄、箱根駅伝、大学ラグビーと続けて見てしまい、夕方になると目がショボショボし、視力が落ちてしまった。今日も、箱根駅伝の復路、相棒と続く。
そんな中、僕の目の前に座ったココの毛模様を何気なく見ると、菱形に見える顔のライン、胸の輪にも見える黒い線、そして、ふさふさな胸毛の模様。自然と言うか、神様の創作と言うか大変に複雑な模様となっている。それも、毛の1本1本は100分の1ミリ以下と言う細さ。人間がこれを正確に描く事等絶対に出来ぬ。神様だから出来る技だろう。抜け替わる時も前と同じ色の毛が生えてくる。また、仔猫が成長する時も、基本の毛模様は変わっていない。栄養状態で艶が出たりと言う事はあるが。そして何よりも驚くのは、一つとして同じ毛模様がこの世に存在しない事である。言うのは簡単だが、驚愕の事実である。
ココの毛模様を見ているだけで、僕は神様の存在を信じない訳には行かないのである。