まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

田主丸の建築と巨峰ワイナリー

2023-12-06 23:38:23 | 建物・まちなみ
2023年3月の九州北部の旅、続き

最終日はあいにくの雨。小倉から出発した旅だが、ゴールは博多の予定である。
泰泉閣を出て久留米方面へ走り、いくつか近代建築がある田主丸に寄り道しよう。筑後吉井のまちは今回は残念ながらパスした。

旧田主丸郵便局。「ライフショップのだ」の看板が出ているが、営業しているのかどうか不明。


正面だけの看板建築でなく奥行きのある木造ビルだ。側面には装飾がないものの正面と同じ仕上げ。


田主丸商店街を歩くと、洋風意匠の建物がいくつもあって楽しい!傘を差しながらはちょっと煩わしいが・・・
宮崎陶器店。ここは現役店舗。


綱を着けたえびす様?かわいい(笑)


通りに妻を見せた古い商家も2階に縦長窓を並べ、ペディメントに見立てた妻壁には洋風のレリーフがみっしりと!


窓の上には「K.KOGA」の文字が見られる。


いかにも銀行然とした建物。空き家っぽい感じだな。。。




先を急ごう。見学とお昼を兼ねてやってきたのは、耳納連山の中腹にある巨峰ワイナリー。
田主丸は巨峰開植の地だそうで、1939(昭和14)年に品種改良で誕生した巨峰を、このワイナリーの先代を
含む5人の農家が昭和32年に200本、世界で初めて開植したという。巨峰栽培は田主丸の農家に広がり、
豊かに実った果実で当代当主が巨峰ワインを誕生させた。
ここの販売所ではさまざまなフルーツワインを試飲して購入することができる。
もちろん私は運転するので試飲はできなかったが・・・あまりお酒飲めない私でもちょっと味見したかったな。


雨がうらめしい・・・今は真っ白だが晴れていたら筑後川もきれいに見晴らせるだろう。


敷地内にはワインと食事が楽しめるレストラン「ホイリゲ」があり、ここでのランチが目的だ。
ドイツでは、新酒を飲ませるパブをホイリゲと呼ぶのだそうだ。


田主丸のまちを見下ろすパノラマ席でいただくおしゃれなランチにウキウキ♪・・・しかし、ちょっと早めのランチ、
今朝泰泉閣の朝食ビュッフェで食べ過ぎていたので、途中でおなかが苦しくなってしまった(苦笑)。


食後に地下貯蔵庫を見学する。あっ、これはタイルだ(笑)




なんと地下にこんなアーチ梁に支えられたとても広い空間があるのだ!ここでたくさんのワインが眠っている。
世界最古の巨峰ワインも!?




ドアが・・・あれっ?地下に下りたはずなのに、ここは地上?


外へ出たら目の前にはぶどう畑が夢のように広がっていた!ここは日本?ヨーロッパの修道院の果樹園に
迷い込んだようだ。なんだか魔法にかけられたような感覚。。。


単に山の斜面に建つ施設の、一段下から出てきただけなのだが。


ここへは人の車に乗せてもらって来る方がいいね!(笑)


続く

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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ねじまきさん、 (ぷにょ)
2023-12-18 23:10:00
上のコメント、ぷにゃ になってますが、ぷにょです(爆)
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Unknown (ぷにゃ)
2023-12-16 18:23:28
ねじまきさん、
コメントありがとうございます!
最近はなかなかブログに書けずフェイスブックなどに
ちょろっと書いて過ぎていく感じで、訪問記録を残せてないです汗

あの辺ほんといろいろ見どころ多くて楽しいですよ!
草野町は見られましたか?次の記事で書く予定ですが(笑)
返信する
Unknown (ねじまき)
2023-12-12 09:15:32
こんにちは。久々のコメント失礼します。
これはテンション上がりますね。
田主丸ってこんな近代建築いっぱいの町だったとは知りませんでした。
脳内の訪問リストに追加しておきます!
貴重な情報ありがとうございます。
返信する

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