72時間

ドキュメント72時間という番組が好きで、毎回見ている。
ある場所に訪れる色々な人々の話を聞くのが基本スタイルだけれど、ときどき対象を制限して広さより深さを求めるときもある。

今回は震災の日を挟んだ三宮駅前。
（自分にとっては震災といったら東北ではなく阪神なんだなと最近思う）
あるラップ好きな若者の話が心に残った。

常日頃いがみ合っていた両親が、震災の時は子供を守るために全力で協力しあっていた、だから自分にとってはある意味でいい思い出なのだ、こんなこと言っていいのかわからないけど、と。
幼い子供にとって、地獄の中にあっても両親の愛情に包まれていれば何の問題もないのだという当たり前のことが、心のどこかに刺さったような感触を残している。

お茶のおもてなしについて

イギリスのウィリアム王子が来日され、大宗匠からお茶のもてなしを受けたらしい。
外国の客人は正座の必要の無い立礼式のお茶席になることがほとんで、今回もそうなったようだ。
そのニュースの感想の中でテーブルと椅子だなんておかしいという感想を目にした。
お茶に親しんでいない人にとって点茶盤を使ったお点前は、たしかに「テーブルを使った反則技」にしか見えないかもと思いつつ、自分も知らないことを訳知り顔で批判するのはやめようとあらためて思った次第。
関係ないが、ウィリアム王子というよりケンブリッジ公爵というほうが何となくかっこいい。

前回の会報に、Ｖ６の岡田君がやはり大宗匠を訪ねられた記事が載っていた。
普段はまったく別々に見ている人たちが一緒に写真に納まっているのは、何となく面映ゆい。
映画「永遠の０」で特攻隊員の役を演じて好評を得た岡田君は、お若い頃に海軍に学徒出陣をして特攻隊員だった大宗匠と色々な話もできただろうな、と思ったり。

大根焚き

今日は初午の日。
結婚前は毎年２月前半に京都に旅行していたので、よく大原三千院で初午の日におこなわれる大根焚きをいただいていました。

ちょうど、畑から抜いたばっかりの大根をもらったので、思い切って７センチくらいに分厚く切ってストーブでことことと炊いてみました。
やはり、旬の取れたて大根は違う！
びっくりするほど厚いのに、箸で簡単に切れて味がしみて美味しかった～（●＾o＾●）