とれてみれば、「こんなもんかぁ」と思うけど、やっぱそれまでは
それなりに緊張するもんだよね。
「努力は、しすぎることはない。練習は、裏切らない」
野球部のとき、顧問の先生から言われた根性論を、久しぶりに思い出してみたり。
午後からは、初の路上。
教習所をでて、山へと一直線(笑) ほんと一直線。
とちゅう、松茸やぶどうがとれるなんとかロードってのを抜け、
山道を上って、下って。
「速度をキープしてな」といわれていたのに、下り道で「(スピード)あげ過ぎ!」
っていわれてメーター見たら、75km!
「やべえ、なんかでてきたら、確実に轢くな…」
前に路上でこの道を走った人から「動物でるよ」といわれてたので、ドキドキ。
(とちゅう、タヌキがひかれてました…かわいそう)
同じ速度で走り続けるのなんて、難しくないだろうと思ってたけど、
ほんとにまっすぐの道なんてないし、ずっと同じスピードってのもない。
今までは「ずっとスピードいっしょならラクチンでしょ」って思ってたけど、
そうするには微妙なアクセルやブレーキコントロールが必要なんだな、と。
何でも、経験しないでガタガタ言っちゃいけません。
教習所に戻ってから、「こっちおいで」と言われて、ある機械に乗る。
『シートベルト締めて」といわれて従うと、
「これで10km/hだから。いいか?」
がっしゃ~~~~ん!!!!!
衝突実験でした。
ぼく:「えっ、10km/hでこの衝撃ですか?」
教官:「んだ。おめえさっき何キロ出してた?」
ぼく:「え~、50…キロ?」
教官:「うそこけ! 70キロこえとったわ!(ばればれ)
そしたら、衝撃は何倍だ?」
ぼく:「え~、速度の2倍だから…」
教官:「そう、49倍。 こなごなになって死んどるわな」
ぼく:「……」
皆さん、ほんと初心に戻って、安全運転、お願いします。
このあと、雪道なんかのシミュレーションを、ゲーセンにあるような機械で行い、
学科『交通事故の対処』を受ける。
ある若者が事故を起こし、相手の男性を死亡させてしまう。
保険に入ってなかったばっかりに、父親は金策に翻弄するが万策尽き、
最後には「家を売るしかない」。
泣き崩れる母。
見舞いにきた妹(高校生)に「母さんは?」と尋ねると「パートに行き始めたの」
あげくには「わたし、大学行くのあきらめて就職するの」ときたもんだ。
くっさ~いドラマではあったが、現実にこういうことあるんだろうな。
クルマを運転するのって、ほんとに「オトナ」じゃなきゃだめだよ。
18時から、きょう最後の路上実習。もちろんまっくら。
時間的には、帰宅ラッシュまっただ中。
交差点で右にカーブ切るのが、結構怖い。
対向車がびゅんびゅん来るので、ついつい左寄りに走ってしまう。
左は田んぼの路肩になってるとこが多いので、あぶない。
「もうちょい、真ん中走ってくれー。あぶないぞー」
と先生に何回も言われる。
が、基本的にはこの段階まで来ると、あまりどうこうしろとは言われない。
走ってる間、いろんな雑談をする。
米沢のことをいっぱい教えてもらった。
紅葉のこと、雪のこと、食べ物のこと。先生の失敗談も。
「…楽しいなー」
たった1週間前のこの時間、ぼくは落ち込みまくってた。
こんなにクルマを動かすのがむずかしいのかってガク然としてた。
憂鬱だった。
1週間後、こんな姿でいられるなんて夢にも思わなかった。
それもこれもみんな、合宿で毎日乗れるからだと思う。
通いで教習所に行く人で、途中で挫折しちゃった人を何人も知ってる。
実際ここでも、そういう人は多いみたい。
やっぱり、忘れないうちにどんどん吸収できる環境に飛び込んでよかった。
このワガママを許してくれた上司に感謝しなきゃ。
そんなことを思いながら、無事終了。
夕食は、仮免合格のごほうびに、スペシャルディナー!
(ていうのはウソだけど、たまたまきょうスペシャルデーだったのです)
わらじくらいの大きさの、米沢牛ステーキ!
おいしかったです、ごちそうさま。
PS
ここに励ましとか嫌がらせとか(笑)書いてくれてる方々、ほんとにありがとうございます。
修了検定終わって、ますます夜ヒマになりそうです。
どうか秋の夜長につきあってください!
それなりに緊張するもんだよね。
「努力は、しすぎることはない。練習は、裏切らない」
野球部のとき、顧問の先生から言われた根性論を、久しぶりに思い出してみたり。
午後からは、初の路上。
教習所をでて、山へと一直線(笑) ほんと一直線。
とちゅう、松茸やぶどうがとれるなんとかロードってのを抜け、
山道を上って、下って。
「速度をキープしてな」といわれていたのに、下り道で「(スピード)あげ過ぎ!」
っていわれてメーター見たら、75km!
「やべえ、なんかでてきたら、確実に轢くな…」
前に路上でこの道を走った人から「動物でるよ」といわれてたので、ドキドキ。
(とちゅう、タヌキがひかれてました…かわいそう)
同じ速度で走り続けるのなんて、難しくないだろうと思ってたけど、
ほんとにまっすぐの道なんてないし、ずっと同じスピードってのもない。
今までは「ずっとスピードいっしょならラクチンでしょ」って思ってたけど、
そうするには微妙なアクセルやブレーキコントロールが必要なんだな、と。
何でも、経験しないでガタガタ言っちゃいけません。
教習所に戻ってから、「こっちおいで」と言われて、ある機械に乗る。
『シートベルト締めて」といわれて従うと、
「これで10km/hだから。いいか?」
がっしゃ~~~~ん!!!!!
衝突実験でした。
ぼく:「えっ、10km/hでこの衝撃ですか?」
教官:「んだ。おめえさっき何キロ出してた?」
ぼく:「え~、50…キロ?」
教官:「うそこけ! 70キロこえとったわ!(ばればれ)
そしたら、衝撃は何倍だ?」
ぼく:「え~、速度の2倍だから…」
教官:「そう、49倍。 こなごなになって死んどるわな」
ぼく:「……」
皆さん、ほんと初心に戻って、安全運転、お願いします。
このあと、雪道なんかのシミュレーションを、ゲーセンにあるような機械で行い、
学科『交通事故の対処』を受ける。
ある若者が事故を起こし、相手の男性を死亡させてしまう。
保険に入ってなかったばっかりに、父親は金策に翻弄するが万策尽き、
最後には「家を売るしかない」。
泣き崩れる母。
見舞いにきた妹(高校生)に「母さんは?」と尋ねると「パートに行き始めたの」
あげくには「わたし、大学行くのあきらめて就職するの」ときたもんだ。
くっさ~いドラマではあったが、現実にこういうことあるんだろうな。
クルマを運転するのって、ほんとに「オトナ」じゃなきゃだめだよ。
18時から、きょう最後の路上実習。もちろんまっくら。
時間的には、帰宅ラッシュまっただ中。
交差点で右にカーブ切るのが、結構怖い。
対向車がびゅんびゅん来るので、ついつい左寄りに走ってしまう。
左は田んぼの路肩になってるとこが多いので、あぶない。
「もうちょい、真ん中走ってくれー。あぶないぞー」
と先生に何回も言われる。
が、基本的にはこの段階まで来ると、あまりどうこうしろとは言われない。
走ってる間、いろんな雑談をする。
米沢のことをいっぱい教えてもらった。
紅葉のこと、雪のこと、食べ物のこと。先生の失敗談も。
「…楽しいなー」
たった1週間前のこの時間、ぼくは落ち込みまくってた。
こんなにクルマを動かすのがむずかしいのかってガク然としてた。
憂鬱だった。
1週間後、こんな姿でいられるなんて夢にも思わなかった。
それもこれもみんな、合宿で毎日乗れるからだと思う。
通いで教習所に行く人で、途中で挫折しちゃった人を何人も知ってる。
実際ここでも、そういう人は多いみたい。
やっぱり、忘れないうちにどんどん吸収できる環境に飛び込んでよかった。
このワガママを許してくれた上司に感謝しなきゃ。
そんなことを思いながら、無事終了。
夕食は、仮免合格のごほうびに、スペシャルディナー!
(ていうのはウソだけど、たまたまきょうスペシャルデーだったのです)
わらじくらいの大きさの、米沢牛ステーキ!
おいしかったです、ごちそうさま。
PS
ここに励ましとか嫌がらせとか(笑)書いてくれてる方々、ほんとにありがとうございます。
修了検定終わって、ますます夜ヒマになりそうです。
どうか秋の夜長につきあってください!