環境省自然環境局総務課動物愛護管理室 御中
「動物取扱業の適正化について(案)」への意見
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「動物取扱業の適正化について(案)」各論に関して以下の通り意見申し上げます。
(1)深夜の生体展示規制
<意見>:20 時以降の生体展示は絶対に禁止すべきである。
補足:昼の展示も休憩を挟む等、連続展示を控えることを義務化する
(展示時間や時間帯等の具体的数値を提示)
理由:
人間の乳幼児は眠っているあいだに成長する。
とりわけ脳の形成には大事な時間である。
乳幼児がいま置かれている動物の生態販売と同じような状況で育てられたらどうなるか、
性格形成に多大な影響を及ぼすのはたやすいことである。
動物とて同じことである。
成長期に多大なストレスをこうむったら、神経に狂いが生じ、噛みつき、吠えるなど成長に合わせて
さまざまな症状が表れてくるのは当然のことでしょう。
究極の意見かもしれませんが、大事な乳幼児をそのような環境で育ててどのような影響がでるのか
実験をしたら、全世界の母親から避難されるでしょうね。
実験するまえから、どのような結果が出るかわかりきっているからです。
動物だから許されることだとは決して思えません。
(2)移動販売
意見:移動販売については全面的禁止にすべきである。
理由:
移動のストレスや騒音、また、病気の動物に対し適切な治療がなされていなかったりする懸念が払しょくされない。
いなかのお祭りに販売されていた、ひよこたち、子ウサギたちとリンクします。
仮に基準を決めたところで監視は難しいと考えるからである。
真剣に動物と生活したいと思ったら、ちゃんとしたショップに行くでしょうし、
安易に購入できるものであれば、安易にすてることも懸念材料です。
(3)対面販売・対面説明・現物確認の義務化
意見:義務化はトラブル回避にかかせないものと確信します。
意見:
出品者が動物取扱業の登録を受けているかどうかの確認ができる制度かつ、そのための監視方法の具体化
その大前提として、動物取扱業の登録基準の厳正化も求む
理由:
「届かない」「違う犬種が届いた」など、トラブルが絶えないのが事実。
また、「命」を「もの」のように宅配便で何の健康上の考慮もなく安易に扱うことは、動物のストレスを考えたら
動物虐待に等しく、愛護法に反すると考える。
(4)犬猫オークション市場(せり市)
意見:オークション自体を禁止
理由:命の売買はあってはならない。
避妊、去勢しないで生まれてしまった動物を里親探しもせず、お金になるからとオークションに出品する
個人もいる。
もっともひどいのは、虐待のために安く購入している人間も現実にいるということです。
(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
意見:8週齢未満の犬猫の流通・販売を禁止すべきである。
理由:
欧米では8週齢未満の犬猫は販売禁止になっている。
将来の社会生活に悪影響が及ぶことが証明されているからである。
それなのになぜ日本はこのような大事なことが法的に規制されないのか疑問である。
生態販売しかり、生まれたての動物を早い時期から親から引き離し、かわいさを
アピールして安易な販売、その結果社会生活に対応できない動物への虐待、最終的には保健所持ち込み。
この悪循環を断ち切るためにも、絶対禁止すべきである。
この案に賛成より反対意見が多いからと言って、以前のように却下されるという
数だけで判断する簡単な問題ではないということを真剣に検討すべきです。
(13)販売時説明義務の緩和(犬猫以外の小動物等での説明義務項の緩和の検討)
意見:販売時の説明義務は重要であり、緩和をすることは適当ではない。
理由:
どんな動物でもその特性があり、説明義務の緩和は飼い主側の都合の飼育方法にまかせるという
誤解も生むと思うから。
飼う側の命と同じように大事な動物の命だということを、伝える義務が販売側にはあると思う。
保健所に持ち込まれた動物が、どのような最期を迎えるのかを映像を見せることも
必要だと考える。
殺処分があたりまえのように行われているのは、多くの日本国民が保健所に持ち込まれた
動物たちが、最後どのように苦しんで死んでいくかを知らない現状がある。
(14)許可制の検討(登録制から許可制に強化する必要性の検討)
意見:厳正な審査基準の上での許可制にする必要がある
理由:
現在の登録制では、全く無意味な登録制にしか思えない。
現状では、法令を違反して登録を抹消されても、再度登録すればよく、厳密に取り締まれていない。
悪徳ブリーダー、悪徳業者が取り締まれないような登録制になんの意味があるのか。
現状を知るに、現行の「動物愛護法」がざるに思えてしょうがない。
許可制にしても、年に一度の行政の立ち入り検査・指導、数年ごとの更新、勉強会など
画期的な法的規制が必要だと考えます。
最後に***
環境省をはじめ、各県の行政担当者がどれだけ真剣にこの問題に取り組めるかに
かかっているのではないでしょうか?
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つたない素人の意見です。
どれだけ伝わったか自信もありません。
ブログの更新をストップして約一年。
私にも、ロンにもいろんなことがありました。
被災地で暮らしている家族・親戚・友人。
それぞれにいろんな思いを抱え生きています。
私にできることをひとつ、ひとつ行動に起こしていきます。
ラヴィ