
はい、今日も今日とて架空の鉄砲です。例によってPimp My Gunで作ったやつの遺伝子組換え品です。
大昔の記事に比べて前置きが雑になりましたが、文章の整理能力が上がったと自分を肯定的に捉えるスタイル。
今回の鉄砲はこちら。アメリカ人がベトナム戦争であんだけグダグダ文句つけて採用して、ガバガバな普及のさせ方したくせに、新しい鉄砲が出たら出たで未だにウジウジこだわってるあの名銃「AR-15」系列です。
アメリカ軍上層部は典型的なDV野郎か何かか。
ボロクソに書きましたがAR-15系列の銃はなんだかんだ好きです。HK416とかカッコいいし。H&Kだし。
ヘックラー・ウント・コッホだし(超重要)。
名称:GPR-15M1 LE(General Purpose Rifle-15 Model1 Law Enforcement)
※以下は14.5inモデル準拠の数値
全長:890mm(ストック折りたたみ時670mm)
銃身長:368.3mm
重量:3.28kg(弾倉除く)
使用弾薬:5.56mm×45 NATO(SS103)
装弾数:20/30(5.56mmSTANAGマガジン標準対応)
発射速度:850発/分
作動機構:ショートストロークピストン式
閉鎖機構:ロータリーボルト式
***数値は妄想な***
パテント切れで東西の区別なく無節操に作られるようになったAR-15のクローン。アメリカ好みの仕様で西側のどこかの企業が作ったやつをイメージ。実際いろんな銃の部品を混ぜ混ぜしてあります。
際立った特徴として、オリジナルはもとより他社製クローンのAR-15にもみられるボルトフォワードアシストを撤去してあります。動作方式もガス直噴式から変更しましたし、そもそも設計者のユージン・ストーナー自身が「要らねえし、つか危ないじゃん。お前らそんなことだからバブル期の日本に工業力で負けてロボコップ空に飛ばしたりすんだよ。モータリゼーション(笑)」と言っていた(※後半は言ってません)ので外しました。
その他、
・折りたたみ式ストック標準装備
・取り外し可能なサイド/アンダーレイル(この画像ではサイドレールのみ装着)
・セレクターレバーのアンビ化
・サプレッサー用のネジが切られたフラッシュハイダー
など、アメリカ国外製のクローンライフルとしては比較的贅沢な作りにしてあります。
なお「アメリカ好み」と言うだけあってM1は操作感をAR-15準拠にしてありますが 、個人的にボルトハンドルが側面にあるほうが好みなので更に魔改造を推し進めた結果こうなりました。
名称:GPR-15M2 LE
***諸元とかは妄想力が枯渇したため、まあ大体M1と同じと思ってください***
M1との変更点として従来のチャージングハンドルが消滅し、結果トップレールがわずかに延長。ダストカバーも消し飛んでボルトが露出したデザインになりました。
そして最大の目玉は左右に付け替え可能なボルトハンドルです。形状はやや斜め上方を向いた円筒形。これで排莢方向以外ほぼ操作系が左右対称になりました。ただし右側装着時はケースディフレクターがちょっと邪魔かも。
SCAR-Lを意識して操作感とボルトのデザインをアレンジした結果、AR15クローンというより(K2ライフル+89式小銃+AR15)÷3の結果みたいな鉄砲になりましたとさ。
※以下、2014/11/24追加
M2の高級モデルとして銃身フリーフロート化&アッパーレシーバー一体成型化を施したモデルを制作しました。名前はまだありません。
利点だった共用部品がさらに減ったよ! やったねGPR-15ちゃん!
物理的には強化されているはずなのですが、形状がシンプルなので外見にTEC-9のエッセンスが混ざって安っぽさ、というかマフィアっぽさが向上。
特にM2は細かい機構の詰めが甘いと思うので、忌憚のない修正意見をお待ちしております。
オリジナルデザインの鉄砲を使わせちゃうゲームの武器も、これぐらい手堅いといいんですけどね…。どうもとってつけたような「使い勝手悪そう…」な銃ばかりで。どうせパテント切れてるんだしもっと無難且遊んでる銃が欲しいといつも思います。GPR15系はゴーストリコンに出てきても不思議じゃない気がします。
折角いい出来なので、願わくば、威圧感の無いもっと短い奴が欲しい!とつい思っちゃったので…
ベースライフル:GPR-15M1系
▼変更オーダー
・バレルはハイダーを含めて10.5インチ以下
・ハイダーはバレル短縮化で増加するブラストと低下する作動ガス圧が対策できる物へ
・また聴覚異常誘発への対策も可能な限り
・マガジンは20連タイプの残弾確認が容易で軽量な物
・ストックはそのまま装備
・上記の条件で小型のバックパックもしくはスーツケースに梱包できる事
▼追加オーダー
・オープンタイプのチューブレスドットサイト
・マグウェルグリップ
・“フレーム”後端部へのスリングスイベル
・店長のお勧め
>オリジナルデザインの鉄砲を使わせちゃうゲームの武器も~
制作コンセプトをここまで読み取っていただけると嬉しいですねw
まさにその通りで「もし自分が架空銃だけでTPS/FPSを制作するなら」という考えで作りました。
北米市場を意識するならAR-15系は外せないし。(設定上)日本人が出るハリウッド映画におけるNINJAと同じレベルで出てきますからね。
でも、直接のきっかけはGTA5でMFRハンドガードの付いたライフルが出たのと、MAGPUL時代のコスタさんの動画をたまたま観たからです。
で、ここからが本題なのですが……。
一応オーダーされた品は完成しています。ですが自分の知識や検索力ではちょっと良くわからない点が出てきたので幾つか確認させてください。
■解釈が揺れている点
・ストックはそのまま装備→上記の条件で小型のバックパックもしくはスーツケースに梱包できる事
これは
1:『デフォルトのフォールディングストックを折りたたんで』
2:『小型のテレスコピックストックを最短にした状態で』
のどちらでしょうか?
・マガジンは20連タイプの残弾確認が容易で軽量な物
こちらに関しては
1:透明樹脂マガジン
2:残弾確認用の穴がある樹脂マガジン
のどちらが適当でしょうか?
また、現状で使えるマグウェルグリップがFAB社のタイプしかないため、20連マガジンと残弾確認機能の組み合わせはマッチしない可能性があります(視認可能な部分があまりないため)。そのまま進めてもよろしいですか?
■方法が思い浮かばないもの
・また聴覚異常誘発への対策も可能な限り
大型ハイダーへの変更以外で「腔圧を下げず、静音化」の外見的な表現方法がどう調べてもわかりません。可能であればもう少し詳しい情報や資料の提供をお願いします。
>確認
んー、今回は割とざっくりした条件を提示しましたけど、どうやって解決されるかという、ガンスミスのアイディアとか個性みたいなのが見られたらこの手の奴はそれそれで面白い気がしたので、条件を満たしていれば、どんな形でも構いませんから、基本的には自由にやって頂ければいいと思うのです。
何せ頭の中にいるこの銃の妄想依頼主さんが
「職工が制約の中で、もがき苦しんでる姿が見たいの。ぞくぞくするわ、もっとあがいて、あえいでみせて!」
と言ってるぐらいなので、これをヒントに頑張ってください!楽しみにしています!
他の二点はともかく、
>また聴覚異常誘発への対策も可能な限り
だけはせめて参考になる資料が欲しいです。
手がかりが全くないうえに鍵括弧部分のような文言でお茶を濁されると、たとえ趣味でやっていることでもイラッとします。
実際にこれで撃ち合いをするわけでもないので、お茶を濁したと言うよりは、作られるポックリさんが自由にされるほうが良いと思っただけですし、僕だってガンスミスじゃないんで、どの道一定以上の事は言えません。
おふざけなしで、ちょっと身も蓋も無い言い方をすれば、僕が文字通り“本当に命を預ける”なら、“必要以上の金が掛かるカスタムガン”に頼ることすらしません。今回なら実戦検証されてるMP5PDW辺りにパーツくっつけて使い捨てです。はるかに合理的なので、道具に自分を合わせます。100%希望通りの物が見たいならそもそも自分でやりますよ。これじゃネタにはならないですけど。
最後の項目にしても、何も完璧にして欲しいわけでなく、あくまで“可能な限り”にしてもらえたらよかったんで、仮に不可能ならそれでも良かったんです。
いろんな都合とかがあると思いますし、そもそも長いヤツを切ってくれという割と無茶な事お願いをしてますから。
仮にハイダー大型化以外の解決策が無いという結論なら、それで良かったんですよ。もしそれ以外の方法を思いつかれたなら、それはそれで見てみたいというのも正直なところなので、あまり具体的なことはお伝えしませんでした。どうしても必要な物なら栓抜きのように解釈の余地の無い表現でお伝えしています。
でも、僕が余計な気を使って、しかも行きすぎてしまった結果、逆にお気を悪くされてしまったのは謝ります。申し訳ありませんでした。