総入れ替え

本日、AHR里親会がありました。

ただいま被災犬の受け入れなどにより、保護犬の頭数が増えているため
通常は2週間に1度の里親会を、特別に毎週開催しています。

今回も、本当にたくさんの方にお越しいただきました。
引き続き、一時預かりを希望してくださる方、お散歩ボランティアに名乗り出てくださる方
支援物資や募金にご協力くださる方などで、会場は活気にあふれていました。

皆さまの善意と行動力に、心から感謝します。
ご来場くださったすべての皆さま、本当にありがとうございました





さて、我が家から参加の幸助。



この1週間のテーマは、とにもかくにも「引っ張らないで歩く」こと！　でした。

下宿開始当初、去勢手術して間もないせいもあり、お散歩になると
まだまだ男気を捨てきれなかった幸助。

草むら、電柱、街路樹、塀・・・
とにかく、他ワンコのにおいがする場所を見つけると猛ダッシュ。
ここでも理性が吹っ飛び、馬鹿ヂカラで突進してはマーキングの嵐。
一瞬たりとも気が抜けないので、仮ハハ、写真を撮る余裕すらナッシング

さらに、すれ違うワンコ、横切るネコ、飛び立つ鳥にもダッシュ。
しかもお散歩中、私の顔をチラとも見ようとしませんでした。







で、1週間が過ぎ・・・



とりあえず、何もないところでは
リードがゆったり緩んだ状態で歩けるようになり



う○ちを回収するあいだ、オスワリして待てるようになり



さらに、他ワンコに吠えられても、なんとか無視できるようになりました。


もともとの性格が、とても温厚で従順なだけに
こちらがきちんと示せば、ぐんぐん吸収していく幸助。
毎日変わっていく様子を見ることが、何よりの楽しみとなりました。






とはいえ、5年間で培ったものは、そう簡単に忘れられるわけもなく



草むらでは、相変わらずの馬鹿ヂカラで、ひとりマーキング合戦を繰り広げるわけですが
仮ハハとしての威厳を保つべく、「私の許可を得てからオシッコ」という流れを意地でも死守

マーキングしていい場所とタイミングは、すべて私が判断し
一旦オスワリをさせてから「ヨシ」の合図を出して初めて、幸助のフリータイムが始まります。






とまあ、そんな感じで
この1週間の成果を少しでも見てもらえれば・・・と里親会に参加したわけですが
今回は、残念ながらお声がかかりませんでした。


引き続き、幸助は修行に励みます。


が、諸事情により、今回は我が家に戻らず、MOMOどうぶつ病院に残ることに。
MOMO専属のトレーナーさんに、修行の続きをお願いしてきました。








じゃあ、誰がうちに来たって？？








ん？　こ、この後ろ姿は・・・



トイレサークルがちっこく見えてしまう、この巨体は・・・



この細長～～～いお顔は・・・




ま、まさか





まさかまさかの、新入りです。
かつてロシア貴族の寵愛を受けた気高い犬、ボルゾイの男子です。
まだ若いようなので、推定で3～4歳くらいかと思われます。

名前がまだ決まっていなかったので、ちょっとロシアを意識して
「ユーリ」と名付けました。

ユーリは、まだ保護されて数日。
これから健康診断や去勢手術などを行う関係で、まだ里親募集を開始していません。
募集の準備が整いましたら、正式にお知らせします。







そして、実はもうひとり。

ふみたんが入院した日から、我が家での下宿を始めたコがいます。




それがこちら↓



ミニチュア・シュナウザーの女子　4歳
このコも名前が決まっていなかったので、うちのコドモが「さくら」と名付けました。

さくらもユーリと同じく、まだ里親募集準備中です。
デビューの日まで、今しばらくお待ちください。






というわけで
めまぐるしくメンバーが入れ替わったキュウタ家ですが
意外にも（？）穏やかな日々を過ごしています。

その様子を、またボチボチ綴っていきますので、皆さま、どうぞよろしくです～。