ご無沙汰してしまいました。。。凄い嵐もやってきて過ぎ去り、やっと春になりましたね。
桜の花が満開ですが、心は春のまぶしさと桜の美しさに着いて行けてない感じです・・・
久しぶりに映画の感想など。あまりネタバレにならないように
自分の感想をメインに書きますので・・・・
ここの所、家族、夫婦危機をテーマにした映画を立て続けに観ました。
『ブルーバレンタイン』と『別離』。
『ブルーバレンタイン』
公開時から観たい映画でした!
夫婦によく出てくるような確かに!と思う会話などが所々あって
面白かったですが、妻の行動心理が今ひとつ伝わってこなくて
何でそうなっちゃうのか私はよくわからなかった。まあ、描き方が
決定打の部分をサラッと流していたからなのかもしれませんが。
きっと、こういう結果をだす夫婦が今多いのかも。
夫婦って出会った頃の強く引き合う何か、キラキラした思い出を心に刻んで
それをどこか忘れきることができずに、その部分があるから
一緒に居れるものなのかなと思います。
(夫婦によってだとは思いますが)
初心を忘れちゃいけないと戒める意味でもあるのか・・・。^^;;
でも、まだこの感覚があるうちは愛が少しでも残っているのかも知れません。
夫婦でもただの恋人でも関係を壊してしまうのはある意味簡単。
(簡単だから結婚制度という法に守られたものがあるわけですね)
お互いに思いやる気持ち、相手を大事に思う気持ち
そういうコミュニケーションがメビウスの輪のように流れるように
取れていれば灯火は消えないと思う。
でもどちらかが、灯火に水をかけてしまえば消えてしまいます。
消えてしまったら又点けようと努力すれば灯すかもしれませんが。
なので、私はこの映画は「救いようが無い映画」だとは思えませんでした。
『別離』
イラン人夫婦に訪れる危機から取り巻いていく人間関係、
そしてその人間の複雑な心理と共に社会問題をも浮き彫りにしていく内容。
いやー、面白かったです。骨太な映画。
しっかりと普遍的なテーマを持った傑作。
人間のちょっとした「弱さ」が嘘をついてしまったり
ごまかしちゃったり、そういうことって大なり小なり誰にでもありそうなこと。
それが、貧困の差とか社会的背景もかかわってくるからか
その「ちょっと」が大きくややこしくしかも不幸な方向へどんどん転がっていく。
こちらの映画は決して、甘くは無い現実を突きつけられる。
そして、なぜかこちらの映画も妻の心理は今ひとつ理解できない部分もしょっぱなから
あるのだが、これは社会的背景が絡んでいると思うし、あえてこの状況が物語的に
必要なのだと思う。
しかも、この女優さん、とっても美しい~
イスラム社会は・・家族、法律、宗教、労働、教育、貧富の差があり、
厳しい社会の中で必死に生きている事と思う。
争いがおきやすい日常を普通に機能させていくためには
信用できるということが大事。
しかし、生ぬるい生活ができない環境では
こういった人間の弱さが悲劇を生んでしまったりするんです。
なんか、こういう映画、日本の沢山の人に見て欲しいなと思った。
人それぞれ、どう解釈するのかは分からないけれど何かを感じとって欲しいなと。
イランもインドに負けずの映画大国らしいです。
最近は韓国の映画が面白いと思っていましたが
イランやレバノンの映画もこれからが楽しみです♪
以前観た、レバノンの映画『キャラメル』も私にとっては
大好きな作品の一つです。
桜の花が満開ですが、心は春のまぶしさと桜の美しさに着いて行けてない感じです・・・
久しぶりに映画の感想など。あまりネタバレにならないように
自分の感想をメインに書きますので・・・・
ここの所、家族、夫婦危機をテーマにした映画を立て続けに観ました。
『ブルーバレンタイン』と『別離』。
『ブルーバレンタイン』
公開時から観たい映画でした!
夫婦によく出てくるような確かに!と思う会話などが所々あって
面白かったですが、妻の行動心理が今ひとつ伝わってこなくて
何でそうなっちゃうのか私はよくわからなかった。まあ、描き方が
決定打の部分をサラッと流していたからなのかもしれませんが。
きっと、こういう結果をだす夫婦が今多いのかも。
夫婦って出会った頃の強く引き合う何か、キラキラした思い出を心に刻んで
それをどこか忘れきることができずに、その部分があるから
一緒に居れるものなのかなと思います。
(夫婦によってだとは思いますが)
初心を忘れちゃいけないと戒める意味でもあるのか・・・。^^;;
でも、まだこの感覚があるうちは愛が少しでも残っているのかも知れません。
夫婦でもただの恋人でも関係を壊してしまうのはある意味簡単。
(簡単だから結婚制度という法に守られたものがあるわけですね)
お互いに思いやる気持ち、相手を大事に思う気持ち
そういうコミュニケーションがメビウスの輪のように流れるように
取れていれば灯火は消えないと思う。
でもどちらかが、灯火に水をかけてしまえば消えてしまいます。
消えてしまったら又点けようと努力すれば灯すかもしれませんが。
なので、私はこの映画は「救いようが無い映画」だとは思えませんでした。
『別離』
イラン人夫婦に訪れる危機から取り巻いていく人間関係、
そしてその人間の複雑な心理と共に社会問題をも浮き彫りにしていく内容。
いやー、面白かったです。骨太な映画。
しっかりと普遍的なテーマを持った傑作。
人間のちょっとした「弱さ」が嘘をついてしまったり
ごまかしちゃったり、そういうことって大なり小なり誰にでもありそうなこと。
それが、貧困の差とか社会的背景もかかわってくるからか
その「ちょっと」が大きくややこしくしかも不幸な方向へどんどん転がっていく。
こちらの映画は決して、甘くは無い現実を突きつけられる。
そして、なぜかこちらの映画も妻の心理は今ひとつ理解できない部分もしょっぱなから
あるのだが、これは社会的背景が絡んでいると思うし、あえてこの状況が物語的に
必要なのだと思う。
しかも、この女優さん、とっても美しい~
イスラム社会は・・家族、法律、宗教、労働、教育、貧富の差があり、
厳しい社会の中で必死に生きている事と思う。
争いがおきやすい日常を普通に機能させていくためには
信用できるということが大事。
しかし、生ぬるい生活ができない環境では
こういった人間の弱さが悲劇を生んでしまったりするんです。
なんか、こういう映画、日本の沢山の人に見て欲しいなと思った。
人それぞれ、どう解釈するのかは分からないけれど何かを感じとって欲しいなと。
イランもインドに負けずの映画大国らしいです。
最近は韓国の映画が面白いと思っていましたが
イランやレバノンの映画もこれからが楽しみです♪
以前観た、レバノンの映画『キャラメル』も私にとっては
大好きな作品の一つです。