一昔前、日本での携帯電話がガラケー全盛期だった頃、当時は最先端の技術で携帯市場をリードしていたにも関わらず、各社が独自の仕様で展開していたこともあり、世界の市場では全く浸透せず、いまとなっては、日本の技術がスマホ市場で遅れをとってしまうということが起きました。
そしてこの現象が揶揄され、ガラパゴス携帯と呼ばれ、ガラケーと呼ばれるようになった由来となっています。
ですので、ガラパゴスという言葉はあまりいい言葉として捉えられていません。
しかし、ここでひとつ日本独自のガラパゴス化したものが存在します。
それは何かというと、日本の検索サイトでも圧倒的にアクセス数のある「Yahoo!JAPAN」のことです。
世界各国のYAHOOを見てみると、各国全てサイトのデザインが統一されており、コンテンツの位置などもほぼ同じような配置で見ることができます。
しかも、各国ロゴの色も紫色で統一されているのにも関わらず、日本のYahooは赤色で、ロゴの位置も、世界は、左上部に配置されているのに、日本はど真ん中に配置されています。
まさにここでも見事にガラパゴス化が進んでいます。
しかし、世界シェアではGoogleに負けている本家Yahooに比べ、日本では、Googleよりも人気があるので、ある意味、成功しているガラパゴス化と言えるでしょうね。
おまけにドメインだって、全世界では「.com」で統一されているのに、ここ日本では「co.jp」となっています。
こう考えると、本当に日本という国は不思議な国だと思います。
協調性がある人種だと言われている割に、世界とは足並みを揃えようとしない。
実は、日本人って、ある意味個性的なのかも知れませんね。
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