8月に入り暫くすると、素晴らしい事が起きて来るとの想いを感じます。
しかし、一体何が素晴らしい事なのかは分かりません。
それに、霊的及び次元的な上位の階層領域と、下位の階層領域とでは現象的に観える情景・事柄が異なるかもしれません。
上位と下位とでは夫々の観方により、素晴らしい事や良い事や嬉しい事や有り難い事と思う人と、反面、酷い事や辛苦な事や悲惨な事や嫌な事と思う人とに分かれる可能性があり、物事の成り行きが促進されそうに感じます。皆さんがこれまでも、これからも目にする景色は心・意識の中にあり、「天国」になるか或いは、「地獄」になるかは皆さん方の心得・思考・想念する如何だと言えます。
「禍福無門 唯人所召」=「禍福は門無し 唯人の招く処」は、災いと福に門はなく その者自身が招くものとの故事成語・春秋左伝・諺があります。
だからこそ、私たちは1日1日を心して懸命に生きねばならないのです。
上位の階層領域に属する皆さんは速やかに素晴らしく成れるとも言えます。
それは、日頃から意識と言動を高尚に保ち心・魂の研鑽に励んで高揚し、人格と品性を高めて霊性は准聖人並みに向上して神性に自覚し、アセンドマスターの仲間入りへ近づいて五次元世界の入り口へも近づいているからです。
反対に下位の階層領域に属する人々は、人類が過去に築いた様々な虚構な枠組みの体制や制度や柵とか産業経済と金融は、浄化作用の自壊作用により受難の大嵐が押し寄せて遭い、根底から崩壊しつつ新しい枠組みの体制や制度が芽を出して変貌するでしょう。
それにより、様々な災禍に見舞われて急速に崩壊し変貌して行きますが、虚構な金品や財産・地位・利権に振り回されず、過度の依存や執着・未練を潔く精神的に断ち切ることが肝要です。
7月6日の夢、「人類の集合意識は上下階層領域で遂に合意に達して臨界点に到達する」で紹介しました様に、人類の集合意識は上下で夫々に合意に達して臨界点に到達して、相互に存在する異なる階層の領域は次元的・霊的に確立されて、集合意識の霊的な雛形が現象界へ降りて来る時期が到来したとも言えて、これを契機に双方で大変化が起きて来るのかも知れません。
それは、今の世界・社会の動向・潮流は次元的・霊的に、利他心・ポジティブな上位の階層へ向かう領域と、利己心・ネガティブな下位の階層へ向かう領域とは、分断・分裂され分岐し分離されて隔離が進んで、双方の世界は別々に異なる方向へ進展しているからです。
つまり、上位と下位の二極に分断して相互に分離する階層領域に於いては、人類の集合意識・想念の総和・総意は双方で互いのフォーカスで合意のレベルに達して、相互に存在する異なる階層の領域は次元的・霊的に確立されたと言えます。
皆さんの夫々が上位の階層領域へ向かうグループに属するのか、或いは下位の階層領域へ向かうグループに属するかは、夫々にカルマを背負う相違とか人生観・生き方と、事象に対する認識と価値観の相違による影響とか、想念・意識の高尚さや波動が高いか低いかにも影響されます。
それにより、互いに体験している世界観の認識も情景も明確化が実現することから、何らの作用(トリガー)で反映され投影された映像・幻影が現世に表現されて、大災害・悲惨な戦争・テロ事件・パンデミック・大事件・大事故などの、事象となり大規模の展開となれば社会現象的にリアクションが起きて来ると思われます。
これは、人類の集合意識なる総意の集団する念(想い)・心の影が幻想・幻影・マトリックスとして、感覚・実感を伴って環境・社会・世界が激しく変わって行く過程に展開する、姿・妄念を人々は観る事になるでしょう。
但し、世界的には国家とか地域により時期と程度の相違と格差を伴いながら、全体が相容れない別方向へ大きく変化を遂げて行くことになり、何事も紆余曲折しつつ進展して行きます。
しかし、皆さんが自らの目を始め五感で認識している世界は、現実・実体ではありません。
それは幻影・幻想です!!!
「皆さんは速やかにこれを把握する必要があります」。
幻影・幻想が実体なのではなく幻影・幻想を創りだした、人類の集合意識・想念が実在しているだけです。
「皆さんが所有している力の源は皆さんの精神・意識・想念の中に存在しています」。
だから、真実を見極める心、魂、霊性を培うことが大切でしょう。
この世は借り物とか仮の姿とか現象界・現世と言われる所以です。
利己的で邪悪な想念に因り映し出した虚構である幻影とか妄念・妄心は、光明波動を受けて本格的な浄化作用により且つ急速に崩壊して、聖なる新しい時代へと切り替わって行くでしょう。
皆さんが認識している世界はただ皆さんの精神・意識に因る想念の集合・集積の反映に過ぎないため、皆さんが現象的に認識しているものを変化させるためには、「皆さんの精神・意識・想念を変化させる必要があります」。
皆さんが現れた幻影に驚いて恐れ意識を集中(心が引っ掛かる)させればさせる程、その総てが皆さんの現実性の中で拡大し強化して行き収拾されず手に負えなくなります。
ここで現れた幻影は過去の精神・意識に因る想念の反映・作用に過ぎず、善であれ悪であれ現れたら消えて行く過程・展開にあると知る必要があります。
それはカルマの築き上げた虚構な幻影だと言えるからであり、次元の上昇と上下の階層領域の分断・分裂・分離に伴い、これまで以上に浄化が進みリアクションとして「自壊作用(ケミカライゼーション)」も、激しく起こって来ますから狼狽えないで下さい。
私たちは何が起ろうとも、利己的で偏狭と独善な思考・意識をしないで、寛容な心を持って柔軟性と受け入れる包容力を持ち、時には「仮相な五官の世界を去って実相(高次元)の世界に居る」と言う、瞑想(座禅)を実践して魂のレーダーを磨き、高級霊(ハイアーセルフ)からの霊波をキャッチして、人生の軌道を修正する心構えが必要になります。
皆さん、意識・感情の在り方の重要さと方向性に気付いて心(魂)の眼を覚まして下さい。
これからは地球と人類のアセンションが無事に進展して、新しく住み良い地球と人類に生まれ変わる時期へ入るでしょう。
次元上昇に伴う浄化作用を上手く遣り過すには、利己的な煩悩から来る貪欲と穢れと驕りとか憎しみや恨み怒り悲しみを始め、虚構な金品や財産・地位・名声・権威・利権・溺愛に振り回されず、真実の価値や人との愛や繋がり絆などの利他に気づき、過度の依存や執着・未練を潔く精神的に断ち切ることから始めます。
それは、今まで利己的で虚栄心・欲望とか感情の赴く侭に生きて来た人とか、世渡り上手とか賢しらで上流階級などで地位とか金品とか不労所得で、徳が備わってなくても裕福・優雅に暮らしていた人は、浄化排毒作用により受難が押し寄せて様々な災禍に見舞われて、より一層に行き辛い社会に変化して行くからです。
私たちは誰でもが霊性への気付きから目覚めと、さらに神性への覚醒と自覚を促され、ネガティブな感情や誘惑から来る暗黒面の克服をすることです。
地上生活は魂が修練する学びの場所であり、全ての事象と人との出会いと関わりは学びの教材であり、魂・霊性の進化向上する機会を与えられた過程ですから、何事にも試練であり無駄はなく何かを学び教訓としているのです。
人は皆が素晴らしく成れる存在です。
人は誰もが聖人へさらにアセンドマスターへと成れる資質を備えています。
人は生まれながらにして個々に天から与えられた各々曇りのない「明珠の存在」であり、世界に一人しかいない貴い個性的な才能・魅力のある、自己(アイデンティティー)が内在されて他者とは異なる天分・役割に伴う能力が授けられています。
誰もが高次元的に、魂・霊性・神性として内在されており「如意宝珠」とも言われますから、その素晴らしい存在に気付き認識して信じて、自らの感受性を常に磨き個性や適性を知ることで、ベストを尽くし天分の才能を発掘し表現することが出来ます。
現世の中で唯一、己れで自分の世界を創り出す能力を持った生き物ですから、ほんの少し余分に積極的に進歩向上する気持ちがあれば、内在する秘めたる才能・能力を高めることになります。
霊性に目覚めて自分の存在に気付いた時に、「何を為すことが一番大切であるか」と思案し、自らの資質と存在意義に気付き今後の人生をさらに価値あるものとするには、自己に内在する個性的な本領・魅力を見い出して発揮するのがよいでしょう。
人生で年月を経て様々な経験を積んで、自分の個性・才能・特技を発見し認識し得た境地に達した者にしか、その秘めて内在し掌の中に納められた能力を自由に駆使することは出来なく、己の価値・魅力は自ら生み出せば成果が得られて、やがて自らの力量を評価する時が訪れるのです。
人生って昨日よりは今日そして明日へと、よりよく生きたいと思う気持ちこそが、より高い理想や究極に近づいて行こうとする心構えとなり、それが自己実現でもあり人間の存在する理由で意義もあるのです。
但し、霊的に眠っているのは魂の赤ん坊と同じであり、本来、素晴らしく成れる資質を持つ存在であっても、何も感じなく気付けず何も分かりませんから、先ずは霊性に目覚める事が必要です。
不安定な時代に入り今後も予期せぬ何が起きるか分からない、時流・流動と変化・交錯する波動の状況にあります。
一極集中とか中央集権して過密した大都市で暮らすには、異常気象で天気が荒れて豪雨禍とか大地震と火山の噴火などによる自然の大災害を始め、パンデミックや大事件や大事故や大火災などの発生とか、エネルギー危機で価格の高騰などにより、生活様式の変更を余儀なくされます。
現在の世界情勢と異常気象で困難と混乱の世になりつつあって、最悪の場合は公共インフラの一部が機能しなくなれば、脱出・退避になるかも知れません。
つまり、世の中の情勢と経済的とか天候や災害などの変動は、予測不可能なレベルに入っているとも言えますから、今まで以上に心・気を引き締めて暮らして行きましょう。
大衆というのは現実逃避の如く、何とかして他力本願的に「大勢に寄り添い」楽な方法で、難なく気軽に暮らしたいと「大樹の影」に縋ろうと言う安易で愚かな方法に頼り、依存する甘い考えを抱き求め望みますが「カルマと心の法則」からは無理があります。
皆さんは、高次元から降り注ぐ光明波動(天波)を素直に受けて、煩悩による穢れを浄化して次元上昇を果たすべきであり、全ての人々が高次の光明を受け入れて夫々に霊性の気付きと目覚めを得て、さらに神性への覚醒と自覚を経て、上位の高次元世界へ移行する時であるからです。
だからこそ、高次の光明(天波)を受け入れ易くするには、各自の意識・想念の在り方とスピリチュアリティ(霊性)が、重要な項目になり心の調和を整えて同調させた上で、意識と言動は高尚となれる様に努力する必要があります。