九大グリーンクラブOB会ブログです

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関東山紀行⑧ “妙法ヶ岳(1329m)”に登りました

2022-12-20 19:40:53 | 登山

 今日は3年ぶりの秩父夜祭宵宮。ただ九大GCOBとしてはお祭りだけで出かけるのは憚られるので、奥秩父の妙法ヶ岳に登ることにしました。秩父の山々については機会があれば現役時代から登りたかったので、今回登ることができたのは最高です。

 祭りと言えばビール。そこで電車で行くことにしました。朝アパート前を7:22のバスに乗り高崎駅へ。7:54の八高線に乗り寄居へ。ここでSUGOCAに3,000円をチャージして三峰口までの乗り場を聞くと、往復1,000円のフリー切符があるとのこと。それを早く言ってよ。2,000円チャージにしたのに。

 寄居から三峰口までは秩父鉄道で。途中影森で乗り換えて10:09着。ここにはSLクレオパトラが着くとあって、転車台が観光スポットになっていました。ただ、駅前はすっかりさびれてしまっていて、コンビニ一つありませんでした。唯一の救いは草もちを売っているお店があり、6個入り600円を一つ買いました。駅前のベンチで日向ぼっこをしていたご婦人二人の隣に腰掛け、草もちをお裾分けしたら、なんと缶ジュースを2本いただきました。わらしべ長者みたいな話です。

 三峰口からは西部秩父バスで三峯神社まで。なんと座席が空いていなかったので、終点まで立ちっぱなしでした。ヘアピンカーブの連続で大変でした。三峯神社着が10:40。まずはお参りです。由緒書きによると、三峯神社は日本武尊が伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀ったのが始まりとされ、この時、東国平定の道案内をしたのが狼であったことから、この狼が一緒に祀られています。

 お参り後境内を散策していると、全国各地の分社がありました。その中に杵築神社と言うものがあり、目に留まりました。私の出身地が大分県の杵築市だからです。しかし、この杵築は出雲市大社町杵築東にある杵築(きづき)大社、現出雲大社のことなのです。うちの雑煮が醬油味の小豆をかけたものなのも出雲に由来しているのかも知れません。

 昼飯にざるそばを食べて、いよいよ登山開始。まずは、登山届の提出から。その後は杉木立を通り抜けながら、徐々に高度を上げていきます。途中、階段や鎖場もあり、最後の鎖を登ると、そこは1,329mの妙法ヶ岳の頂上。1時間15分の登山でした。頂上には秩父宮殿下の登山記念碑が建っており、目の前には両神岳や遠くには浅間山などが眺められました。

 しばし休憩してから下山開始。下りは50分の行程でした。15:30発のバスに飛び乗り西部秩父駅へ。帰りはゆっくり座ることができました。駅前はすっかり祭りの装いで、地酒を買ったり屋台を冷やかしたりして秩父駅へ。駅前には祭りの中心秩父神社があり、駅前通りにはすでに提灯を灯した山車が引き回されていました。

 早速ビールとつまみを買って一杯。やっぱり山登りの後はビールですね。これに温泉があれば最高だけど。今回は宵宮だったが、次回は大祭に来ることを誓って、秩父駅から寄居経由で、高崎に帰りました。花火に見送られながら。

秩父鉄道三峰口

観光スポット SL転車台

駅前名物 草餅

三峯神社参道入口 狛犬が狼

三峯神社山門

三峯神社本宮

境内にある杵築神社

いよいよ登山開始 13:05

まずは登山届けから

杉木立の中を登っていく

階段

最後の鎖場

三峯神社奥宮 14:20

山頂にある秩父宮殿下登山記念碑

両神山とその奥に浅間山

下山 15:20

秩父神社 秩父夜祭ご祭神

町中を練り歩く山車

イカと唐揚げで一杯

花火もあるよ

秩父駅から寄居経由高崎へ



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