昨夜NHKで、宮崎あおいさん主演で ”『眩』~北斎の娘~”が放映されました。
北斎を陰で支えつつ、晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘お栄の半生にスポットを当てたドラマです。
数日前から楽しみにして、期待して観ました。その感想は、ここでは触れないでおきますが、、。
きょうの記事はドラマ内容ではなく、フランスを代表する作曲家ドビュッシーと北斎の関係についてです。
ドビュッシーは、ご存じのように風景をイメージさせる視覚的な作品が多く、私の好きな作曲家の筆頭なのですが
その中で、近代音楽史上最も重要な作品の1つと言われている『海』についてです。
1905年に出版されたこの楽譜の表紙は、北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」から大きな影響を受けていると言われています。
北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」↓
楽譜の表紙↓
アメリカの有名雑誌が選定した「この千年でもっとも重要な功績を残した100人」の中に、日本人として唯一選ばれた北斎。
さすが天才画家です。
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お好きな方は、ごゆっくりどうぞ♪
演奏:フィルハーモニア管弦楽団