『白クマサーファー』
シンプルで優しげ&涼しげな装丁は素敵です。
内容の、ある種の繊細さに合っています。
この本には、表題の「白クマサーファー」と「武人と髑髏」という2編の短編が収められています。
後者の方が、長いだけに、まとまり感があります。
表題になっている前者は全体の20%に満たないページ数なので、表題に惹かれて手にすると肩透かしを食らった感が否めません。白クマ・氷・熱・女性性と、 クリス・ダレーシー の 『龍のすむ家』 の続編 『氷の伝説』 を彷彿させます (逆か? 要するに似てるんだよね)。
いずれも小説というより物語、むしろ詩に近いと思います。そして、どこかで似たようなものを、観たか聴いたか読んだかしたような気がします。作品としては、多少同人っぽさがあり、もう少しツッコミというか奥行きが欲しいところです。もっとも、帯評が田中康夫氏だそうですから、底はそういうあたりかも。
使われている日本語はキレイで、描かれている世界も斬新ではないにしても破壊的ではなく、淡々と哀しく軽やかなので、ノスタルジアに癒しを求めたい心持ちのときには似合うのではないかと。
中高生くらいの読者にはお勧めかもしれません。
ある種の繊細さとはそういうことです。
それにしても、奥付に紹介されていたサイト http://www.shirokuma-surfer.com で オリジナル・グッズ まで発売中なのには驚きました。
目次も前書き・後書きもなく自費出版かと見紛うほどの本に、よく分からないぞ 明窓出版。
トップ・ページのフラッシュは可愛いけどね。
シンプルで優しげ&涼しげな装丁は素敵です。
内容の、ある種の繊細さに合っています。
この本には、表題の「白クマサーファー」と「武人と髑髏」という2編の短編が収められています。
後者の方が、長いだけに、まとまり感があります。
表題になっている前者は全体の20%に満たないページ数なので、表題に惹かれて手にすると肩透かしを食らった感が否めません。白クマ・氷・熱・女性性と、 クリス・ダレーシー の 『龍のすむ家』 の続編 『氷の伝説』 を彷彿させます (逆か? 要するに似てるんだよね)。
いずれも小説というより物語、むしろ詩に近いと思います。そして、どこかで似たようなものを、観たか聴いたか読んだかしたような気がします。作品としては、多少同人っぽさがあり、もう少しツッコミというか奥行きが欲しいところです。もっとも、帯評が田中康夫氏だそうですから、底はそういうあたりかも。
使われている日本語はキレイで、描かれている世界も斬新ではないにしても破壊的ではなく、淡々と哀しく軽やかなので、ノスタルジアに癒しを求めたい心持ちのときには似合うのではないかと。
中高生くらいの読者にはお勧めかもしれません。
ある種の繊細さとはそういうことです。
それにしても、奥付に紹介されていたサイト http://www.shirokuma-surfer.com で オリジナル・グッズ まで発売中なのには驚きました。
目次も前書き・後書きもなく自費出版かと見紛うほどの本に、よく分からないぞ 明窓出版。
トップ・ページのフラッシュは可愛いけどね。