#波動関数 新着一覧
量子力学の”幽靈波”
山田克哉『量子力学のからくりー幽靈波の正体ー』、講談社、ブルーバックスB-1415(2003.7)の中で著者は波動関数のことを”幽靈波”と名付けています。その理由は、波動関数は
波動関数における決定論と確率論
シュレーディンガー方程式を満たす波動関数の状態変化は決定論的であると言われます。このと...
量子のサイコロとそれを振る機械とは何か
アインシュタインは”神はサイコロを振らない”と主張して量子力学を批判しました。しかし、量子にはもともとランダムな性質があるのでアインシュタイ...
波動関数の絶対値の2乗は電子検出の確率分布に対応する
二重スリット実験における干渉縞は検出電子の確率分布により生じることを前回のブログで示し...
ボルンの確率解釈を実証する二重スリット実験
電子の二重スリット実験を多数回繰り返すと干渉縞ができます。この干渉縞は、電子の到達位置...
量子力学に潜む情報概念: 電子の波長は物理量ではなく電子の情報的属性である
電子には質量、電荷、運動量などの物質的属性(物理量)のほかに、運動量と関係する波長があ...
確率回転複素ベクトルと自由粒子に対するシュレーディンガー方程式の解との形式的類似性
清水明『新版 量子論の基礎ーその本質のやさしい理解のために―』、サイエンス社(2006), pp.1...
回転確率複素ベクトルと確率波
先のブログで確率複素ベクトルと確率の干渉について提案しました。今回は、回転する確率複素ベクトル...
![波動関数と波束の収縮の誤解を正す](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/52/1a/939b205f31e0d4763fab64fc208e5e4a.png)
波動関数と波束の収縮の誤解を正す
波動には重ね合わせの原理が成り立つという特異な性質があります。これを用いると電磁波の干渉や回折現象を力学的に説明できる。シュレーディンガー方程式の波動関数...
「波動関数=粒子情報波」「波束の収縮=粒子情報の収縮」説
次の事実に注目します:(1)基本粒子には本質的に確率的性質がある。(2)粒子を記述する波動関数...