メガ宝くじ、158億円当選した夫妻が会見 使い道明かす
1億9000万ドル(約157億8000万円)の宝くじ「メガミリオンズ」を的中させた米ワシントン州に住むマキュラー夫妻が6日、くじの主催者から大型の小切手を手渡され、会見を行った。
「メガミリオンズ」は6つの数字を当てる宝くじで、今回は史上2番目の高額となる3億8000万ドル(約315億6000万円)の配当。2組が当選しており、マキュラーさんはその半額となる1億9000万ドルを受け取る。
会見で夫のジム・マキュラーさん(68)は「私たちは41年間、結婚しています」と切り出し、「私はこの小切手で何をしたらいいのかが分かっています」と即座に妻のキャロリンさんに小切手を手渡した。
抽選が行われたのは4日で、夜のニュースでキャスターが当選番号を読み上げたとき、ジムさんは「オー・マイ・ゴット!」と絶叫。すぐさま「キャロリン!」と妻を呼んだものの、「こんな夜中に大声を出したら心臓発作を起こすかもしれない」と考え直して、冷静に妻を呼び、パソコンで改めて当選番号を確認したという。
「彼女は何度も数字とにらめっこした揚げ句、私を見ると『これは本当なの?』と叫び声を上げました」とジムさん。キャロリンさんは「私たちは今まで、よくネットで家の物件を見ていて、もし宝くじに当たったら買おうと考えていました。でも今はそれがふさわしい使い方だとは思っていません」と話し、ジムさんは「私たちはこのお金を他の人々のために使えることに興奮しています。クリスマスには多くの人にプレゼントと七面鳥を届けることになるでしょう」と慈善事業に生かしていきたい考えだ。
マキュラー夫妻はこれまで、同じ数字の宝くじを買い続けており、2人の誕生日にちなんだ「08、15、42」、「04、25、47」を選んでいたという。今回の当選番号は「4、8、15、25、42、47」だった。
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