ルキボル国3王子、3男ズッケルアの城。
今後の作戦を会議している。
円卓のテーブルを、ズッケルアと側近である騎士のサーポー、老騎士で気難しそうな顔つきのブルガス、ズッケルア側の政権の責任者であるガルヌの4人が囲んでいた。 . . . 本文を読む
世界の神話。
このバロゲニアガルドという世界は、太陽の神、アルニヴァースが創造した。
それまでは絶望の神、メンデルゴスの絶大なる統治の中、人々を恐怖に陥れていた。
太陽神は絶望神を封印すべく立ちはだかった。世にいう伝説の「太陽聖戦」
「太陽」となっているのは、勝者が太陽神だったからである。
太陽神は人間界の7人の英雄達と一緒に、絶望神を打ち倒し、封印した。絶望神はいつかくるであろう復活の叫びを発しながら消え去った。
世界に平和が戻り、現在に至るわけなのだが…。
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馬の速さと、走る速さ、最初から比べることすら問題外である。
瞬く間にオークランド達は追いつかれた。
ルシアの異常な変貌と、偶然が引き起こしたのか、謎の講堂破壊。恐れる兵士もいれば、恐れるに足らずと意気揚々と討伐にくる兵士もいる。
「うわあ、オークランドさん、どうしよう…」
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ボズと一緒に旅をしていたもう1人の男の子、ステューはパール族の人間だった。
パール族とは、魔法の国ニゴラスで生まれた一族であり、差別され続けた一族である。
身体能力の異常な高さ、腕などの一部を刃に変化させることができる能力を持っているために、忌み嫌われ、のけ者にされていた。
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