#三国志 新着一覧
赤壁に龍は踊る・改 三章 その6 三万本の矢
「右都督《うととく》が」と、魯粛が困惑した表情で孔明を見た。周瑜と程普は当初反目しあっていたが、周瑜が心を込めて和解につとめたので、いまはともに手を取り合って曹操に対峙しているはずである...
赤壁に龍は踊る・改 三章 その5 大勝のあと
※兵をほとんど損なわず、緒戦を大勝でかざった船団を、陸口《りくこう》で待機していた兵士た...
赤壁に龍は踊る・改 三章 その4 緒戦 その2
※甘寧の乗り込んでいる船の活躍は、とくに目覚ましかった。かれは飛び交う矢を恐れることなく...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その3 孔明、目をつけられる
なにか言われるかな、と周瑜をうかがう。周瑜は、あらかた手紙を読み終わると、平素と変わら...
赤壁に龍は踊る・改 三章 その1 龐統の懊悩
龐統は届いた書簡を前に、唸ることもできなかった。それというのも、返事と言う返事が、予想...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その11 祈りと宴
※趙雲は運のよいことに、仮家を飛び出してすぐ、それらしい怪しい人物をみつけることができた...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その10 悪い知らせ
「それと、あまりよくない知らせがございます」胡済《こさい》はそう切り出し、孔明よりも趙...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その9 まずは良い知らせ
韓福《かんぷく》が出してくれた茶を飲みつつ、三人はたがいの近況を語り合った。「玄徳さま...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その8 思いもかけない来訪者
そうこうしているうちに、日数が経ち、戦も膠着《こうちゃく》状態となった。曹操はすさまじ...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その7 陸口の仮家
孔明と趙雲は、魯粛のこまやかな計らいにより、陸口城市《りくこうじょうし》のなかにある、...
赤壁に龍は踊る・改 二章 その6 陸口に向かったものの
思わぬ成り行きになったのに、劉備も関羽も、そして趙雲も、孔明に合わせて、まったく不平不...