奈良県斑鳩町の法隆寺で8日、1年間にたまった仏像のほこりをはらう恒例の「お身ぬぐい」があった。金堂の釈迦三尊像(国宝)や夢殿の救世(くせ)観音像(国宝)などを約10人の僧侶が丁寧に清めた。
大野玄妙(げんみょう)管長らが金堂で読経後、作業開始。長さ数メートルの竹ざおにつけた和紙のはたきや、はけなどを使ってほこりを払い落とした。
救世観音像は春秋にだけ公開されるが、この日はお身ぬぐいの約10分間、厨子(ずし)が開かれた。居合わせた参拝者は堂外から様子を見守り、静かに手を合わせた。
大野玄妙(げんみょう)管長らが金堂で読経後、作業開始。長さ数メートルの竹ざおにつけた和紙のはたきや、はけなどを使ってほこりを払い落とした。
救世観音像は春秋にだけ公開されるが、この日はお身ぬぐいの約10分間、厨子(ずし)が開かれた。居合わせた参拝者は堂外から様子を見守り、静かに手を合わせた。