ポジティブ野次猫ゆきちゃん、宇壷家へ。第1話

私、野次馬ならぬ野次猫ゆきは3才で捨て猫人生、4才の秋にどうみても頭に不思議な蓋のある今のご主人、宇壷みつこさんこと、みっちゃんに拾われたのです。

『あれはどーみても蓋よねー。』

私、みっちゃんはウツボカヅラからお生まれになったんだと思うの。

他の人はお帽子に見えるらしいわ。

あ、それにね時々あの蓋がお山になって煙を吹いたりもしているのよ。珍しいわー。

初めて出会えた素敵な方よねー。

これから楽しみだわ。ふふふ。

こうしてゆきは興味シンシンでみっちゃんについていったのよ。

　あー今日から私、宇壷家の住猫になるのねー。

安住の地になるといいわね！

ワクワク‥‥なにせ私は根無し草だから。

あ、言い方古いわね。

じゃあ、タンポポフワフワ綿毛ね。

そうそう宇壷家やお外から聞こえて来る色々な

お話しは、私にはとても刺激的。

そそられるわ。

だって私は野次猫だもの。うふふ(o^^o)

こうしてゆきは宇壷家の一員になるのでした〜。