川崎重工 「Ｗシリーズ」を復活 「Ｗ８００」を新発売

　川崎重工業は古き良きデザインと力強い走りで根強いファンを持つ大型二輪「Ｗシーリズ」の新型車を２年ぶりに発売する。来年２月１日から発売される「Ｗ８００」は、燃料供給をエンジン直噴型に変更、国内の新排出ガス規制に適合し、満を持しての再登場となる。

　Ｗ８００は、同社が１９６６年に投入した「Ｗ１」に源流を持つ。Ｗ１は当時、日本車で最大排気量を誇り、同社が大型二輪車メーカーとして地位を築き、多くの固定ファンを獲得するきっかけとなった名車。

　新型車はＷ１のレトロなデザインを受け継ぎ、シリンダーが垂直になるよう設計された並列２気筒の「バーチカルツイン」を採用。０９年まで生産されていた「Ｗ６５０」を上回る排気量８００ｃｃクラスの空冷４ストロークエンジンを搭載し、心地よい振動と鼓動感を生み出した。

　価格は標準モデルが８５万円、メッキ仕上げやメタルパーツを多く使用した特別仕様車が８８万円。年間２５００台の販売を目指す。

【関連記事】
二輪復権、ホンダに活力　低コスト車好調、国内需要刺激
疲れないシート、極上空間を演出「グランクラス」
川崎重工、最終黒字に転換　旅客機部品の受注増加
自動車各社“つぶやき”戦術　拡販にツイッター
航空機部品も国産化めざす　住金系と中小が連携
志高い若者への投資が社会にレバレッジ効果をもたらす

東京株式後場寄り：ドル・円82円50銭割れから、指数も下げ幅拡大

　28日の東京株式市場は後場に入り下げ幅を拡大している。後場寄りの日経平均株価は前日比51．96円安の1万0304．03円とこの日の日中安値を更新。ドル・円が一時、82円50銭割れとなったほか、上海、香港株式市場の下落から日本株も売り優勢となっている。全般には買い手掛かりに乏しく、商いは低水準となっているため、ある程度まとまった売り注文が入ると値を下げやすくなっている。（編集担当：佐藤弘）

【関連記事】
銘柄パトロール：GSユアサ、アンジェスMG、京セラ、鬼怒川ゴムなど
東京株式前引け続報：商い閑散、買い手掛かりに乏しく小口売りに下押す
東京株式午前10時：買い手掛かり材料難の中、小安く推移
東京株式寄り付き：手掛かり材料難の中、小反落スタート
12月21日レーティング情報：クレディスイス証券

中国、銀行ごとの金融政策調整も＝人民銀行政策委員

　［北京　２８日　ロイター］　中国人民銀行（中央銀行）の李稲葵・金融政策委員は、中国は「市場にとって受け入れ可能な」段階的な形で引き締めを実施する、との見方を示した。

　２１世紀経済報道が２８日に報じた。

　政府は来年、各銀行の業務を踏まえて個別に金融政策設定を調整する方針、とも述べた。

　同紙によれば、李委員は「中銀は今後も段階的な政策措置を継続し、市場にとって受け入れ可能なペースと頻度で引き締めを実施する」と発言。「現在、利上げの必要性は非常に高い」とし、「海外からのホットマネー流入も見込まれるが、政策決定は主に国内経済を考慮して行うべき」との見方を示した。

　同委員は２５日の利上げについて、年末にかけてインフレ期待を和らげる効果があると指摘。

　温家宝・首相が２６日、政府として不動産価格抑制に向けた取り組みを強化する考えを示したことに関しては、「過度に急速な上昇を回避するという意味だと理解している。ただ、不動産価格が下落すれば、中国経済に新たな問題をもたらす」とした。

　李委員はさらに、不動産価格が消費者物価と同じペースで上昇すれば、問題はないはずだと述べた。

【関連記事】
インフレに照準、融資とマネーの伸び抑制へ＝中国人民銀副総裁
中国はインフレ抑制可能、不動産価格抑制へ取り組み強化＝温首相
インフレ抑えるためさまざまな手法活用＝中国人民銀副総裁
中国、ＩＰＯスポンサーに関する規定を強化へ＝関係筋
中国国家発展改革委と人民銀、2011年融資目標めぐり意見相違＝新聞

フェラーリ 458イタリア…自分だけの1台に

フェラーリの最新作、『458イタリア』。同車を顧客の要望に応じて自由にカスタマイズする「パーソナリゼーションプログラム」の映像が23日、ネット上で公開された。
動画リンク：F1と同じ施設も
同プログラムは、フェラーリが主要車種に用意しているもの。今回、458イタリアでも同プログラムが選択できるようになった。専用の3層コートボディカラーやレザー/アルカンターラ内装、カーボンファイバーパネルなど、通常の458イタリアでは物足りない顧客に向けた数々の特別装備がラインナップされる。

イタリア本社工場で、職人の手作業によって仕上げられる同プログラムの映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。



《レスポンス 森脇稔》


【関連記事】
【デトロイトモーターショー09】ランボルギーニのカスタムプログラム
メルセデスベンツ C63AMG の内装をカスタマイズ…22色から選べる
レクサス LS、内装カスタマイズプログラムを導入…自分だけの1台へ
アウディ A1 のカスタマイズ車を一挙7台
トヨタ FJクルーザー 日本投入…カスタマイズを推奨

【デトロイトモーターショー11】ポルシェ、新型車公開を正式発表

ポルシェは27日、2011年1月10日に開幕するデトロイトモーターショーにおいて、新型車をワールドプレミアすると正式発表した。
画像：現行911と918スパイダーコンセプト
この件に関しては、すでに米国のメディアがレポートしているが、ポルシェが正式に新型車の発表を宣言したのは、今回が初。

この新型車に関する詳細は、車名も含めて現時点では明らかにされていない。次期『911』、もしくは『918スパイダー』の市販バージョンの可能性があるし、2014年に発売する新型SUV、『ケイジャン』を示唆したコンセプトカーとの観測もある。

ところで、ポルシェは2011年のデトロイトモーターショーが4年ぶりの復帰となる。1月10日のプレスデー初日、出展メーカーの先陣を切って、現地時間早朝6時30分からプレスカンファレンスを行う点からも、ポルシェの意気込みが伝わってくる。


《レスポンス 森脇稔》


【関連記事】
ポルシェの小型SUV、車名は ケイジャン に正式決定
ポルシェのHVスーパーカー、市販デビューが決定
【デトロイトモーターショー11】ワールドプレミアは30台以上
【デトロイトモーターショー11】これがホンダ シビック 次期型だ
【広州モーターショー10】スバル、超高級車の仲間入りか