日本橋三越 で開催中の 三井記念美術館 開館記念 「三井家伝来の能装束展」 を観てきました。
19世紀以降(ほとんど明治時代以後)の衣装で、保存状態はよく、デパートの催事展示会にしては見応えがありました。カタログ(図録)の写真は記憶を甦らせるメモ程度の役にしかたたないことを実感させられます。撮影や印刷の技術的問題という意味ではありません。質量感はもちろん、襟を止める糸で開いた穴とか綻び具合とかも判って、ホンモノの迫力は自分の眼で見ることで味わえると実感しました。
曲に沿って装束を展示しているのも好感が持てます。美術や服飾等の専門家はともかく、一般的には、『羽衣』『山姥』『道成寺』『鉢の木』といった曲(作品)を通して能に触れ、舞台上で役者が着ている衣装として能装束を認識するでしょう。

明日、16日(日)17:30まで入場可能です。
まあ、いずれまたそのうち、三井記念美術館 で似たような展示会を企画しそうな気もします。
能装束については、日本芸術文化振興会の「能楽への誘い」に、「能装束」のページがあります。唐織(からおり)、摺箔(すりはく)といったふりがなもあって基本的なことは押さえられます。
ところで、主な単語の英訳はついているのに、本文の英訳が見当たらないのはなぜでしょう?
19世紀以降(ほとんど明治時代以後)の衣装で、保存状態はよく、デパートの催事展示会にしては見応えがありました。カタログ(図録)の写真は記憶を甦らせるメモ程度の役にしかたたないことを実感させられます。撮影や印刷の技術的問題という意味ではありません。質量感はもちろん、襟を止める糸で開いた穴とか綻び具合とかも判って、ホンモノの迫力は自分の眼で見ることで味わえると実感しました。
曲に沿って装束を展示しているのも好感が持てます。美術や服飾等の専門家はともかく、一般的には、『羽衣』『山姥』『道成寺』『鉢の木』といった曲(作品)を通して能に触れ、舞台上で役者が着ている衣装として能装束を認識するでしょう。

明日、16日(日)17:30まで入場可能です。
まあ、いずれまたそのうち、三井記念美術館 で似たような展示会を企画しそうな気もします。
能装束については、日本芸術文化振興会の「能楽への誘い」に、「能装束」のページがあります。唐織(からおり)、摺箔(すりはく)といったふりがなもあって基本的なことは押さえられます。
ところで、主な単語の英訳はついているのに、本文の英訳が見当たらないのはなぜでしょう?