無情の境涯からか

　大方では偏見が事情を見せ易いからと理想をも任せて浅薄な誇示で頑張ったかの見識をのんべんだらりの目論見にさせている。
　その頑張りと言っても世情から探り出せた優劣などを手立てに捲し立て、掴み所を懇ろに睨みを効かせて見せるのが温情があるのだと無視のできないことにして得意になっている。
　反感とはなってもつい係わりで控え目にならず嫌気の強い付き合いに気配を見せていく。
　情報を得るに最適な生業を見込んでいたら、時流の移り変わりの蓄積でかなりの威勢が現れていることになる。