九大グリーンクラブOB会ブログです

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荒船山に登りました

2020-11-11 21:47:20 | 登山

関東山紀行3

 

今年最初で最後の登山

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コロナ禍の影響でいろんな活動を自粛してきました。大分にも半年以上帰っていません。しかしここへきて規制が緩和されたため、1年ぶりに山に登ってきました。荒船山です。名前のように船の形をしているので、遠くから見てもすぐに分かります。

 今回は日曜日(10/25)だったので、朝ドラ(今はエール)がなく、7時過ぎに出発しました。9時前に登山口となる内山峠駐車場に到着(本人はそのつもりだった。それが間違いだと気づいたのはずっと後になってからであった)。荒船不動にお参りしていざ出発。40分で星尾峠に到着。一休みして、そこから20分で星尾峠分岐へ。ここから右へ行けば船の船首となる最高峰1423mの経塚山へ、左へ行けば船尾となる艫岩へ。迷わず左へ。ここからは船のデッキの上を歩くように真っ平な道を、途中クリンソウの群落や「皇朝最古修武之地」の碑を見ながら艫岩へ。艫岩からは正面に浅間山が臨め、眼下にはR254のヘアピンカーブが。しかしここは船の艫。足を滑らせれば奈落へ真っ逆さま。しかも北風が強く、早々に後にしました。ここからは船首の経塚山を目指そうとして、道標を見ると、何と今来た道を引き返すことになっているではありませんか。ここで初めて道を間違えたことに気がつきました。それも最初の駐車場から。私が停めたのは荒船不動下の駐車場でした。熊野古道の八木山越えや由布岳に次ぐ3回目の迷子です。よくこれまで遭難せずにこれたものです。

 デッキの上を星尾峠分岐まで戻り、そこからは一気に経塚山山頂へ。ただここは周囲を樹々に囲まれているので、眺望はさっぱりでした。長居は無用と直ちに下山開始。星尾峠分岐、星尾峠を通り荒船不動へ。登山の無事を感謝し、次の目的地である神津牧場へ。ここは日本最古の洋式牧場で、搾りたての牛乳やソフトクリームがとても美味しかったです。ここで大きなサプライズが。何とここの牧場長が盛岡時代の同僚でした。定年後葉山に戻ったはずなのに、どうしてこんなところにいるのか。しばし旧交を温めたのち、高崎に向けて牧場を後にしました。来年は武尊山や谷川岳、白根山に登ってみたいものです。どなたか群馬の山や温泉を計画している方は、是非ご連絡ください。

高崎市内から望む荒船山(左が船首となる経塚山、右が船尾となる艫岩)

9:00荒船不動尊下駐車場出発(最初は内山峠駐車場と思っていた)

荒船不動尊にお参りしていざ出発(登りに荒船不動尊は入っていなかったので、

ここで間違いに気づくべきであった。)

9:40星尾峠到着(60分の行程が40分で着。まだまだ健脚の証明)

10:00星尾峠分岐(右が経塚山、左が艫岩)

デッキ上のもみじ(赤が少なく、黄色が多かった)

皇朝最古修武之地碑(由来はネットで調べてください)

10:25艫岩着(この道標をみて間違いに気づく。

内山峠から登ってくるはずだったのが、荒船不動尊から登ってきてしまった)

艫岩の断崖絶壁(紅葉は写真以上にきれいだった)

艫岩からは正面に浅間山を望む

眼下にはR254のヘアピンカーブが(ここを走ってきた)

艫岩からは遠く北岳や御岳山が見えるはず

経塚山山頂(周囲は木々に囲まれて眺望悪し)

13:15下山(4時間15分の山行であった)