ことばの画布

Les Quatre Saisons
四季を写真と詩に 夏音(かのん)ワールドへようこそ

夜と貨物列車

2019-09-23 | Les Quatre Saisons 2019


昼間は2両編成で人を運ぶローカル電車
深夜にはその何倍もの車両を繋ぎ
荷物を運ぶ貨物列車
耳を澄ますと暗闇の中に
聞こえてくる轍の響き
低音はバリトンボイスのよう
聞いていると不思議な感動に包まれて
郷愁が胸いっぱいに広がって
幼かったあの頃が甦る
眠れないままに時計の
表示は刻々と変わり
闇は紫になり
もうすぐ夜が明けていく
©Kanon


ステキにフライデー

2019-09-15 | Les Quatre Saisons 2019

いつもと違う7センチ
ピンヒール履いてみた
颯爽と台風一過の街を行く
たったそれだけのことだけど
違うわたしになったみたい
なんだか楽しい
そんなわたし
分ってるようで分らない自分のこと
ステキをもらったフライデー





こんにちは♪

三連休、いかがお過ごしですか?
わたしは、ここ数日忙しかったので
きょうは自宅でのんびりとしています

こちらは秋の風情が濃くなってきました
いい季節を楽しく過ごしたいです



一曲どうぞ♪

矢沢永吉+洋子/GET UP



おまけ~~~


矢沢永吉/SUGAR DADDY (2009年 TOKYO DOME)
>2:20~お嬢さんの矢沢洋子さんとの親子デュエットです



ステキな休日を♪


幸せということ

2019-09-12 | Les Quatre Saisons 2019



リヴィングの窓から見える高速道路
おもちゃのような車が走る
マッチ箱のようなトラックが走る
遠いからそんなふうに見えている
わたしは面白くて毎日それを眺める
飽きもせず眺める
そして連なる大いなる山々
渡る風
空が描く空
そんな風景に
同化していく喜びを感じている
©Kanon


9月の風

2019-09-01 | Les Quatre Saisons 2019



こんにちは
夏音地方はすっかり秋の風情ですが
みなさまの所はいかがですか?
あっという間に季節が移っていくようです





          夕暮れの訪れは早くなり
          朝の輝きはいつもと違う
          ねんごろで、しかも胸の痛むような優美さ
          立ち去ろうとする客人のように
          このようにして翼もなく
          船に乗ることもなく
          私たちの夏は軽やかにのがれ去った
          美しきものの中に       ディキンソン作 「悲しみのようにひそやかに」より抜粋 
     



上松美香 - 風



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