1月7日
さて、音楽の話です。
自分の中での好きな音楽といえば、主にロックバンドが多いと思います。それも日本のロックばかりです。
ん、日本のロックはロックなんかじゃないとか、そんな通ぶった意見はとりあえず水に流します。
まあ特に、別に小さい頃からロックを聴いていたわけではありませんでした。
サザンとかオフコースとか、スターダストレビューとか槇原敬之とか、ガキの頃の私を取り巻く音楽は主にこの辺りでした。大体こういうのって、親が車の中で流していた曲に影響されて育っていくんでしょうね。以上のミュージシャンを特別好きになったわけではありませんが、それなりに好きです。世間一般並みくらいにですが。
昔は流行り物とか、それなりに敏感に察知するタイプだったのに、いつまにかそんなスキルは砂と化して風に飛ばされてしまいました。
ガラケー時代、サブスクリプションなんて言葉がなかった時代では、一生懸命周りのトレンドをうまく見つけて、テレビのドラマ主題歌や、CM内で流れている曲、教室内でカッコつけたヤンキーが携帯で流している曲、どんなものでも流行っているのであればそれを探して、見つけて、聴いて満足する、の繰り返しだったのですが、今では見る影もありません。
今は特に周りも流行も気にしていません。曲探しもとてもとてもマイペースですし、新しいものでも古いものでも、気に入れば好きなものになります。私はシェアハウスに住んでいるので、それなりに色んな話題とかが溢れかえる中で、知らないものは知らないと割り切っています。その中で自分に合うものがあれば着目すればいい話ですし。
多分、年齢がそういうスタイルに変えていったのもありますし、好きになったものが私をその道へと導いた可能性も考えられます。
自分にとっての、ロックバンドの道を示してくれた存在はBUMP OF CHICKENでした。何となく自分の世代が見えてきそうな贔屓具合ですが、流行り物にそんなに飛びつくことがなくなったのも、主にこのバンドのおかげです。今では感謝しています。
中学の頃、家のリビングで姉が観ていた、jupterというバンプの3rdアルバムのMV集を後ろで一緒に観ていました。その一曲目の「stage of the ground」という曲に魅了されたのが、自分とバンプの出会いでした。
今では公式がyoutubeに挙げていますので、気になる方は見て欲しいのですが、底抜けに明るいわけでもなく、かといって情熱がないわけでもない、そんなニュアンスでひたすらに楽器を奏でるメンバーの姿に、当時の私はじわりと感動の芽生えを感じたのでした。
そこからはもうこのバンドにつきっきりでして、バンプの公式ホームページは毎日確認し、新曲が出れば舞い上がり、2ちゃんねるに掲示板内でメンバーが叩かれているのを見て本気で病んでしまったりと、しっかりと自分の生活に根付いてしまったのです。
それはある意味ではオタク気質と言えるでしょう。自分から好きなもののコンテンツを探しにいく、その楽しさを教えてくれるものでした。
好きという形には、いろんな種類がありそうです。今回は深掘りしていきたいと思た、自分の好きなものについて書きました。バンプの好きな曲とかもまた色々話していけたらいいかなと思っています。
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