クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

居眠り

2010-03-12 06:06:56 | ネコ
日中は春の日差しとなるようだが、朝の気温はまだ10度以下。部屋の中も温度は低く、温風器を点けねば寒くて居られない。今朝も我家の2ニャンは、5時過ぎに僕の足元に来て朝ご飯の催促。寝起きなのに食欲バッチリ。食後のココは、インターネットで今日の天気を確認している僕の側に。パソコンの上に座ると「ミャァアー」と可愛い声で背中撫ぜ撫ぜの催促をした。撫ぜ始めると、目がトロンとなり居眠りを始めた。
クーはココに先にパソコンテーブルに乗られてしまい、居間の中をウロウロし、ココを追い出す方法を考えていた。彼女が思い付いたのが、思いっ切り派手に音を立てて動き回り、ココの注意を引く事だった。即実行。大きな音を聞き、ココはパソコンから飛び降り、クーの後を追い掛ける。クーは逃げる素振りで、パソコンテーブルに軽々と飛び乗り、何時ものように欄間から庭を眺め、息子宅の様子を見て、テーブルの最上段の定位置に。クーの作戦にまんまと引っか掛かったココも、パソコンの上に戻り、2ニャン揃って、時折首を上下しての居眠りを始めたのである。

身軽に

2010-03-11 06:09:15 | ネコ
常々思うのだが、ねこは何て身軽なのであろうか。今クーは朝ご飯のカリカリを茶碗半分程食べると、全く音を立てずに居間に走って来て、床から3歩で高さ130cm以上のパソコンテーブルに飛び上がり、その上で口の周りを舐めながら食休み。走る時も犬のようにドタドタと大きな音を立てる事は少なく、離れていると思っても、直ぐに側に来て「ミャー」とご飯のお代わりをねだる事も毎日のようにある。1m位の高さなら垂直跳びも。驚きである。犬等に比べて体が小さく、力も弱い生き物故、神様がその運動能力を備えられたのだろう。
今日の写真の背景は乱雑であり恐縮だが、クーとココは作り付けの書棚の上に上下で居る事が多い。大体がクーの後を追い掛けてココがその上に登り、チャチャイ合戦を仕掛ける。彼らが座っている場所の幅は僅か10数cm。身軽なねこだから出来、その上でパンチを出し合う。上下に位置が、クーが上、ココが下になるパソコンテーブルでは、ココがクーのパンチを受けて、ソファーに落とされる事もたまにあるが、絶対に怪我はしない。身軽だから受身の能力も優れている。ねこの身軽さには本当に感心する次第である。

人の心を

2010-03-10 06:32:42 | ネコ
雪は止んで、木の枝にも積もっていないが、庭は真っ白になり、寒中のような寒い朝となった。
ニャン・ワンは人の心を瞬時に見抜く事が出来るようだ。生まれて間もない仔猫もその能力が備わっている。自分に危害を加えそうな人間には、決して近付かないし、人間の方から近付いて来ても威嚇したり、全力で逃げる。
僕が初めてクーを抱き上げたのは、息子が仕事に出る時に、その後ろを追い掛け始めた瞬間であった。抱き上げてもクーは嫌がらず、鼻と口の周りが黒い独特のマスクであったが、瞬間的に僕には可愛らしく写り、瞬間的に家に入れようと決めたのである。たぶんクーも「このお兄ちゃんとおじさんなら幸せになれる」と思ったのだろう。
ココも寒い公園で、小学生のリングちゃんに抱かれて、ねこ家族の仲間入りをし、リングちゃんの口を吸って甘えた。神戸に引取りに行った時も、ココは僕や家内の手の中で大人しくし、今は尻尾を触っても怒らない程信頼してくれている。今朝は寒く指先が冷たくなるので、時々パソコンの上に寝そべっているココのお腹に入れて、感覚を戻しているが、ココは怒るどころか嬉しくなり、僕の腕を押さえてじゃれている。
今日掲載した写真右側のニャン子さんは、マーサメリー・安武家のニャンカさん。クーとほぼ同年齢で、ある年の春、何時もご飯を貰っていたこのお宅に、娘のレンカさんを咥えて非難し、そのまま家猫として暮らすようになったと言う。ニャンカさんも瞬時にこのご家族が、自分達を大切にくれる事を見抜いたのであろう。マーサメリー・安武さんのブログは、当ブログ左側サイドバーのお気に入りから、入って戴きたい。このご家族を信頼したニャン子さんが増えて、大ねこ家族として仲良く暮らしている。

クー子はおしゃべり

2010-03-09 06:20:50 | ネコ
今朝は温く温くお布団から抜け出せず、ブログの投稿が何時もより遅くなってしまった。居間に入ると、何時ものようにパソコンの椅子で寝ていたクーが、足元に飛び降り「ミャンアー・ミャンアー」と文句を言う。人間語に直せば「遅いじゃないの、クーちゃんお腹が空いたのよ」となる。カリカリを数口食べると、居間の扉の前から僕を呼び「お手洗いに行くの。扉を開けてよ」と。クーは神経質で、トイレは寝室に置いてある自分の物しか使わぬ。
それにしても、クーが起きていると煩い。一々声を出して僕を呼ぶ。クーの要求を1つ聞いて腰を下ろしたら直ぐに「お父さ~ん」と。クーの声を無視していると椅子迄やって来て、僕の膝に手を掛けて「クーちゃんの声聞こえているでしょ」と。
オチビの頃から、人に向って話し掛けるねこであり、返事も返ってくる。仔猫の頃は「クーちゃん」と呼ぶと、人間語に近い声で「あーい」と返事を返してくれたもので、夫婦はそれが嬉しくてしょっちゅうクーに話し掛けていた。そんな事もあり、クー子はおしゃべりニャン子になったのかも知れない。

すくい飲み

2010-03-08 06:07:40 | ネコ
我家のニャンズの水飲みは、流しの洗い桶からである。最初に洗い桶から水を飲み出したのはクー。1歳頃だと記憶する。クーの茶碗の横には水鉢も置いてあるが、流しに上がって水を飲むようになり、それが習慣になってしまった。ココも東京に連れて来た直後は、茶碗の横の水鉢から飲んでいたのだが、居間でクーと過ごす時間が長くなるにつけ、クーを見習って洗い桶から飲むようになってしまった。それも食事の後は、必ず2ニャン揃って流しに上がり、交代で流しの渕に行く。大概クーが先になる。ココは調理台のトースターの上に座って、クーが飲み終わるのを大人しく待つ。この時は決してチョッカイを出す事はない。
そのココが今年に入り、新しい水飲みを始めた。手先を洗い桶に入れ、水を救って舐めるのである。すくった時に水がこぼれ、非効率な方法だと思うのだが、彼はこの方法に執着しており、普通の飲み方をする前に、数回この飲み方で水をすくっている。遊びかと見ていたが、真剣な顔をして繰り返す。ココが流しを降りた後には、その渕に水が2、3滴こぼれている。
写真のココの手先を良くご覧戴けると分かるであろう。

雨降りの朝

2010-03-07 06:27:42 | ネコ
雨降りの朝で今週もスタート。ウェーブの時間ごとの天気を見ると、雨は降り続き、気温も昼頃に向って降下線。正午頃には3℃との予報だ。しかし、我家のクーとココにはこんな事は無関係。雨に濡れる事も無ければ、寒くても暖房が程好く効いた部屋の、お気に入りの場所で普段と同じように過ごせる。こんな日ココは、僕の部屋着の袖に噛み付いて引っ張り「これ、ぼくに貸してよ」と騒ぎ、写真のように可愛い格好で眠る事だろうか。
こんな雨降りで寒い日、野良さんは如何に過ごすのか。クーやココとは雲泥の違い。満足に食事も取れず、空きっ腹を抱えて、肌に刺さる冷たい雨の中を彷徨うのか。置き餌も、やっぱり腹を空かせたカラスに取られてしまうのか。
こんな事を考えると、童謡に歌われているように、ねこは炬燵で丸くなる、のが1番幸せな姿であろう。太古の昔から今も変わらずに、人に甘え、人に幸せそうな顔と姿を見せ、人の心を和ませて、平和な社会へと導く、それがねこに与えられた大切な仕事であろう。

運動会の後は

2010-03-06 06:07:54 | ネコ
今朝の2ニャンは、朝ご飯を途中で止めて運動会を始めた。勿論仕掛けたのはチョコ助であるが、クーも直ぐにそれに乗った。今朝のクーには、ココの誘いに乗る下地があった。4時半過ぎ、1ニャンで居間や中廊下を駆け回り、僕とココの寝ている部屋の襖を叩いたりしていた。その音で目覚めたのである。家中を全力で駆け回り、クーが流しで水を飲み始め、運動会は終わったかに見えたが、ココがソファーの陰で、クーが来るのを足踏みをしながら待ち構えていた。クーはそんな事になっているとは考えず、静かな歩きで通り掛り、直前でココを見付け、全力で走り出しパソコンテーブルに。ココも全速力で後を追いかけたが、あと10㎝と言うところで追い付かず、テーブルの端でチャチャイ合戦となった。
ねこらしく持久力が続かず、一旦休憩となったが、今また3回戦目を始めたようだ。朝の運動会で充分に体力を使えば、この後の2ニャンは静かに朝寝となるだろう。朝刊を読む時間も、クーの我が侭に一々席を立たなくても済みそうである。

視線の先には

2010-03-05 06:03:05 | ネコ
深夜、僕とココが居間に居ると、台所から“ドタドタバタバタ”と大きな足音が聞こえて来た。クーの足音である。ココと揃って台所に見に入ると、クーが電子レンジから冷蔵庫の天辺に飛び上がったところであった。何を騒いでいるのかと暫らく見ていると、クーは盛んに天井を見詰め、その視線をたどると、照明カバーの端に、1ミリにもならない蜘蛛がいた。夜食を食べている最中に、何気なく天井を見上げ、蜘蛛を見付けて大騒ぎとなったようだ。10分位蜘蛛の様子を見ていたが、蜘蛛は照明カバーの裏に隠れてしまい、クーも諦め、流しに降りて洗い桶から水を飲んだ。
クーが居間のパソコンテーブルに上がると、クーに続いて洗い桶で水をたっぷり飲んだココも、“クーちゃん我が命”とばかりに、パソコンテーブルに登り、モニター横で立ち上がって、クーのお尻をチョコチョコと触る。クーは体を反転させ反撃開始。チャチャイ合戦が始まった。液晶・薄型モニターの揺れる事、僕は思わず手で押さえた。合戦の勝負は簡単についた。立ち上がって攻撃するココの方が、断然バランスが悪く、隣のソファーに落とされてしまったのである。毎度の事ながら、勝負は負けるのに懲りないココである。

クー子とチョコ

2010-03-04 06:23:36 | ネコ
先程ウエーブで今日の天気を確認すると、我が街の周辺では昨日と違い、今日は曇りで気温も8℃位にしか上がらず、寒い1日となりそうである。こんな日には2ニャンは、居間のお気に入りの場所で、猫丸になって眠ったり、ウトウトとマッタリして過ごす事だろう。
我家の2ニャンには、クーココと言う名前を付けているが、僕が家の中で彼らを呼ぶ時、そんな本名で呼ぶことは滅多に無く「クー子」「チョコ」と呼んでいる。クーはコカ・コーラ社のキャラクターから取ったものであり、そのキャラクターは元気な男の子のねこが描かれているので、女の子と言う事で僕は「クー子」と呼ぶ。幸い、クーはキャラクターねこと同じように、元気に毎日を過ごしている。ココは、毛模様がチョコレート色だし、起きていると子ネズミのように、チョコマカと家の中を動き回っている。それで「チョコ」と今画面に打ち込んでいると、早速僕の目の前、パソコンの上に来て、真上のパソコンテーブル最上段で静かに休んで居るクーを見上げ、どうしたらチョッカイが出せるか思案中である。
可愛いから愛称で呼び、彼らもその愛称を自分の名前と分かり、返事もするのである。

3位はココ

2010-03-03 06:09:00 | ネコ
先週は暖かだった東京であるが、今週は朝夕の気温が低く、温風器が大活躍。
1日(月)の東京新聞夕刊のペット頁に、ペット保険を扱う、アニコム損保の調査で、ねこの名前ベストランキングが発表されたとの記事が載っていた。ペット保険に新規加入した0歳ねこ約5500ニャンの名前を調べたと言う。それによると、第1位はソラ、2位モモ、3位にココが入ったとの事である。ココと言う名前は雌の3位にも。因みに、昔からねこの名前の代名詞として付けられている、タマは37位でこれも時代の変化であろう。
我家のココは、里親募集時の仮の名前がコーヒーであったのと、神戸生まれと言う事と、呼びやすさから付けた。最近ココの毛模様の焦げ茶の縞が濃くなり、光線の当り方では純黒に見える。ねこの毛模様は、幼い時は薄く、年を取るに連れて濃くなるのであろうか。
ねこの名前ランキング記事の上には、ペット大好きさんとして、能楽師の観世善正氏と10歳になるねこの福助君が写真入で紹介されている。福助君はゴミ箱の近くに居る所を、義妹の方に拾われ、氏のお宅に来たと言う。グレー縞の八割れさん。古典芸能のお宅に暮らすねこらしく、気品を感ずるねこである。