◎ポツリ…独りぽつねんとピッチに座り込むヒデ。
あの運命の6/22ブラジル戦終了直後の一コマ。
完全燃焼し、張り詰めていたものが崩れた。
言葉にできない大波のような感情が迫り来る。
次の瞬間、ヒデは「大の字」になっていた。
◎昨日、ヒデ自身がHPの中で「現役引退」を発表した。
それも、ビデオレターみたいな彼らしいスタイルで。
ヒデが「燃え尽き症候群」にならないか!?と心配だったが、図らずも、それは
現実のものとなった。
ブラジル戦後の川淵キャプテンの「ポロリ事件」⇒オシム氏の代表監督就任へ
と急展開する日本サッカー界のダッチロールぶりを見て、「もう、潮時だ…」と
悟ったのではないか!?
同世代の川口や宮本の動向も気になるが、むしろ、「オシムジャパン」の船出
を見届ける前に、自ら断を下した気もする。
◎世界的にも、彼ら「マイアミ世代」は豊作だった。野球界なら「松坂世代」に
匹敵する層の厚さを誇ったが、今回のW杯では苦渋を舐め続けた。
ヒデよりもベッカム、ベッカムよりロナウドなんかのほうがショックは大きい
のかもしれない!?
ロナウドなんて、レアルの同僚であるジダンおじさんに軽くひねられちゃった
んだもの。
ベッカムの場合は、勤続疲労から来る膝の故障だ。
彼は、思うように動いてくれない足を見つめながら、大粒の涙を流していた。
まだ負けた訳でもないのに、後半の間、殆ど泣きじゃくっていた。
背負っているものの大きさと自分に対する不甲斐なさと…相反する二つの感情
の波に翻弄されていた。
◎同じ頃、MLBでは、あのイチロー様が選手投票での後押しもあって、外野手
部門の三位に返り咲き、2年ぶりにオールスター戦の先発出場が決まった。
今年は、春から夏にかけて、野球界とサッカー界の差が大きく開いてしまった
ようだ。
もちろん、野球とサッカーは同列に論じることはできない。
どちらも、「似て非なるスポーツ」だから。
それでも、一昨年のストライキや合併(買収)騒動から続く、プロ野球界の改革
路線は、着実に成果を出している。
W杯での惨敗による揺り戻しで、サッカー界から野球界へスポーツ界の覇権が
戻るとは考えにくいが、サッカー界は今、中心(核)を失い、「中抜き現象」に陥
らんとしているかのようだ。
◎そして、日本国民は、まるでクスリの切れた「中毒者」のように、次のもっと
刺激の強い"イベント"探しに出ようとしている。
自分も、今年は、久しぶりに、「隅田川の花火大会」にでも出かけようか!?と
原点回帰の気持ちが強くなった。
今年は、「エロ寒い」夏になりそうである。
(エロとは、関西弁のどエライ=すごくという意味)
「甘~~~い!?」ってか。
あの運命の6/22ブラジル戦終了直後の一コマ。
完全燃焼し、張り詰めていたものが崩れた。
言葉にできない大波のような感情が迫り来る。
次の瞬間、ヒデは「大の字」になっていた。
◎昨日、ヒデ自身がHPの中で「現役引退」を発表した。
それも、ビデオレターみたいな彼らしいスタイルで。
ヒデが「燃え尽き症候群」にならないか!?と心配だったが、図らずも、それは
現実のものとなった。
ブラジル戦後の川淵キャプテンの「ポロリ事件」⇒オシム氏の代表監督就任へ
と急展開する日本サッカー界のダッチロールぶりを見て、「もう、潮時だ…」と
悟ったのではないか!?
同世代の川口や宮本の動向も気になるが、むしろ、「オシムジャパン」の船出
を見届ける前に、自ら断を下した気もする。
◎世界的にも、彼ら「マイアミ世代」は豊作だった。野球界なら「松坂世代」に
匹敵する層の厚さを誇ったが、今回のW杯では苦渋を舐め続けた。
ヒデよりもベッカム、ベッカムよりロナウドなんかのほうがショックは大きい
のかもしれない!?
ロナウドなんて、レアルの同僚であるジダンおじさんに軽くひねられちゃった
んだもの。
ベッカムの場合は、勤続疲労から来る膝の故障だ。
彼は、思うように動いてくれない足を見つめながら、大粒の涙を流していた。
まだ負けた訳でもないのに、後半の間、殆ど泣きじゃくっていた。
背負っているものの大きさと自分に対する不甲斐なさと…相反する二つの感情
の波に翻弄されていた。
◎同じ頃、MLBでは、あのイチロー様が選手投票での後押しもあって、外野手
部門の三位に返り咲き、2年ぶりにオールスター戦の先発出場が決まった。
今年は、春から夏にかけて、野球界とサッカー界の差が大きく開いてしまった
ようだ。
もちろん、野球とサッカーは同列に論じることはできない。
どちらも、「似て非なるスポーツ」だから。
それでも、一昨年のストライキや合併(買収)騒動から続く、プロ野球界の改革
路線は、着実に成果を出している。
W杯での惨敗による揺り戻しで、サッカー界から野球界へスポーツ界の覇権が
戻るとは考えにくいが、サッカー界は今、中心(核)を失い、「中抜き現象」に陥
らんとしているかのようだ。
◎そして、日本国民は、まるでクスリの切れた「中毒者」のように、次のもっと
刺激の強い"イベント"探しに出ようとしている。
自分も、今年は、久しぶりに、「隅田川の花火大会」にでも出かけようか!?と
原点回帰の気持ちが強くなった。
今年は、「エロ寒い」夏になりそうである。
(エロとは、関西弁のどエライ=すごくという意味)
「甘~~~い!?」ってか。