クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

入園式

2010-04-10 05:51:35 | Weblog
昨日は孫のコーの幼稚園の入園式。まずまずの天気でほっとした。式に出掛ける前に、門の前で写真撮影。チビ助でも緊張するのか表情が硬い。何枚か撮る内に、弟のマーと一緒になり、やっと何時もの顔になった。僕達が写真を撮っている間に、両親に手を引かれ、幼稚園に向う子供が通って行った。息子は今日も仕事で入園式には行けぬ。この不況化建築関係は大変厳しく、年度初めの4月に仕事があれば万歳との状態であろう。早々に休む訳にも行かぬようだ。コーはパパが行かなくても平気なようで、僕もほっとする。
孫達が出かけている間に、写真のプリントをする。プリンターを動かすと毎度のように、ココがパソコンの上に乗り目を輝かせる。ココを制止しながら印刷する。昼前に孫は帰って来て、その少し後家内も帰宅。コーとババの記念写真を写す。何時もよりは硬い表情だ。
午後になると、近所の子供達の遊ぶ声が聞こえて来て、外に出ると出窓からクーがその様子を眺めていた。コーも普段着に着替え、公園で遊ぶ声が聞こえて来たのであった。

ここだったよよネ

2010-04-09 05:13:51 | ネコ
ねこは時々おもちゃを隠す。それは多分狩で食べ残した獲物を、他所のねこに奪われないための知恵であろう。ココも短い紐等で前夜遊んだ後、台所のマットの下等に隠して置く事が良くある。そして次の日に「ここだったよネ」と言う様に探し出し、また遊び始める。今日の写真は、台所のマットの下から見付け出した紐を、両手で握って遊び出した時の様子である。時にはふあふあボールを家具の隙間に隠し、大分時間が経ってから見付けて「こんな所にあったんだ」と言う顔をして、遊びだす事も。
最近のクーはおもちゃで遊ぶ事は少なくなったが、ココはまだまだおもちゃになりそうな物を見付けると、眼を輝かせて遊び、側の高い所で見ているクーに「クーちゃんも一緒に遊ぼうよ」と言う視線を投げるのである。

楽々と

2010-04-08 06:16:59 | ネコ
今日の写真のココがいる書棚の中段は、床から130センチ以上ある。これだけの高さがあると、跳躍力の優れたクーやココでも一気には上がれぬ。しかし彼らは登る道を良く知っている。この書棚へはクーもココも同じ経路を通って行く。ソファーの端に立ち、足に力を込めて飛び上がる。僕達人間が見ていると、楽々と飛び上がるように見えるのだが。この場所から床に下りる時は、目の真下のソファーに向かって飛び降りる。昨日は昼寝をしている僕の頭の横に、ココが落下した。何が起きたのか分からず、思わず恐怖の声を出してしまった。下りる時は「ミャー」と言ってからと話しをするのであるが、ネコには無理なようである。

廊下で

2010-04-07 05:45:20 | ネコ
朝ご飯を食べずに、お気に入りの居間の椅子で寝続けていたクーが、目を覚ましたのは10時過ぎ。朝化粧をしていると、庭を虎縞の大猫さんが横切った。鼻息一発椅子から飛び降り、ガラス戸に顔を付け仁王面で威嚇する。クーが飛び降りる音で目覚めたココも、クーの後ろに従った。野良さんが見えなくなると、クーは茶の間の障子を開けろと叫ぶ。2ニャン揃って廊下に飛び出し、クーはカーテンを潜り端まで探す。しかし、野良さんはさっさと塀に登って姿を消した。
残念と言う顔で廊下から戻り、台所でカリカリを数口ヤケ食いし、居間との境に座っていたココにパンチを浴びせて八つ当たり。パンチを浴びたココは訳が分からず、キョトン。また廊下に出て行った。廊下は春の日差しで満たされ、気持ちを落着つかせ、日光浴を始めた。クーはガラス戸に近付き、寝そべって体を思いっ切り伸ばして、満足そう。瞳はこれ以上細くなれない位迄細くなっていた。クーの後を追い掛けて、ココも籐の篭ベッドでお昼寝を始めたのだった。

良く寝た~

2010-04-06 06:24:28 | ネコ
今朝は勘太郎(カラス)の声で目が覚めた。外を見ると明るい。「あれれ?」。時計は5時40分になっていた。4時前に手洗いに起き、2度寝をしたようだ。ココも僕の足元で良く寝ている。
昨夜は「ぼくお腹が空いたよ。起きてよ」と、12時前に僕の顔を舐め、体の上に乗って足踏みを何回も繰り返して起された。クーと一緒に夜食を食べた後、突然はしゃぎモードにスイッチが入ってしまい、お気に入りの椅子の上で寝ていたクーに悪戯をして起した。逃げるクーを散々追い回し、クーは寝室に戻った。その後も目が冴えて絶好調となったココは、僕と一緒に寝室に戻る事を拒否。追いかけると食堂テーブルの下に潜り「あっかんべー」とでも言う仕草。捕まえるのに15分以上掛かった。
春の2度寝は気持ち良く、目覚めると「良く寝た~」となる。起きて居間に入ると、椅子の上でクーが猫丸になっていた。昨夜寝室に戻った後、家内が手洗いに起きた時にでも付いて来て寝たようである。僕の後ろから起きたココが椅子に手を掛け「クーちゃん朝ご飯食べようよ」と言っても起きようとはしないのである。

何をされても

2010-04-05 06:02:21 | ネコ
雨の朝を迎えた東京である。天気予報によれば、我が街の今日の最高気温は、10度程度にしか上がらず、また冬の寒さに逆戻りだと言う。今日は温風器を1日中点けたままになりそうだ。
こんな日近所に暮らす野良さん達は、何処で雨と寒さをしのぐのであろうか。今朝は全く野良さんの声が聞こえないが。近所のお宅でも、縁の下に潜れる家は1軒もない。我が家のニャンズには雨降りも無関係で、カリカリの朝食を食べ、ソファーの背で爪を砥ぎ、温風が程好く来る高い場所に陣取って休んでいる。
こんなお天道様が姿を隠す日には、ニャンズの動きも鈍くなり、暖かな部屋のクーはパソコンの椅子で、ココはソファーの上で眠っている時間が多くなる。ココが気持ち良く寝ている時、その横に座ってテレビを見ている僕は手持ちぶたさになり、ついついココの胸やお腹を撫ぜてしまう。また、尻尾を左右に揺する事も。そんな事をされても全く怒らないのがココの良いところ。逆に嬉しくなってしまうのだ。写真は片手でココを撫ぜ、片手でシャッターを押したので、変な色合いになってしまったが、嬉しい時のココの顔である。

ねこの舌

2010-04-04 06:09:18 | ネコ
今日は復活祭=イースター。欧米では、精一杯のお洒落をして、主イエス・キリストの御復活を盛大に祝う春のお祭り。おめでとうございます。
さて本題に。
ねこの舌の表面がザラザラの擦り状になっているとは、以前から知識として聞いて知っていた。それを実感するようになったのは、クーとの生活が始まってからである。仔猫の時のクーはしょっちゅう僕の腕を押さえて舐めたものだった。今も毛繕いをしている時に手を出すと「お父さんの手も綺麗にしてあげる」と言う様に、ペロリとしてくれる。これは愛の仕草である。
一方ココは、生まれて間も無く母猫と引き離された影響か、人の口や手をチュコ・チュコと吸っていた。それは東京に連れて来てからも数ヶ月続き、その後は今に至る迄しょっちゅう舐めるようになった。ココがマッタリとしている時に顔の前に手を出すと、直ぐに舐め始める。
クーとココでは舐められた時の感覚が全く違う。クーはサラっとした感じであり、ココはジョリ・ジョリと言う感じである。舌の表面のヤスリの目がクーは細かく、ココは荒いのではないだろうか。ココに舐められている時「ジョリ・ジョリ」と言う音が聞こえてくる。
ねこはその舌のヤスリで、自分の毛をさばいているのだと思う。そして、個体夫々舌の表面迄違うのは、やはり驚きである。

毎日必ず

2010-04-03 06:08:51 | ネコ
我家で毎日必ず行われるのが、クーとココのバトルと言うか、小競り合い。原因は様々らしい。と言うのも僕らには良く分からない。仕掛けるのは9割方ココ。クーと一緒に居たくなると「クーちゃーん」と近寄る。クーは一人っ子として甘やかされて居たのが3年余りあり、チビ助の扱いが良く分からないと言うよりも、ココが我家に来た当座は「この子何?」と言う戸惑いがあった。ココはクーに構ってもらい、一緒に遊びたい一身で近付くのであろう。それは今も変わらないようだ。写真のようにクーがパソコンテーブルの最上段で、マッタリと休んで居る時に、ココが下の段で立ち上がって、クーの尻尾や足にチョチョイと悪戯をする。クーは振り返って、ココに高速パンチ浴びせ、2歩で床に飛び降りる。そのクーをココも全力で追い掛ける。
1日中家におり運動不足の2ニャンだ。「これも運動の1つ」と僕は見ているが、1ヶ月に1度位は、ココがクーを押し倒すバトルも。その時にはハラハラ・ドキドキする事もある。ココはクーにバトルを仕掛ける時、耳は寝かせず、怒った様子を見せぬが、クーは耳が寝てしまって、完全に怒りまくるのである。
2ニャンがすれ違いざま、クーがココに高速パンチをする事がある。ココは一瞬キョトン。次の瞬間クーを追い掛ける。最近ココは、クーの高速パンチが怖いのか、クーが本気で怒っていると後退りをするようになったのである。

信頼の証し

2010-04-02 06:16:02 | ネコ
猫は犬と違って誰でも彼でも懐く事がない生き物である。それでもオチビ頃迄は無邪気で余り人見知りをしない。それも、猫夫々。クーは家に入れて間もない頃、命の恩人の嫁が2週間ぶり位に姿を見せた時「シャッアー」と言って警戒し、家族を苦笑いさせた。今は毎日声が聞こえて来るので、孫と一緒に我家に姿を見せても警戒はしないが。
大人の猫では、自分に危害を加えない事が分かって初めて懐くのではないだろうか。我家ではクーもココも、生後2ヵ月過ぎの無邪気な頃から共に暮らしておりその辺は良く分からない。野良さんは毎日食事を貰っていても、ある程度の距離を置いて人と向き合うと言う。
クーもココも僕達夫婦には甘えて体を摺り寄せたり、じゃれ付いたり、猫なで声で呼んだりする。これは僕達を心から信頼している証しだと思うのである。信頼しあってこそ家族となれるのであり、それが猫にとっては一番幸せな事であろう。信頼する家族がない野良さんは不幸な存在である。これは人にも言え、家族を持つ事が心の安定に繋がる道である。その意味からも、お節介な見合い大賛成である。

乗り歩き

2010-04-01 06:23:13 | Weblog
始に今日の話の中心はねこの事ではない事をお断りする次第。
今日4月1日は、入園・入学、進学、就職等々、新たな門出を迎えられた方も多い事であろう。心よりお祝い申し上げる。特に、ココを助けて下さったリングさんもいよいよ中学に進学。ココ共々お祝い申し上げる次第。「おめでとうございます。お母さんを助けて、楽しい中学生活をお過ごし下さい」。
昨日はブログに書いたように、多摩地区の乗り歩きをした。家を出る前に2ニャンの茶碗にお昼のカリカリを入れ、近くのバス停に。この地に移り住んだ時から既にある桜の古木は、今年も枝一杯に蕾を付けているが、花は2分咲き程度。今週の寒さがたたっているようだ。京王線で多摩センターに向う。この線に乗るのも久しぶり。読売ランドから先は山肌に沿って上がるが、住宅やマンションが目に見えて増えていた。多摩センター駅に降り立つと、平日の午前中と言うのに大変な人。多摩モノレールに乗換えて立川に向う。電車は高幡不動迄は丘陵の中を、急勾配をなんのそのと言うように走る。桜の木も植えられているが、花はポツンポツン。僕が学生の頃はひなびた山村「北多摩群多摩村」であったのに、電車の中から田畑が見えぬ。40年で変わってしまった。
立川は今や多摩地区の中心都市。地理的にも真ん中だし、多くの司法・行政機関もこの地にある。それだけに、行き交う人の多い事。みんな早足で歩いていた。立川からは中央線に乗る。国分寺からは完全高架に。昔、大河のように流れる中央線の横断は、踏み切り待ちで時間が掛かったが。
西武多摩川線乗換えの武蔵境駅は、高架後の駅舎工事の最中であった。よいよい西武多摩川線に。写真のような4両ワンマン電車。昔は是政線と言い、多摩川の河川敷から砂や石を運ぶのが主目的で、人は2の次だったが、この沿線もびっしりと住宅が建ち、単線ながら12分間隔の運転。途中の多磨駅は都立多磨霊園の入口。京王線とは北多摩駅の近くで立体交差。多摩川線ではこの駅の到着アナウンスで、京王線への乗換えも流れていた。
家に帰ったのは午後3時前。家内の話では、2人とも昼ご飯も食べず寝ていて、ココは僕の足音で起きたと言う。僕が帰ってから2ニャンはお昼を食べたが、5時頃になると「ゴァーン」と夕食をねだったのには呆れてしまった。