クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

やんちゃ坊主と内気な娘

2007-01-11 05:44:27 | Weblog
クーとココを見ていると、その年齢や性格の違いが良く分かる。クーは大人の猫になった事もあるが、どちらかと言えば、内気な娘である。ココは生後3ヶ月弱と言う事もあり、やんちゃ盛りだ。性格も陽のようだ。
さて、今朝もココに「遊んでよ」とばかり、足尾噛まれて起された。午前2時半の事だ。暫らく遊んだ後、部屋に閉じ込めて、パソコンを開くと娘のクーが静々と入って来た。一言「ゴァーン」。最近は、カリカリの上に、海苔や煮干をトッピングしないと食べなくなってしまった。困った事だが、可愛さに引かれ、ついつい甘くなる。食べた後はモニターの上でまどろんでいる。
5時を回り、クーとココの写真を撮りたくなり、ココの部屋の扉を開けると、始めは静かに、途中から駆け足でココが入って来た。お気に入りの、黄色い猫じゃらしをくわえて部屋に戻る。その後ろをクーが静かに付いていった。ココは猫じゃらしを置くと居間に戻り、パソコンテーブルの上に立ち上がって遊んでいた。それをクーが見上げている。
やっとお互いを認め合うようになった二人である。

陽だまりの中で

2007-01-10 05:35:46 | Weblog
毎朝の気温が、東京の郊外標高50㍍のこちらでは、0度近くまで下がり、出勤途中に眼にする畑は、真っ白く霜で覆われるようになりました。クーもココも、食欲旺盛で元気に過ごしております。ココの結膜炎も大分良くなり、涙も少なくなって来ました。
晴れの日の日中我が家の廊下には、日の光が充分に入り、温室となります。南側に二階建てのお家が二棟建ったので、去年の今頃よりは、少し陰が多くなりました。この廊下で、庭に来る小鳥のさえずりを聞いたり、お昼寝をするのが、クーの楽しみの一つです。今年はクーに加えて、ココも廊下に出してもらえるようになりました。家内の話では、昨日もクーがパソコンの椅子でお昼寝をしている間、ココも廊下に出て、机の上のベットでお昼寝をしたとのことです。
陽だまりの中で、猫が伏せてマッタリしている姿は絵になります。そこには、幸せに静かな時間がゆっくりと流れて行くのです。今日の写真もクーの幸せそうにしている一枚です。
次の土・日には、クーとココが一緒に廊下で、マッタリしたり、お昼寝をしている姿をカメラに収めたいと思っております。
クーも落ち着きを取り戻し、以前の生活のペースになりました。ココの事を受け入れてくれたのです。ただ、ココが滅茶苦茶にはしゃいで、駆け回ると、少し不機嫌になります。しかしそれは、どこのお宅でもあることでしょう。

おもちゃで遊ぶ

2007-01-09 05:38:57 | Weblog
ココの部屋には、ボール、ねずみ、タワーに下がっているお魚の3つのおもちゃが置いてある。ココはその時の気分で、おもちゃを選び遊んでいる。最近はそれに加えて、息子の本箱に置いてある、プーさんのぬいぐるみがお気に入りとなった。ココを良く見ていると、おもちゃで遊びながら、狩の真似をしている事が良くある。子猫はおもちゃで遊ぶ事で、大人になった時の知恵を学んでいるのだろう。
昨日帰宅し、僕がココの部屋に入ると「遊ぼうよ」とココが寄って来た。ボールを投げると、足踏みをした後ダッシュ1発、捕まえて、くわえて「ぼくボールを捕ったよ」見せに来た。そしてぼくの手元でそれをまた投げて、追いかける。15分以上全力で走り続けた。息が少し切れると、僕の足に乗り休み、また続けるのだった。
ココが遊んでいる時、家内が部屋に入って来た。ココは家内のズボンにじゃれ付く、それを部屋の外で見ていたクーも入って来た。二人は近寄り、お鼻チューンと付け合い、ココが「お姉ちゃんも一緒に遊ぼうよ」体を擦り付けても、クーは怒らず、逃げなくなった。一旦離れた後もまた近寄り、お鼻チューンをした。これ以上一緒だとクーが怒り出す事があるので、家内は「今日はここ迄」と言って、二人を引き離した。
クーが居なくなっても、ココは遊びをやめなかった。ココは甘えん坊、ぼく達が見ていると、全力で遊ぶようである。

愛で包む

2007-01-08 05:26:19 | Weblog
どのニャン子ちゃんのブログを拝見していても、ニャン子ちゃんへの愛で溢れておりますね。それぞれの方々は自分の子供として、愛情で包み込み育てておられるのが、滲み出ています。
クータンが我が家に住むようになった時、僕達夫婦は子育ての復習をしたのです。クーは人の言葉を話せません。赤ん坊を育てる時と同じように、クーが何をして欲しいのかを懸命に読み取りました。時にはちぐはぐになり、クーが怒り出す時もありました。クーの声の調子で何を言っているのか理解する努力もしました。今では僕も家内も、ほとんどクーの言う事が分かるようになったのです。
ココが来てから、クーの心に大きな変化が現れました。「自分なんて要らない。あっちへ行け」と思い始めたのです。僕達夫婦はクーに優しく接し、スキンシップも今まで以上に行いました。そして「クータンは家の大切な子供だよ。よそには出さないから安心して良いよ」と言葉に出して語る事も何回もありました。クーは人の言葉を理解します。2日前位からクーは僕達の愛情を体で理解するようになって来ました。ただ、甘え方は以前より激しくなりました。でも良いんです、クーが自分も大切にしてくれているのだと感じてくれれば。ココへの愛情はプラスアルファーだと思ってくれれば。
ココは天真爛漫です。BEATさんがおっしゃていた通り人見知り、猫見知りをしない子供です。ココのこの性格を摘み取る事無く、愛情で包み込み、育んで行きたいと思っております。写真はBEAT宅で家内に包まれたココです。

新春の陽射しの中

2007-01-07 12:14:53 | Weblog
昨日と打って変わって、今日は穏やかに陽射しが廊下に注がれている。クーもココもお昼寝モードに入ったようだ。クーは廊下で、ココは障子を通して日の入るお気に入りの場所で眠りに付いたようで静かである。
さて昨夜の事、布団の中から這い出したココにチュチュ攻撃を受けた。首、唇、手の指と所かまわず攻撃を仕掛けて来る。眠い、眠いのだ。ココに白旗を揚げて降参した。ついに洋間に退散し、ニャン子ちゃん達のブログを見始める。突然「ドーン」と音がした。クーが目を覚まし、ベットから飛び降りたのだ。扉を開けると、台所に直行し「ゴアーン」と一言。カリカリを入れても匂いを嗅ぐだけで見向きもしない。海苔の缶の置いてある棚に上がり「ミャー」「お海苔頂戴」と。1枚取り出し、少しちぎってカリカリの上にのせると食べ始めた。ところが、残った海苔を僕が口に入れると、調理台に上がり、口から出ていたのを銜えて取って行った。この娘、海苔の味が分かるようで、美味しい海苔でないと食べない。海苔が好物の猫とはあまり聞かない。
クーが廊下で日向ぼっこしている写真を写した後、ココの部屋に行くと、廊下でクーが「ミャー」と、障子をほんの少し開けると、クーが覗き込み、ココも顔を入れて、お鼻チューン。その後ココはボール遊びに夢中になった。クーは部屋の前の棚に上がりココの様子を見守ったのだ。
写真はココのお気に入りの場所で、昼間はここでお昼寝をしている。

一本橋渡ろー

2007-01-06 05:29:20 | Weblog
昨日帰宅すると、家内から嬉しいニュースがありました。ココに日光浴させるので、廊下に出したところ、ここは廊下の机の上にあるクータンのベットに入って寝てしまったのです。暫らくしてココが起き出したので部屋に戻した後、廊下にクーが入って来て、匂いも嗅がず何のためらいも無く、そのベットで寝てしまったとの事です。本当に「ヤッホー」です。クーは一生懸命全身で、ココを受け入れようとしています。今は少し塞ぎこんでますが、徐々に解消してきております。真にクータン頑張れとエールを送ります。
ココは昨日帰宅後、部屋に入り干されてふあふあの布団に横になると、早速やって来ました。僕の足を丸木の一本橋のようにつたわり肩の上に。先ずは首にチュです。ボールを投げると、駆け出してくわえて来て、僕の横で何度も投げては拾い、足で大きく蹴っては、また駆け出してくわえて来ました。子猫は良く遊びます。30分以上も繰り返していたでしょうか。その間にはミルクを一口のみ、トイレに飛び込み、目まぐるしく動き続けていました。その間クータンは、お気に入りの本箱の上で居眠りをしておりました。クータンの姿はまるで、瞑想している修道女に見えたのです。
深夜の事、眠っている僕の肩に重みを感じました。そしてあごを舐められている感触が。ココがチュチュを始めたのです。眠いので、寝返りを打ってもまた登ってきてチュチュ。どれ位続けたのでしょうか。僕が完全に目が覚め、時計を見ると2時半でした。このままではココの睡眠時間がなくなるので、起き出し、ココは布団にもぐらせて寝かせました。出勤時間まで後30分ココと少しだけ遊ぶ事にします。
今日の写真はオルガンの上でおすましのココです。

クーはお姉ちゃんに ココを見守る

2007-01-05 04:36:59 | Weblog
ココが我が家の子供となって1週間がたった。ココの可愛さは増すばかり。クーとの関係は、正直1歩前進半歩後退と言ったところか。
クーはココが来た翌日から、一生懸命ココを受け入れようと、自己葛藤をしている。その姿は見ていても健気だ。時にはひょうきんな仕草で、僕や家内を笑わせてくれた姿は無くなった。ココの事は気になる。ココとはお鼻チューンと付ける事は出来るようになった。しかし、その後ココが「お姉ちゃん遊ぼうよ」と体を摺り寄せると、たじろいで後ずさりをしてしまう。見ている僕は歯がゆくなるのだ。思わず「クーちゃんココと一緒に遊んで」と声を掛けたくなる。ココが居間で遊んでいる時、クーは写真のように少し離れて見守っている。その顔は優しくココを守ろうとしている。
昨日は家内がココに目薬を差している時、クーがここの居る部屋の前で澄んだ声で「ミャー ミャー」と言った。襖を開けると、クーは部屋の中に入り、ココの食器やトイレの匂いを盛んに嗅いでいた。その時ココはタワーでお魚と夢中で遊んでいた。やはりクーはココの事が気になるのだ。
ココの存在はクーにとって、青天の霹靂、元気の良いやんちゃ坊主に突然飛び込まれ、自分のテリトリーを遠慮も無く、飛び回られているのだから、ストレスを感じない訳が無いだろう。人だって同じだろう。僕が家内に断りも無く突然見ず知らずの人を連れて来て1ヶ月泊めると言ったら、家内は大変なストレスを追うことになる。
クーもココもこの溝を飛び越える努力はしている。毎日少しづつ前進している。後は時間が解決すると信じている。僕達夫婦は「クータン頑張れ」と声を掛け見守っている。何せ、猫見知りしない猫でもある程度の時間は必要のようなのだ。

静かな乙女とハイボーイ

2007-01-04 10:29:58 | Weblog
クーだけの時は気付かなかったが、クーとココを比べると好対照だ。クーは静寂を好む女の子。本箱の上で静かにしていたり、台所の秘密基地でうとうととしているほうを好む。一方ココは子供のせいもあるが、テンションの高い、やんちゃ坊主だ。起きている時は、めまぐるしく動き回っている。ボールで遊んでいたかと思えば、次の瞬間、タワーに駆け上がり、爪とぎをしながら、ぶら下がっているお魚を取ろうとする。僕達が部屋に行くと、直ぐに起き上がり、足元に来て「遊んでよ」と擦り寄る。そして、チュチュも大好きだ。昨日の夕方は15分以上も僕の手を吸っていた。きっと生まれてまもなく捨てられたに違いなく、おっぱいが恋しいのだろう。このチュチュは何時まで続くのだろうか。クーにはのこチュチュが無かった。それだけ大きくなって捨てられたに違いない。いずれにしても小さな命を粗末に扱う事は許せない。ココはアメリカン・ショートヘアーの血を色濃く持っている。里親募集の張り紙をすれば、応募があったのに。
今クーもココも我が家の子供となり幸せに過ごしている。この子達を見て、遊んでいる僕達も幸せである。
明日からは仕事だ。今日は、クーとココといっぱい遊ぶ事にしよう。

ココ全開

2007-01-03 08:45:36 | Weblog
ココが我が家に来て4日目、昨日もココのエンジンは全開。居間ではフルスロットルで遊び回っていた。クーはたじたじだ。クーは大きく丸い目をなお一層真ん丸くして「信じられナーイ どうして?!?!」と言う表情。今朝もココはクーにチュをした。「お姉ちゃん好きだよ」とココは言う。クーは「このオチビどんな子なの」と。ココはクーのご飯を横から食べようとしてついに「シャー」と言われたが、一歩退いただけで「僕へいきだょ」と。天真爛漫のココ。
クーは居間のおもちゃを中々取れなかった。ココはおもちゃ箱に飛び込み、引っ繰り返して、好きなおもちゃを取り出し、くわえて来て遊ぶ。クータンボールだって自分で投げてくわえて来る。プラスチックの猫じらしも、くわえてソファーに持って行き遊んでいる。
時計を見ながら隔離しないと、お昼寝をしなくなってきそうだ。そしてクーに余計なストレスを与えてしまう。
今日もココはエンジン全開で、遊びまくるのだろう。

されど25cm

2007-01-02 07:36:27 | Weblog
昨日の朝8時過ぎ、クーはココの声に和室の襖に近付いていった。廊下のガラス障子を開け、ココを廊下に出し、ガラス越しの対面をさせた。クーは優しく澄んだ声で「ミャ~」と。これなら大丈夫と判断し、襖を開けると、ココが走って出て来た。クーの50cm手前で一旦停止。そろり、そろりとクーに近付く。クーは少し及び腰。ココがまた近付く、クーは少し後ずさり、お互いの息が感じられる25cmまで接近した。僕も家内も息をつめて見守る、緊張の一瞬だ。でも何事も無かった。二人はそれぞれの存在を認め合った。これで良し。後は時間が解決するだろう。
ココはいよいよ家中の探検を始めた。それをクーは見守る。その目は真ん丸く、子供の事を心配する母の目で会った。ココは居間のテーブルに乗ったり、パソコンの上に登ったりとして遊んだ。側にはクーの目が見守る。しかし25cmの距離はこの日ちじまら無かった。
息子一家がやって来た。御節の前にココの所に。猫大大好きな嫁は、孫を息子に預けて、ココを抱き上げ「ココ君小さいね。可愛いよ」と言いながら、ほう摺りをした。ココは目を細める。その後ココも一緒に居間に行く。クーは台所のクータンの椅子に座り、ココはダイニングテーブルの上にあがり、二人は「美味しそうだニャー」と舌なめずり。
その後夕方にも、ココを居間に連れて来たが、ココは遊び、クーは自分のペースで本箱の上で休んでいた。