クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

今日で1千話

2009-03-14 06:06:01 | Weblog
この拙いブログも、この話しで1千回目の投稿となりました。06年4月23日に最初の投稿をし、3年11ヶ月。良くここ迄続けて来られたと我ながら感心する次第です。これも一重にお顔は見えませんが、毎日見に来て下さる方々のおかげであり、改めて感謝致します。
思い起こせば、我が娘クーたんの思いへの備忘録を兼ねて綴り始めました。ところが、ブログを書き始めて7ヵ月を過ぎた頃、可愛い仔猫の里親募集のバナーを発見し、これを開くと「おとーさん、おかーさん、ぼくの里親になってくださーい」と。近畿限定と言う事など無視して、両手を挙げてしまいました。天は僕の願いを、ビートさんとテケトさんに届けて下さり、このやんちゃ小僧ココを年末に引取り、07年元旦より現題名の、クーたんとココ君のお家に改題し、ココの成長記録と報告も兼ねるようになりました。
神経が細かく、孤独を好むクーですが、この1年大きく精神的な成長をしました。リタイヤした僕が日中も家に居る事が多くなり、クーもココも居間で一緒に過します。同じ部屋の中で眠り、並んで食事をし、一緒に留守番をし、時に遊びます。やんちゃのココを完全に受け入れました。チビの頃からお気に入りの、パソコンの椅子をココに取られても文句は言いません。
1千回は途中駅です。これからもライフワークとして、元気な限り書き続けます。何卒励ましの程よろしくお願い致します。

春だねー

2009-03-13 06:35:15 | Weblog
おはよう。ココだよ。元気だよ。
この頃お家の中に居ても、お花の良い匂いがして来るんだ。お父さんに何のお花?って聞いたら「木蓮の香りが入って来るね」って言ってたよ。ぼくこの匂い大好き。
今日も朝ご飯食べた後、お部屋の中でクーちゃんと運動会やっちゃった。ぼくが「クーちゃんおはよう」と言いながら、お鼻チューンしようとしたら、頭をコツンして駆け出したから、追っかけたの。クーちゃん扉の前で「ミャオーン」って言って、お母さんに開けて貰って、自分のお部屋に帰って行っちゃった。つまんないからお風呂場覗いたら「ココ、お洗濯の邪魔だから向こうに行ってなさい」ってさ。ショボンだよね。
昨日はお日様ニコニコだったよ。ぼくが目を覚ましたら、上の本箱で寝ているクーちゃんが居ないんだ。お父さんに聞いたら「クーは廊下に行ったよ」。クーちゃんカーテンの中でお腹をお日様に向けて、目をつぶってたよ。一寸離れてぼくも真似したんだ。気持ち良かったよ。やっぱり春だねー。

バケツ猫

2009-03-12 06:04:38 | Weblog
ココはおもちゃになりそうな物を見付けるのが大変上手である。静かにしていると思えば、今も暗い茶の間から、書類袋の糸を咥えて、テーブルから畳の上に落として、カギ尻尾をピント立て、本箱の上から見ているクーに「クーちゃん見てよ。ぼく袋見つけたよ」と言う様に、我々の居る洋間に引きずって来た。
ココを神戸から東京連れて来たのは、06年12月30日の夜だ。ココの寝室となる和室に入れると、少し戸惑った表情を見せ、部屋の隅で固まったが、それも一晩だけだった。3日目の正月2日になると、新しい環境にもなれ、ココ全開となった。居間に入れると、おもちゃの入ったバケツに飛び込んで、引っ繰り返し、大好きなボールを捕まえて遊んだり、猫ジャラシに跳び付いたりと。そしてクーにも「一緒に遊ぼう」と近付き、クーが「シャァー」を連発するが、全く気にしていなかった。
今もクーの顔の前を横切り、背中をパンチされても平気な顔で歩くのだ。そして日に何回かチャチャイと手合わせをするが、手数はクーの方が多いが、クーの隙を見付け先にチョッカイを出すのはココである。オチビの頃と全く変わらぬ、可愛いやんちゃ小僧だ。

お助け隊

2009-03-11 06:59:40 | Weblog
クーを家に入れた時、僕達夫婦はネコに対しては、“ド”が付く全くの初心者であった。そんな時神様は「勝手にしたら」とは言わず、直ぐに“お助け隊”を遣わして下さったのだ。しかも3にんも。先ず、息子から連絡を受けた、今は嫁となっているトモ子が直ぐにやって来た。そして夕食前には、このお助け隊の隊長で、トモ子の姉上Kさんとフィアンセ(このカップルも1児の両親となった)。Kさんは当時動物看護師。ぼくと遊んでいたクーを抱き上げると「生後2ヶ月半位の女の子。離乳期の終わり頃」と診立てた。そして、家内が買って来たネコ缶を見て「おばさん、これは大人のネコ用」と言い「これを食べさせて」と言いながら、病院で貰ったと言うサンプルの仔猫用の缶詰を差し出した。
翌日の夜、息子とトモ子が大きな紙袋を提げて帰って来た。その中にはクーのトイレ等のネコ用品が入っていた。そして、トモ子からは、小さな赤い鈴の付いた、ピンクの首輪がクーにプレゼントされた。若い2組のカップルの応援はどんなにも有難かったのである。
今日の写真は、家に来て2週間目のクーたんで、僕のお気に入りの1枚だ。

愛されて

2009-03-10 06:16:02 | Weblog
つい先程迄ココは僕と一緒に寝ていた。僕の布団に潜り、隣で体を伸ばして。時々小さな声で「ムニュ・ムニュ」と寝言を言いながら。可愛いニャン子である。
親の温盛がまだまだ恋しい、生後2~3週間で捨てられたが、幸運にも拾われたのが、小学校でも“ネコ博士”と言われているリングちゃん。そして娘以上にネコさんに愛情を注ぐビートさんであった。ネコにとっての性格形成の一番大切な時期ココは、6ニャンのネコ家族の中で育った。オチビのココは、みんなに可愛がられ、甘えて育った。自分が愛されている事を良く知っているニャン子である。
今日の写真は、06年12月16日に、ココの里親募集をご自身のブログ、ぐりぐら写で呼びかけられた、テケトさんが撮られたもの。大ネコユッキーに抱かれて眠っている、ヌクポカの一枚。
この性格は、2年4ヶ月を過ぎた今も変わらない。こうしてブログを書いている今、パソコンの横で寝てしまった。体を撫ぜても全く怒らない。家族大好きなニャン子である。

お転婆の頃

2009-03-09 06:36:03 | Weblog
この拙いブログも回を重ね、今週末には1千話となる見込みだ。そこで今週は、僕が何故ネコさんに惚れ、夢中になってしまったのかを、クーとココの幼い頃の写真と共に思い出してみる事にしたい。
今日掲載した写真は、5年前の10月初旬にフィルムカメラで撮り、CDに保存してあるものだ。この頃はまだ、デジタルカメラは高値の花であった時代。パソコンもマニアが個人で持つ程度で、今日のように一般家庭で持つ事は夢のはなしであった。
我家の子供となったクーは、毎日毎日可愛い仕草で、僕達一家を楽しませてくれ、アッと言う間にアイドルとなった。家へ早く帰り、クーと遊びたくて、終業時間が迫るとウズウズしていた。会社のネコ好きさんからは「仔猫と遊びたいのだろう」と冷やかされる事もおおかった。僕が家に帰ると、クーはそれに気付き、家内に車庫に面した窓を開けさせ、網戸越しに「ミャー」と言い喜び、次に玄関で出迎えてくれた。
この頃のクーは、何でもおもちゃにして遊ぶお転婆娘であり、それが可愛くてしかたがなかったのである。今日の写真は、新聞の上に乗り、僕の手にじゃれ付いて遊ぶクーである。手の平サイズのオチビさん。今ではこんな姿は滅多にしてくれないのだ。

《しっとり》とした

2009-03-08 07:47:34 | Weblog
クーとココは毛模様も違うが、毛の質も全く違う。クーはふんわりとした柔らかな毛である。ココの毛はしっとりとしている。ネコさんの毛で1番柔らかいのは、胸の部分である。僕はクーの白い柔らかな胸を撫ぜるのが大好きだ。この手触りは幸せにしてくれる。
ココの毛は、昔あったチックを付けたようにしっとり・ペチャっとしている。撫ぜると毛から出た油が付いてくる。二人の毛に共通しているのは、照りがある事だ。今日の写真で、ココのお尻付近が白く光っているが、これは、毛に当たったフラッシュの光が乱反射したため、白く見えるのである。クーの背中を写した時の方がもっとはっきりと見える。この毛の照りは、健康状態が良い事を示している。つまり、今の二人は、健康上何ら問題が無い事を示している。

ヤスリとキリ

2009-03-07 06:44:41 | Weblog
お腹が空いたココは、一緒に寝ている布団から抜け出し「ニォォー・ニヲォー」と言いながら、布団の周りを回りながら僕を起す。僕の頭の前に座って、おでこをペロリと舐め「起きてよ。お腹すいた」と言う。ネコの舌は目の細かいヤスリになっていて、舐められるとジョリ・ジョリと小さな音が聞こえてくる。片目は開くが、あと15分は布団に居たいので無視していると、また布団の周りをブツブツ言いながら回り出す。多分「何故起きないんだよ。ぼくお腹ペッチャンこだよ」と言っているのだろう。回りながら次の作戦を考える。僕の足元に回り、布団に潜る。次の瞬間僕は飛び起きた。足首をガブリされたからだ。ネコの犬歯は尖ったキリであり、犬歯の間は鋸状の細かい歯がある、ネコの大切な武器だ。ココには甘噛と言う言葉は持っていない。思いっ切り噛み付く。
ついに起された。僕の負けである。今朝は台所で、起きて来たクーと一緒にご飯を食べた後、パソコンの椅子に上がり、胸の毛と腕を入念に手入れをしていた。この毛繕いでも、ヤスリ状の舌は毛を取るのに、大いに役立つのだろう。

カギ尻尾

2009-03-06 06:24:36 | Weblog
我家のココはカギ尻尾である。カギ尻尾のニャンコさんはかなりいるようで、ニャンコさんブログを見ても、結構書いておられる。
ココが静かに歩く時、尻尾は真直ぐ立ち、先っぽのカギ型の部分だけが左右に揺れている。ココを引取る時、それ迄育てて下さったビートさんは「この子はこのカギ尻尾で幸せの扉を開けたのです」と言われた。昔から幸運を生むカギ尻尾と言われている。ココはこの尻尾を引っ張っても怒らない。じゃれさせて遊ぶ時、お腹を撫ぜながら、ついついこのカギ尻尾を握り、左右に振ってしまうのだが、ココは余計に嬉しくなり、足で僕の腕をケリケリするのである。
クーにこんな事をすれば、本気でネコパンチとガブリが飛んで来来るし、その後は絶対に遊んでくれなくなるだろう。
今日の写真は1年前に撮った、マタタビ粉の付いた、爪研ぎにじゃれるココである。

晴れの日は

2009-03-05 06:53:01 | Weblog
ネコ達にとってもお日様は恵みの光。このところ、愚図ついた日が続き、陽が出ている時間が少ないが、今日は朝から、お日様の機嫌が良いようで、陽が差して来た。こんな日は、クーもココも機嫌が良くなる。日中は廊下や出窓に出て、時には床に転がり、棚の上に寝転んで体内電池を充電する。
先日もクーは、廊下のカーテンに潜り、陽の光を体一杯に受けながら、梅の蜜を吸いに来た小鳥を見ていた。僕が近付くと盛んに話し掛け「気持ち良いー」と。クーの胸の白い毛が光っていた。