五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

企業の在り方、事業は共存と奉仕、ラベリング効果、安住の居場所 纏め

企業の在り方と職場の雰囲気

前日産会長カルロス・ゴーン容疑者が立場を利用して、日産の資金を私的に流用したとして特別背任の罪で4回も逮捕と起訴を重ねています。
過去にも様々な人々が立場を利用して、会社の資金を横領したり食い物にしています。
企業の誠の在り方は、株主の所有でもなければ、社長を始めとした役員の所有でもなく、まして社員・従業員の所有でもない筈でしょう。
真の企業とは、資本・経営・労働・智能の各要素が渾然と結ばれたる有機的な一体の存在で、人と同じで命(人格)があり生きているのですから法人と言われ、その一体感がバランスを崩して失われる時、その企業は躓き始める訳です。
過去に日本の場合、企業はまず従業員・取引先・下請けなど第三者にも利益を配分して、企業体としての健全性と活動エネルギーを維持しながら、株主への責任も果たしてきました。
企業全体の繁栄は世の中への貢献と社員全体の繁栄となるような構想で、自他共に一体であるという思想の事業を運営するようにしなければならないのです。

企業は社員・従業員の精神に明るさを与えて気分を引き立たせる様にすると、そこで働くことが喜びに満ち溢れた勤務状態となり、職場が楽しく幸せの雰囲気に包まれている様な環境に変わり、仕事の能率や質を改善させ社員の健康状態さえも改善されて、経理状態をも改善するに至るのです。
日本人は創造力が乏しいとか無いのではなく、各自の能力を生かすような企業の在り方と言いますか取り組む姿勢の不足と、それをサポートする組織的な部門と環境の余地が少ないという社会構造に問題がある様です。
日本では働き方改革が叫ばれて久しくなりますが、仕事は能率や効率を良くして持続する必要があるのに、無理な勤務体制で残業や休日返上などにより、心身共に疲弊して過労死の問題もあり疲れ果てては、創意と工夫の意欲も湧かずこれでは逆効果で、トラブルやミスをする人が続発するような職場は要注意です。
企業は「事業」を持続させて発展し向上させるには、この時期にこそ社員教育を行い人材は人財であり真理に基づいた「人間の道」というものを大切にし、徹底して説いて実行して行かなければならないのです。
人を資本にしたシステムとして芸人や職人を始め、提案型の様々な企画運営事業、研究開発事業、シンクタンクなどがあります。

事業は共存と協調で貢献と奉仕

会社がどの様にして創設されたかを辿って見ると、そもそも顧客の欲求や要望を十分に満足させたいと考えることから始まっていて、事業に対して思い切った賭けから始まったのであり、未知な分野へ挑戦する限りない魅力でもあり、継続は力なりと心得てビジネスで成功する秘訣はサービスで魅了することでしょう。
組織・団体と言うのは何時迄も旧態依然とした政策・動向をしていては、停止と同じであり錆が生じたり滞ると淀み腐敗と堕落へと向かいますから、持続して発展と繁栄を図るには時代の潮流を読み柔軟な思考で、革新的で奇抜な新機軸の発想が必要になって来て、不断に技術の革新とかアイデアを出し向上して行かねばならないものです。
世の全てのモノは生きており流転し活動して、あらゆるモノは時代と共に新しく進歩的なモノにとって変わらなければならない運命にあり、ライバルを超えるには自らの感性と個性的な脳力や超感覚を磨き、斬新で改革的・独創的なモノ・サービスの商品を造れる発想力が必要になります。
経営者は社会に役立ち、品質の良い商品・サービスを提供するは勿論の事、社員や従業員を始め取引先や下請けなどに対しても、関係各社の従業員の『家族生活の安定を供与する』という、大切な任務や義務を忘れて金儲け主義に成り下がり使い捨て駒・戦士と見てはなりません。
多くの大企業トップや役員の経営陣は過当な競争主義と利益優先に明け暮れて、貯蓄超過で価値観を見誤り三方良しが頭に無い様で人間疎外の結果として、この様な状況で人間生活の本質を見失って人々を働ける内は雇用して、無理な過労で健康を害し動けなければポイ捨てする、卑怯な方法であり共存共栄の法則に背き零落れます。

企業でも人材は人財だと言われる様に基本には個人の集団であり、人間性と人生観と個性の力量や思考や意志に左右されます。
貴方や貴方の家族、或いは属している会社や団体・特定のグループ・特定の民族、自国などが幸福になるとか繁栄するために、第三者・第三国となる他人や他国を始め動物や植物等を決して傷つけてはならないということで、自然破壊や環境汚染も同様です。
これは産業スパイで第三者を粗末にする様な心では、潜在意識の情報は自他の区別が出来ず心理的に「自己同一視」をするため自分自身や大切な人を始め、所属する国・企業とか所有するモノや事をも、知らず知らずの内に粗末にしてしまうのです。
今の経営者や株主たちは、組織を利用して利己的な考えで私利私欲を追求した結果、バブル崩壊以降は年功序列・終身雇用の日本的な雇用の慣行だった働き方は、能力・成果主義に変わると共に、日本の大部分の企業が不況を口実に従業員、労働者を追い詰める様になって、もっとも有能で大切な人たちは我慢が出来ずに逃げ出して、組織にとって本当に必要な「縁の下の力持ち」を追い出してしまいました。
私たち人間は特定な事物の実現や特定の団体や企業、特定の国の国政、国益とか国家体制の実現と固持のために単に利用される手段ではなく、それぞれの人間がどのような時や立場に置かれ様と人権的に平等であり、健康と平和で安心と豊かで幸福に暮らして生き続けて行くことと将来性や生き甲斐のある生活が目的です。

ラベリング効果を活用する

多くの仕事に恵まれ家庭生活も順調に進む機会を持てるかは自己開発の成果と想像力により決まり、人生で成功するか失敗するかは貴方の心構え一つで決まり、貴方の想念が消極的に陰気臭く「仕事も家庭も何もかもメチャクチャだ」と、愚痴を言って破壊的な方向に傾いていると、貴方の思考や計画や言動は自然に破壊的で非建設的な傾向を持って来ますからする事なす事、何事も失敗に終わることになり、心機一転して心は常に積極的に、そして明るく夢と希望に溢れた建設的な目標を持つべきものです。
何時までも詰まらない地位に停まっている人々は、周囲から「あの人は普通以上の人ではない、平凡の人に過ぎない」と思われて一種のレッテルを貼られ、周囲からの精神波動(テレパシー)を、知らない内にあなた自身の潜在意識に受け容れてイメージされ、無意識の内にイメージされた観念の通りに素直に、『自己の能力』として表現しているからなのです。この様な作用を心理学では〖ラベリング効果〗と言います。
チャレンジ精神を持って私の未来はきっと上手く行くという心構えを持ち続け、マンネリ化から抜け出し周囲の人々の想像を数歩も乗り越えて予想外の成績を現すと、あなたに対する周囲の認識の目が変わってきて、貴方の「より優れたる面」を見る様になって、賞賛するテレパシーを送ることになり、自己に秘められた能力の「自己開発の機能」が刺激されて活性作用が起こり、自らを再発見して益々あなたの能力も増進するし、驚くばかりの成果を生み出して社会的な地位も上がって行くのです。

世間で多くの経営者は「我社に必要な人材が居ないとか来ない」などと嘆いたり叫んでいますが、現象は唯心所現で「自己」及び「他の人」が認めた程度にしか現れて来ないのです。
現象的に現れている彼らや彼女らの仕事に対する、取り組む姿勢の状態は「過去に認められた程度」だけが現れていますから、いかなる人材であっても今後のことは、「創意と工夫⦅提案⦆を出すべき機会」を与えて賞賛を惜しまず、上司が「認める」程度に従って、「ラベリング効果」で勤労への意欲が現れて「無限なる能力」が引き出されて発揮されるものです。
一方、大衆は主観的で他者へ対する観念と信頼と認識の不足と間違いから、世の犯罪者の多くは環境とか境遇の他に家族とかの人間関係から、周囲の人々が過剰に悪者のレッテルを貼って観念と信頼と認識の勘違いから「ラベリング効果」により追い込むと、「善性や優れたる面」が埋蔵されてダメや悪性な状態が強調されて現れる様になり、自己萎縮して自己を卑下してどうせ自分は何を遣ってもダメだと自己劣等感に陥り、自暴自棄になって行き本物の悪人へと進んでしまうのです。

幸せへの目標と安住の居場所

人は豊かで幸せになりたいと心底から欲望を希求して、大多数の生活状態はその目標に向かって意識・言動を行なっておりまして、悔いの無い様に熱狂的であり消耗的に尽きます。
大衆はあまりにも多くの時間がワンランク上の上流階級を目指して、一定の生活水準を維持し忙しく慌ただしい生存を続けるために費やして、多くの労働者は疲れ切ってミスが続発したり、過労死とか精神的なストレスのうつ病などから自殺が多発して社会問題になっていると言えます。
人は自分を省みて見直す時間を持てない時は精神が不安定になったり、苛立ったり疲れから失敗して落ち込み無気力となり何事にも消極的になるものですから、本来は自分の人間性(人格、品性)を高める進歩のためになる活動・生き方にもっと十分な時間を費やすべきです。
家庭・家族より会社(事業)・職場の方が大切なんだと、暇な時間も仕事のことや同僚との付き合いや趣味のことを考えていますが、仕事一途で成功して達成感や満足感や生き甲斐を得られたとしても、定年を迎えれば退職しますから居場所は無くなり家族疎外で家庭が崩壊すれば、心にポッカリと穴が空いた様になり、落ち着ける安住の住処が得られず本当の幸福にはなれません。
永続性のない忠誠心から幸福を求めて内助の功とも言われる妻とか、子供が犠牲になって病気になったり心を失ったり、愛想を尽かして家を出て行ったりすれば定年後は孤独で空虚な生活へと陥るのです。

家庭というのは社会の縮図とも言われて他人同士が結婚をして夫婦となり、お互いの人格を高めるために魂を磨き合い、真の自由を得るための絶好な練成道場とすることが出来ます。
社会現象になっている社会孤立や孤独について、人は独り身で暮らしていても人間関係がなければ、精神的に何の刺激もなく何も感じることもなく魂は進歩向上がありません。
家族を愛で築き上げるのは、人間の研鑽・修練の基本的な1つであり国家や社会や組織の最小単位として、お互い慈しみ補い合い助け合い協力し合い紡いで子を育てて行くは、利他愛を呼び起こす訓練・修養でもあり家庭・家族の存在を疎かには出来ず、団体生活の基本となる適者生存の営みでもあります。
持続可能な経済成長と繁栄には人々の生活を優先して労働環境や家庭を守り、安心出来る社会と安全第一と労働時間と健康の管理と平和が必要で、仕事と家庭を両立させて将来に夢も希望も抱ける世の中にあってこそ、人生や仕事の計画が持ててこそ社会の発展も可能になると言えます。

つまり、有限の物理的で有限な社会では拝金主義とか利益至上主義により、大企業の経営者は覇権を目指した過度の競争から、下請けや従業員を金儲けの使い捨てにする誤った思想により、人間疎外から家庭生活が崩壊の危機に陥り格差・歪み・矛盾のある不公平な社会になり下がった状況にあるとも言えます。
それは、有限な社会では勝ち組の数だけ負け組が出るという「ゼロサム思考」からは、底辺にいる大衆の生活は困窮を極めている状況からは砂上の楼閣と同じであり、広義的に見れば上流階級にいても常にリスクを抱えていますから、本当の適者生存とは言い難く心機一転して三方良しの価値観で共存共栄を図る心構えが必要になるでしょう。
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