ガロ作品総目録

ガロの創刊号から最終426号まで全て揃っています。

カムイ伝コレクション

2012-09-20 08:18:57 | 日記
カムイ伝が好きすぎて、集めに集めた数十冊。



(写真後面部)
カムイ伝全集 全38巻〔小学館 カムイ伝第一部15巻 カムイ伝第二部12巻 カムイ外伝11巻〕 1巻1,260円(税込)

(写真中央部)
カムイ外伝8巻(初版 2011年9月28日~2012年5月2日 定価 第1巻840円/第2・3巻650円/第4,8巻600円/第5~7巻840円)+カムイ外伝3巻(映画表紙版)初版 2009年8月26日~2009年9月23日 定価 第1巻580円/第2・3巻550円

(写真前面部)
その他、諸々。


写真奥の全38巻(全巻で47,880円!)の予約特典、ぐい呑み。
Tシャツもあったが着古してしまいました。

白土三平はとにかく凄い!
ここで彼のカムイ伝に対する思いに触れておこう。


「航海」 白土三平
 いまやっと「カムイ伝」三部作のうち、第一部が終わったところだ。
 しかし物語の真のテーマは、いまだに現われていない。なんと不可解なことであろう。
 たいして長くない航海ではあったが、船はその船体にもまた機関部にも、さまざまな傷や付着物を受け、その機能はまひ寸前の状態で、とある入江に停泊している。
 機関部の破損箇所を見つけて修理し、船足を遅らせるフジツボやカキをかき落とし、亀裂を埋め、再度の風と波の第二の航海を前に、中古船は深い吐息をついている。
 だがいずれ大海に、このボロ船の姿を見ることがあるだろう。
 たとえどのような嵐にも、この船は沈むわけにはいかない。もしマストを折られカジをもぎとられ、浸水する水をかき出しながらでも、船は進まねばならないのだ。なぜならば、船にはたいせつなもの(乗客)を乗せているのだから。しかしこの船がどこへ着くか、乗船者もそして舵手さえ、予測することはできない。
 だがとにかく第二部においては、物語は再び動物の世界へともどることになる。そしてあの白い狼カムイと我々は、再会しなければならない。そこで彼及びその仲間は、何を我々に語りかけて来るのだろうか? (1971年3月 カムイ伝 後記より)

No.11(1965年7月号)

2012-09-07 09:13:58 | 1965年No.5~No.16

No.11の表紙



(はなのまり編)目録

とは評論、エッセイ一般をさす。
とは漫画以外の作品をさす。


(管理人編)目録

※タイトル下の数字は記載頁ではなく、総ページ数を表しています。


No.11
1965年頃は貸本マンガの衰退期で苦しい時代であったが、水木しげるはガロで短篇の発表の場を得た。

No.10(1965年6月号)

2012-09-05 00:25:08 | 1965年No.5~No.16

No.10の表紙



(はなのまり編)目録

とは評論、エッセイ一般をさす。
とは漫画以外の作品をさす。


(管理人編)目録

※タイトル下の数字は記載頁ではなく、総ページ数を表しています。


No.10
この号より誌上で新人募集が始まる。創刊一周年記念号で入選作を発表。
一年間で125編が集まり、以降ガロは続々と新人をデビューさせる。

No.8(1965年4月号)

2012-09-01 19:34:20 | 1965年No.5~No.16

No.8の表紙



(はなのまり編)目録

とは評論、エッセイ一般をさす。
とは漫画以外の作品をさす。


(管理人編)目録

※タイトル下の数字は記載頁ではなく、総ページ数を表しています。


No.8
先月号から始まった目安箱は、社会時評コラムである。
当初は白土三平(黒川新)とその周辺の人々が書いていたが、のちに上野昂志、野本三吉へと引き継がれていく。